2016年3月11日金曜日

日常的になにかムカついてしまう物シリーズ(9) TVリモコン

日常的になにかとムカついてしまう物がいろいろあります.奥さんからは、そんな細かい事によくもいちいち腹を立てられるものよと非難の的であります.

今回は、テレビのリモコンです.人間工学的デザインという、元々大した意味も無かったし、今ではすっかり廃れたマーケティング用語がありますが、今回紹介する事例は非人間工学的デザインなリモコンです.

某社のリモコンなんだけど、以下指摘する非人間工学的デザインは某社に限らず家電のリモコン全般に共通する部分があろうかと思います.
↓TVリモコンを必ず手に持って使うかというとそうとは限りません.机に置いた状態①で、ch1ボタンを押すように使う場面②もあります.ところがやってみるとこのリモコンでは、机上姿勢だとch1を押せないんです.ch2とch5とch8なら机上姿勢でもボタンを押せる.でも左右列のボタンは押せないんです.
↓その理由はバカバカしくも設計がダサいことによる帰結であって、要するに背面が円筒形だから机上姿勢だと転がって安定しないからなんです.この写真だと押せばch1を押せるように見えますけど、やってみると、リモコンが逃げてしまって押せません.

机上姿勢でch1を押せない上記リモコンは本当にクソだなぁといつも思うのですが、もうひとつクソだなぁと思うことがあります.こちらはほとんど言いがかりのレベルかもしれませんが、重要なことだと思うのです.

↓リモコンの背面にくぼみ④があります.リモコンを持って使うとき、このくぼみに人差し指がかかるようにして持つ⑤とホールド感がよいです.ところが残念なことに、このくぼみ=重心ではありません.手前側に電池BOXがあるから手前が重くて重心とは甚だしく異なる場所にくぼみが存在します.わたしにはこれが許せません.こんなのを道具とは認めないぞ.
↓インパクトドライバーだとグリップに重心が来るように設計されている製品が多いみたいですが、モーターとバッテリーの配置によるただの結果論なのだろうと思っています.
どこも不景気で貧すれば鈍するな電機メーカーですから、商品企画の細部のこだわりなんかかなぐり捨てて、死なないのに精一杯なのでしょうけど、人の手に触れる部分にはもっとアタマを使ったらどうだい?

製品本体のデザインには凝っていたとしても、リモコンだとかACアダプタのような付属物の設計がないがしろにされている製品は、デザインが優秀とされるメーカーでもよくあります.そういうユーザーを舐めた姿勢は必ずユーザーに察知されて、リピート需要を遠ざける結果を招いているんじゃないでしょうか?
古いVAIO noteのACアダプタなんかあまりにも巨大でわたしは激おこでしたよ.みっともない商品企画だと思いましたし、Appleだったらそんなぶったるんだ商品企画はけちょんけちょんに貶されてお蔵入りになるんじゃねぇのと思っていました.
↓そのACアダプタはこれ、123x58x30mmもある.厚みの30mmが邪魔でした.(今は小型化されたようだがな)
エイメン


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1 件のコメント:

  1. クソ と言っていいんですか、
    【酷い】税込1050円 → 税抜1050円 など巧妙な便乗値上げ続出
    消費税5% 税込み100円→消費税8% 税抜き100円 こういう糞店増えすぎだろ・・・
    50円のガム58円に+消費税に
    消費税価値転嫁講習会なんてのも?

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