2014年10月7日火曜日

映画「式日」を拝見しました

庵野秀明が監督した映画の一つ「式日」を観ました.

根拠のない事前予想ではこうでした.
庵野秀明が親族のお葬式のために故郷の山口県宇部に帰省したとき、謎の少女に出会い、その少女との交流は現実だったのか、幻だったのか、よくわからないという詩的映像作品である.

がっ、ぜ~んぜん違いました.以下ネタバレあらすじ.

藤谷文子の小説『逃避夢』が原作で、藤谷自身の家族問題が下地になっている.(wikiより)

式日とは、冠婚葬祭のようなとても大事な儀式の執り行われる日のことで、映画「式日」における式日とは、意外にも謎の少女が「補完」される日のことだったのです.

主人公は庵野秀明.演ずるのはなぜか映画監督の岩井俊二.
↓アニメの仕事に疲れた庵野が故郷の宇部に帰省したとき、謎の少女と出会う.
↓謎の少女を演ずるのは原作者の藤谷文子ご本人です.藤谷文子の父親はスティーヴン・セガールなのだそうです.
謎の少女は、不幸な家族関係に悩んで家出し、廃ビルに一人で住んでいる.精神を病んだ彼女を撮影したい衝動に駆られた庵野は少女とダラダラとした日々を過ごすこことなる.
↓廃ビルの地下室は水を張ってあって、赤い傘で埋め尽くされている狂気.
↓地下室でアスカのように精神崩壊している謎の少女.
↓機嫌の良いときもあるが、庵野に何処にも行くなと束縛するときもある謎の少女.
↓宇部興産の巨大なプラント.宇部の廃墟のようなロケ地が、壊れた彼女の精神をも象徴している.
↓ある日、突然姿を消した謎の少女の代わりに戻って来たのは彼女の姉だった.がっ、それは謎の少女の別人格であった.
↓少女がいよいよダメダメになった頃、ついにその日、すなわち「式日」を迎える.庵野は、少女と少女の母を廃ビルで引き合わせる.少女は「どうしてあたしを辛い目に遭わせたの?」と問い、母は「ごめんなさい、お願いだから戻って来て」と懇願する.少女と母はお互いを許し合う.そうしてその日は「式日」となった.
↓解脱して謎の部分が吹っ切れて普通の少女になった.
そう、狂気をはらんだ少女が補完される物語だったのです.なっなんか「エヴァTV版第26話」みたいなハナシだったよ.観ていて、この少女は自殺するっきゃないだろと予想していたのですがハズレました.

エヴァの「Air/まごころを、君に」を観ると、ホントに庵野秀明って精神が病んでるなぁと思う.けれど、式日のラストの健全さ回帰現象を観るにつけ、意外に根は健全というか、健全さへの復元力を基本的に信じている人なんだなぁと思ってしまいました.

この映画の映像が芸術的かどうか? それはわたしにはよく判りませんでした.

かしこ


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8 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2014年10月7日 23:34

    昨日たまたまスカパーの番組表みていたら「(映画版)まことちゃん!」ってあったので嫁さんが「録画して!」というから録画して観ましたが、良くもまあ映画にしたなぁと思うほどの出来でした。一度もクスリともできない出来栄えでした。
    うちの嫁さんのはまってるのはEテレの「びじチューン」です。私はなんか好きではないので観てないです。数年前ですが「ギャグマンガ日和」というのははまったことがあります。

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    1. 梅図かずおってやせ細っているけれどまだ生きててたまに年末の笑ってはいけないスペシャルで見かけます.恐怖マンガよりもまことちゃんみたいな人のようです.

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    2. ソニーOB:佐藤2014年10月8日 12:42

      楳図 かずおはヘッドのGpにいたKさんがちょっと似ているかなと思っていました。
      年末の笑ってはいけないでは落とし穴に落ちるシーンがダイジェスト(12月30日の昼間)で良く出ますね。かなり危ない落ち方をします。

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    3. あの細身では骨折しそうで心配です

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  2. ソニーOB:佐藤2014年10月8日 12:39

    イスラム国で戦闘員として働きたかったという北大生は自殺願望者というか単に自暴自棄になっているだけのようですね。テレンス・リーみたいなやつならましだけどなんとなくシリアに憧れてだけだったらイスラム国の連中も「こいつ戦闘員として使えねぇなぁ。日本がアメリカなどの欧米に加担したら首チョンパ要因にしてしまおうか。日本は金も持っているし、欧米と違ってすぐに金出しそうだし。」で終わったのではないかと思いましたね。
    魑魅魍魎なインドでも一人旅すりゃ少しは生き方が変わると思うけど。

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    1. あとでこの記事を書きます

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  3. ソニーOB:佐藤2014年10月8日 13:01

    小保方も完全Outになってしまいましたね。早大総長が「博士論文は下書きを提出したというのなら完全版を出しなさい。こちらも審査などの不備もあったから1年間の猶予与える。その間に完全版を提出してその審査を受けるのであれば学位は授与したままにしてあげる。」との趣旨のようです。完全版を出せるわけもなく本人ももうどこをそのように訂正すればいいかすらわからない状態でしょう。こんな状況でまだSTAP細胞の再現をやっているとは・・・200回も再現した事があるのであればそろそろ報告あっても良さそうだが。
    ただ小保方だけでなく他の方々も博士論文に関しては指摘されているだけに他の方はどうされるのかしら?

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    1. いいですねぇ、この早大の要求の突きつけ方って.
      復活のチャンスを与える、といいつつも、その実態は切腹しろと言ってるのと同義だっていうわかりやすーさが、ヒラサカの心の琴線に触れる物言いです.とても愉快だ.

      現状写真がインチキ→正しい写真を貼らなくちゃいけない→現状の研究環境で正しい写真を再現する事は不可能→過去の写真から正しい写真を貼るしかない→その写真の正当性を証明できるか?→不可能→小保方の博士剥奪→すでに死んでる小保方死亡

      1年近くかけてなぶり殺しにするこの陰湿さ.ワーイ!最高!!!

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