2013年6月3日月曜日

「おどろきの中国」の読書感想文

今回はマジメな記事でございます.近頃いろいろとお騒がせな中国という国があります.なんであんなにセカセカしてるの?、なんで大虐殺者の毛沢東が批判されないの?、文句をいいつつ中国共産党支配を受容する民衆はなぜ?、今頃になって琉球の領有を主張する意味が判らん、中国人ってなんであんななの?という疑問がたくさんあります.その答えが書かれているかもしれないと思って、「おどろきの中国」という本を買ってみました.

著者は、橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司 の社会学者3名です.この本の中での3人のスタンスは『中国びいき』なので、『べつに中国びいきじゃない』わたしとしてはムカつくことも多々あったのですが、一体中国人って何なの?というハナシ自体はとても面白かったです.ちなみに、橋爪氏の奥さんは中国人だそうです.大澤+宮台はその橋爪夫妻に案内されて中国各地を観光し、中国の文化人と飲み食いして、すっかり中国びいきになっちゃったんですか?と思わんでもない.わたしの知人に、中国人と古くからビジネス上の付き合いがあり、現在大陸で商売している人がいるんですが、この人も中国人びいきなんで少々驚いたことがあります.要するに中国共産党の一党支配下で腐敗もあるし西方の少数民族を痛めつけたりもしているけれど、あの広大な国土を支配し成長させるにはそれも仕方がないのだ、という論理でして、実はその論理ってこの本で解説されている中国人の政治心情と同じなんです.
中国人は身内認定した者には徹底的に優しいというか、義理堅く接してくる.なのでその輪の中に入ってしまえば、中国人ってかなりいいじゃんという風にたいていの人は転向するのだろうかなぁ.この本の著者の3名にしろ、わたしの知人にしろ、田中派の親中政治家にしろ、そういう中国人の身内の輪の住人の言うことは5割引ぐらいで聴いときゃいいだろとわたしは思う.

中国人の統治論理は天子システム+儒教
この本を読んで、たぶんこれが最大のkey pointかと思いました.え~なんだそりゃっていう.

ハナシを判りやすくするために、欧米や日本の統治論理はどうなっているかというと、
まず近代の欧米は、
 ●王様は神から支配権を受託され、神の代理として統治する(王権神授説)
 ●王様は何人もいて、各々は平等に王様であり、領土保全の権利も平等に持つ
 ●それら王様のパワーバランスで地域が統合される
つぎに近代の日本は、
 ●軍事的に地域を平定した者が大名になる
 ●大名は大勢いて、各々は平等に大名であり、領土保全の権利も平等にもつ
 ●軍事的に優勢な大名が統治の代表者となる (征夷大将軍)

で、中国の場合は、
 ●始皇帝の時代に以下の統治論理が発祥し、文革を経てた現代でも生きている
 ●欧米の一神教とは異なるが、『天』という神に似た概念がある
 ●軍事的に勝った者が『天命』を受けてただ一人の王様『天子』になる
 ●天子は、民衆が満足しているうちは天子でいられるが、民衆の不満が高まると天子の命運が尽きたのではないかと噂されるようになり、クーデターで滅ぼされる  =易姓革命
 ●周辺国の王は天子に従属する   =朝貢外交
 ●朝貢外交において、周辺諸国の王様は、天子を崇拝する代わりにローカルな領土を統治する権利を認めてもらう.そういう外交関係からは領土保全という概念が生じなかった
 ●儒教を採用した結果、官僚が政事を行い、民衆は政治参加しない

なんだか理解しがたいシステムですが、こういうシステムで何千年もやってきたようです.中国の歴史を、独裁→腐敗→革命 の永久ループだという説がありますが、天子システムがまさにそれじゃんと思ったりしちゃいます.

毛沢東は天子である
薄熙来という中共のエライ人が失脚したのは2年ぐらい前だったと思います.その薄熙来が失脚させられた理由のひとつが毛沢東型の人民動員を企てたからだと言われます.それだけ一般人民レベルでは毛沢東ブランドがまだ生きているわけだけれど、毛沢東ってトンデモない人ですよね? 彼が提唱した大躍進政策の失敗で4000万人が餓死したと言われ、文革で伝統も知性もなんでもかんでも破壊しちゃった毛沢東.そんな奴が、中共の始祖として天安門広場に肖像が奉られ、人民レベルの人気もあるっていうのは、部外者から見ていて全然理解できません.いったい何が中国人をそうさせるんでしょうか?

中国人民にとって、毛沢東が天子のポジションを占めたからだとこの本は仮説しています.

80年前の混乱期に、国民党ではなく中共が勝てたのは、中共は農地解放をするので農民の支持を得たからで、そのボスであった毛沢東が天子とみなされたと、簡単にはそういうことのようです.そして儒教の国ですから、民衆が政治参加する意識は元来乏しく、儒教官僚の代替として中国共産党がすんなり入ってきて、一度天子扱いされてしまった毛沢東には側近も民衆も逆らわない.やがて毛沢東が死に、指導者が華国鋒→鄧小平→江沢民→胡錦濤→習近平と移り変わるにつれ、『天子の後継者のカリスマ』が薄れてきて、これで経済成長に陰りが差して「そろそろ易姓革命の季節」なのかもしれないと民衆が思っちゃうとホントにクーデターが起きてしまう.まさに独裁→腐敗→革命の最終段階はいつなのか?みたいなチキンゲームが延々と続く不安定な国、それが中国なんですね.
中国人にとっては、説明責任の無い天子による独裁が統治の前提であるために、あの腐敗した中国共産党をプラグマチックに受容してしまう民衆.にもかかわらず、民衆による易姓革命という暴力装置が政治風土にビルドインされているため、年間数10万件もの暴動が全土で発生し、その増加傾向に当局が神経を尖らせている.いや~しんどそうで関わり合いになりたくないわー.暴力でする政治参加はそろそろご卒業なさったらいかがですか?

あと、この本が言ってるのは、中共の統治システムは人民の生活の末端にまで行き渡っているので、かつてに比べて革命のハードルが高まっているというようなことが書かれてました.

中共が打倒されたらどうなるか?
この本に書かれてたことじゃないんですけど、自問自答です.

不動産などバブル崩壊→全土で暴動→中国共産党崩壊 という未来予測をする人がよくいます.まぁそうやって中共が崩壊するのは勝手にすりゃいいんですけど、天子システムによると、中共崩壊後の中国って、戦乱の後にかつての国民党みたいな軍閥のトップが政権を奪取して、独裁→腐敗→革命のループがまた始まるってだけじゃないでしょか? めんどくさい国だなぁ.セカンドインパクト→サードインパクト→永久ループwww
それとも、IMFががっつりと入っていって、中華金融が根こそぎユダヤ・アングロサクソンに乗っ取られるなんていう大どでんがえしになったりするのかしら? 中国人ほどの商売人がそんな轍を踏むとはあんまり思えないですけど.

琉球は中華帝国の領土だぁ?
これも自問自答.
先日中共の新聞に載った論文の「日本国政府による沖縄の領有を認めない」ってやつと、先週の中国外務大臣か誰かの発言で「サンフランシスコ講和条約を認めない」ってやつ、中国人の特殊な脳神経回路は想像を超えたとこアルヨとしか言えませんでしたが、中国人に欧米的な領土概念がないというこの本の説明である程度は納得できました.
未だに天子システムのセカイ観で朝貢外交を基本概念としているから、明の時代の領土だったからとかいう脳内根拠で世間に通らない理屈をしゃべって平然としてられる.またチベットやウイグルで民族弾圧していても、朝貢外交の相手なので良心の呵責なんか感じない.

チキンゲームと東シナ海
わたしが知っている中国の南の地方では、日本人は危なくてクルマの運転なんかできません.路上では人+自転車+クルマが全員でチキンゲームをやっていて、自転車に乗ったおばさんがクルマに向かって「バカヤロー」なんて叫んでました.
「日本人だったら行列に並ぼうとか、自発的にルール作りするけど、中国人は自発的な規範意識がすごく少なくて、よくこれで社会が成立しているなと思う」というようなことを宮台がこの本で言ってました.この本の著者3名に文句を言いたいのは、「そのチキンゲームを南シナ海や東シナ海でやらかすから困るんだ」ぐらいのアンチ中国論を言うべきだと思います.ですが、この3名は「日本人が理解不足なのだ」とこちらサイドの問題にばかり落とし込むのはいただけませんなー.

どうして中国でサプライチェーンが成立しているのか?
わたしの昔の仕事では、深セン経済特区に工場があったので、何度も中国に出掛けました.大量生産なので、部品不良とか、部品納期遅れとかは致命的です.にもかかわらず部品在庫を圧縮したjust in timeなサプライチェーンを志向したりしてるので実はしょっちゅう部品問題が起きてました.まぁそれでも総体としては、あれだけテキトーで契約概念のない中国でよくもこれっぱかしの部品トラブルで済んでいるよなぁと常々不思議に思っていました.
契約概念がないとは、帮(ふう)と呼ばれる身内には最大限利他的なので契約概念が不要であり、それ以外の対象には裏切りでもなんでもアリの最大限利己的なので契約が成立しないという意味です.
そんなわけですから契約概念の代替をどうやって調達しているのか?この本が指摘しているのは4つ.
 ・華僑が、間に入ってインターフェースしている.
 ・留学帰国者が、間に入ってインターフェースしている.
 ・中国人自身も変わってきていて、国際基準で動くようになってきている.
 ・「いまは約束を守っておくのが得だ」という意識
経済発展している時は、皆さん前向きでうまく回転しそうだけど、落ち目になると夜逃げが続発しないんだろかしら?とはわたしの心配です.

中国は21世紀の覇権国になるか?
この本はこう言ってます.
アメリカ以外の国はアメリカになんだかんだと文句をいいつつもアメリカに従ってゆく.なぜかというと、アメリカは予測可能だから.一方中国は予測不可能.文革や南巡講和なんてことがどうして起きるのか誰にもわからない.中国を予測するには、キリスト教圏にデータベースが少ないし、日本には分析力がない.中国もあまり自分のことを語らない.説明責任のない国だから.なので、中国が覇権を握らないように、みんながよってたかって下り坂のアメリカにテコ入れをするようになるだろう.アメリカを中心にした集団覇権体制になり、中国は覇権国になれない.

ま、読んで損ではない本でした.皆さんも読んでもよろしいかと.ムカつくけど.

かしこ


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23 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2013年6月3日 16:54

    仙台市はちょっと前に中華街構想があっていろいろな反対もあり一時頓挫しました。時系列で覚えてないので正確ではないですが、前市長が推し進めていて、現市長で白紙になったのかな?
    でも今回の大震災を受けて仙台市にパンダを!という機運が高まりなぜだかジャニーズがその資金の一部をバックアップしてくれるとか。現市長も乗り気のようでした。
    下手にパンダなんか預かった日には今まで頓挫した中華街構想がまた浮上して中国資本が入っている事は目に見えています。そのためパンダは断るべきだと思っています。
    最近はどのような状況なのか報道が一切ないので立ち切れしているのか裏取引中なのかわからない状況です。

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    1. ああそういうのはやめといたほうがいいでしょう.
      もう正体わかりましたもん.

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    2. ソニーOB:佐藤2013年6月3日 23:06

      ニュースで習近平がアメリカ訪問の前に中南米を訪問している報道をやってましたがコスタリカでは中国投資で着工した病院を訪問の映像と一緒に中華街の映像も流れてましたね。

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    3. 習近平はUSAに行って、ウォール街から金融攻撃をしてくれるなとお願いしているという説.
      USAのQE3の出口戦略のために日銀のマネーでUS国債をファイナンスするという説.

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    4. 先週ゴールドマンが中華銀行筋の株を全部売ったというニュースがあったような、、、そんな記憶が

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  2. 新潟では、中国貿易振興のため?広大な敷地が、中国進出のために取引が行われていると
    言われています。日本にとって良いのか、悪いのか??
    横浜のアフリカ会議は今日で閉幕されましたが、大国中国が、金に者を言わせて、xxxと共産党幹部が言ったとか?
    そちらでも、国力と金で、同じ様な事をやっている様な気がするが?
    やがて、全世界にC資本の工場と商品が並ぶ事に成るのは、xx年後なのだろうか?
    半世紀は、掛からないかも?

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    1. 新潟のはわたしも知ってます.
      そういうのはやめといたほうがいいでしょう.
      もう正体わかりましたもん.

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  3. アフリカでの開発支援の成功のカギは?
    中国等の開発支援の有り方を分析し、何が問題かを分析し、日本流の特色を生かした方法が良いのでは?
    開発の目的が利益回収を最優先するのでは無く、現地にマッチした有る程度の長期ビジョンとして考えるのが良いのでは?
    私は、経営者では無いので、分からないが。また、先の例に有った様に、テロによる
    破壊などの防止策も考慮しておく必要が有る事は、確かだ、では、どうやったら良いのか?情報収集も信頼出来る警備も必要だろう。

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    1. アフリカの件はよく知らないわたしです.
      まさか鉄道や原発を輸出するわけじゃぁないですよね?
      やはり資源漁りでしょうか?

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  4. ソニーOB:佐藤2013年6月3日 23:14

    株価が下がりましたねぇ。まあそれは良いとして。
    そういうニュースの時には必ずと言ってよいほど兜町あたりの証券会社のウインドーの株価表示のところでインタビューされる個人投資家のおやじが出ますが、ああいう人はどうしてあの場所にわざわざいるんでしょうか。
    大口の取引様だから行くと証券会社の応接室でお茶が出て、暇つぶしにお茶でもってことで行っているのかなぁ。自分には遠い世界なのでわかりません。
    株価も短期的に上がった下がったって仕方がないけど、ここでブレーキどころかリバースに入ってしまうと安倍さんもお腹壊さないか?って思ってしまいます。

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    1. 株の売買を店頭でやる.行く時間がかかってかつ手数料もかかってなにもいいことないぞと諭してあげたいです.
      安倍的にはUSAからの干渉は折り込み済みでしょうけど、あまりにもロシアと仲良くしすぎてUSAトラの尾を踏んで暗殺されませんように.北方領土をどこまでやるのかしら?

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  5. 昨日のTVタックルは、少し参考に成った。
    話題は
    1.原発再稼働の是非
    2.マイナンバ-制度

    1.どう考えるべきか?
    停止中でも危険な核燃料を適切な管理下に置いて管理しなければならない点?
    (だから、再稼働容認?核燃料ごみ処理は?電源三法が原発依存を薦めている?)
    LNG輸入増による輸出入バランスの悪化?

    2.マイナンバ-制度導入によるメリットとデメリット
    税徴収システムの導入費用と税収入増の試算が検討段階か?
    アメリカの運用不正トラブル額が3兆円?銀行口座リンク見送り、効果期待?
    大平内閣時代にグリ-ンカ-ド導入の頓挫がある
    (骨抜きにして、政治家に都合の良い様に修正も考えられる?)
    ドイツは、どうして、脱原発を声高に言えるのだろうか?世界の原発の動向は?

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    1. 総合課税するならマイナンバーに賛成デース.

      ドイツは自国が原発廃止しても周辺国(フランス)から原発由来の電力を調達できるからじゃなかったかしら?

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  6. 今日のみのもんたで
    アフリカの背の高い男の人が中国のアフリカ開発の問題点の様な事を言っていた。
    中国は、アフリカ開発を採算の面から再考修正したのか?
    男の言って居た事は、私の想像とあまり違わなかった。

    安倍総理は、民間主導で行くと言っているが、エネルギ-問題は、国の問題である。
    官民の役割分担というか効率的な協調体制と相互補間が無くては成功しないと思う。

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  7. 習近平氏が南米へのある国を訪問していますね。目的は資源外交?

    影響力とは、資源外交から始まるのでしょうか?影響力と言うと何か圧力とも考えられるが?

    資源外交の有り方は、地域開発と国民の生活向上と搾取の分かれ道は何か?
    (開発調査費の使い道など適正管理されることが、必要かも)

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    1. ソニーOB:佐藤2013年6月4日 12:53

      中米の国には台湾と国交を結んでいるところが多いそうです。
      インフラなどの整備などにお金上げるから台湾と縁を切らない?さらにおたくの資源を買いたいんだけど、と交渉して台湾の孤立化を諮っているという事だそうです。
      さらに以前キューバが共産主義を貫いてアメリカと対峙したように、アメリカのそばに親中派の国々を置くことでアメリカに揺さぶりをかける狙いがあるとのこと。
      中米のある国の国民のインタビューあったけど「中国は病院など立ててくれて感謝している。中国人は好きだよ。」なんていう人もいた。

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  8. 円相場が99円とばたついています。私は、株を持っていないので、あまり関係は
    無いのですが、年金暮らしとは、どの様にかかわってくるのでしょうか?

    病気に成らない様にと言い聞かせ生きてます。楽しみは、たまに行くバス旅行
    くらいでしょうか。

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    1. ソニーOB:佐藤2013年6月4日 12:58

      結局直接的に株投資してなくても年金の運用で株にも手を出しているから株が上がれば運用益も出て手持ちの金が潤うとは言いますが。
      ただ本格的に年金支給を68歳かそれ以上にする動きが活発化してきているそうです。

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    2. ソニーOB:佐藤2013年6月4日 13:08

      宮城県職員の給与引き下げに組合が猛反対という報道をやっていまして、その理由の一つが笑えます。
      ”復興事業が停滞するから”だそうです。早い話が給料下げるなら仕事サボるぞって言っているようなものです。それなら8%弱の給料でサボるやつはさっさと辞めさせて10%低い給与でもしっかり仕事してくれる人を雇用した方が良いと思います。
      これで良く俗にいう”公務員は高い倫理感が必要”って言えるよな。

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    3. 主張の根拠となる理由がデタラメだがそれに気づいてない人ってたまにいるなぁ.最近のわたしはそういう人をよく会います.町内会ってところで、、、、現在進行形すぎてブログに書くのは憚られちゃうのですがねー

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    4. 以下の出来事が裏でリンクしてないかと心配なこのごろデス
      ●飯島秘書官の北朝鮮訪問
      ●安倍のロシア訪問
      ●橋下の慰安婦発言がUSAからdisられている
      ●河野談話見直しが、中国に泣きつかれたUSAにダメ出しをくらった
      ●ウォール街発の日本株安
      ●ウォール街発の円高
      ●野中広務が「田中が尖閣棚上げに賛同したのさ」と中国で発言

      USAの国務省が、中国のロビー活動でいよいよ腰を上げて、動きすぎる安倍を止めにかかってやしないかという心配をしてみる

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  9. 宮城県職員の長から一般職員まで、まる2年経過の現地の現状を理解するために
    復興現場を良く見て考える事である。これならば、直接費用はかからず現状を
    理解出来、何かが得られるかも、

    行政コスト削減は、削減の必要理由、幹部職員、管理職、一般職の削減幅等で相互理解
    出来る説明が必要で有る。

    国会議員、地方公務員は、税金使途グル-プで有る事を意識し、行政コストに対する関心と使途の適正化に注意対する必要が有ると思う。

    行政コストの自然増の対処、日本経済の動向と会社の業績の動向が行政運営に強く
    関係してくる事は、容易に想像がつく、
    行政と国民は何をしなければ成らないのでしょうか?

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  10. 行政の労働コスト?
    年齢構成がバランス状態にあれば、高年齢者の退職が適正に行われて行けば、
    労働コストは、抑えていける?

    幹部職員の退職時コストが高すぎるのでは?

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