2016年7月25日月曜日

【異能生存体】 3月末にデイトレードを始めたんです (やや長文)

3月末にデイトレを始めたんです.

6月24日にBrexitについての記事を書いたとき、設定上は傍観者だったのですが実はデイトレ歴2ヶ月目ぐらいでした.

【失業後は株をやらないつもりだった】
デイトレモードになった今、相場はほとんど24時間動いていますから、ベットで寝転んで本を読んでいる時でも脇にタブレットを置いて値動きをチラ見しながら、意表を突く動きがあればすぐにPCの前でチャートを確認する、なんていうせせこましい、常時ONな生活になっています.

サラリーマン時代は電気回路エンジニアとして常時ONな態勢で走ってきたけれど、失業してそういう生活からは一旦離れたくなった.わたしは何かを始めるとガッツリと常時ONになってしまう性格なんです.失業後はデイトレをやるには適していたけど、デイトレをするのは避けてきました.

アニメ「廻るピングドラム」で、「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」というセリフがあります.失業してからこっち、わたしはもう何者にもなれません.ただの初老のアニメヲタクです.別にそれで無問題.もうガツガツする気はないのさ.

失業後に会社登記したのは当ブログで書きました.それで肩書きは零細企業の代表取締役になりましたが、紆余曲折あってその会社は2015年12月に潰して清算しました.会社の潰し方について、いずれ当ブログで書こうと思います.会社設立は簡単だけど、会社清算手続きは税務が難しくて素人には無理ですw

そんなこんなで、人としての位置づけがより一層「何者にもなれない」状態になりつつあったのが失業して満5年、2016年の始まりでした.

2016年3月、デイトレやってみようかなとなんとなく思いました.ここでデイトレをするとは、日がな一日PCの前でチャートを眺める生活に没入する、という意味です.常時ONになるのを避けてきたのに、どうしてデイトレする気になったのか? 自分でも動機はよくわかりません.しかも相場環境悪いし(汗).

株の現物取引なら社会人になってすぐに始めました(約30年前).トータルは負け越しですがね.ビームの直撃を受けたわけではありませんが、2006年のライブドアショックを経験して現物取引なんてバカバカしくてやってらんねぇやクソッタレと思い、それ以来株からは足を洗い、10年が経ちました.

なので、デイトレに限らず株に復帰するなら売り買い両方やらなくちゃ話にならんと、ゆえに信用取引するなら日がな一日PCの前でチャートチェックだと、それはライブドアショックの頃から心に誓っていたことだったのでした.

ともかく低位株を少し買えるぐらいの金をかき集めてマネックス証券の口座に積みました.

【4月、三菱の燃費不正】
復帰まもなく、信用取引にはまだ参戦せず、チビチビと現物売買を始めた時期、数千円の儲けで「これで酒を呑みに行ける」などとニヤニヤしていました.

三菱の燃費偽装事件が起きて、三菱自工株がドカ下がり.あの三菱を倒産させるなど絶対にないと確信していたわたしは現物買い.まもなく日産が救済すると発表があり一日だけでしたがストップ高で、復帰当初のご祝儀的儲けになりました.

現物株と同様に取引できるETFの中には、日経が下がると儲かるという天邪鬼な銘柄があり、下落局面でそれを買えば「日経売り」とまぁまぁ同義といえます.でも勝率は五分五分でした.ダメだこりゃ、ちっとも将来が見えて来ねぇ...

【6月、Brexit】
Brexitはキツかった、鬼だった、キレそうだった...

売り買い両建てできる取引を探しまして「くりっく株365」が良さそうでした.建て玉の期限がないのと、一枚あたりの証拠金が8万円ぐらいなので、初心者には扱いやすそうなので口座開設したのが6月初旬.

くりっく株365で売買できる銘柄は、日経225、USダウ、UK株指数、ドイツ株指数 の4つだけ.今のところわたしは日経225しかやりません.なぜならチャートも満足に読めない素人が多数の銘柄の同時ウォッチなんかできるわけがないからです.

くりっく株365をやり始めてからは、在宅時間はチャートとニュース速報とのにらめっこです.ETFを売り買いしていたよりも、くりっく株365の勝率が最初から悪くなかったのは、銘柄を日経225に一点集中していたからだと思います.上がる下がるを真剣に考えるという意味で一点集中のメリットはありました.

6月中下旬の大局的相場観は、Brexitがunknown事案であるものの残留派が勝利し相場は上昇基調を辿るだろう、でした.国民投票の開票は6月24日の午前中(日本時間)です.事前に買いポジションを少し積んでおき、投票時間中に悪材料で相場が動くのを警戒して24日の未明から徹夜で相場を監視していたわたしでした.

開票当初(0600AM)は52:48で残留派優勢.ところが、開票速報が更新されるたびに0.2%ぐらいずつ残留%が削られてゆきます.わたしの買いポジションもジリジリと評価損が拡大.0900AMには信じがたいがこれは離脱だと確信しました.相場もいよいよ下落ペースを速めます.為替なんか1分間で2円も動いてる.思えばここで相当の金額のロスカットをすればよかったのですが、まだ初心者ゆえその根性なしでした.(というか事前にポジションしてたのがすでにNGという)
まるで反射衛星砲の直撃を食らって冥王星へ落下してゆく宇宙戦艦ヤマトのような状況です.日経225がドカドカ下落するので、売り注文→利食いを何度も繰り返しました.真田副長の「ダメージコントロール!」ですよ.買いポジは見る見る塩漬けになってゆきました.

フト気づくと、日経225のチャート更新が止まっています.なんと、なんと、サーキットブレーカー発動で日経の取引停止.こんな場面滅多に見られるものじゃありませんぜ.リーマンショックでもCBは起きなかっただろうに...
わが身の不運を呪いましたよ.先物をやり始めてわずか3週目でCB発動するほどの暴落に見舞われたのですから.

皮肉なもので、Brexit暴落局面における日経225売りポジによる利益は、三菱自工のストップ高による利益の何倍も残りました.塩漬けになってしまった買いポジは、7月の上げ相場でなんとか決算できました.

今にして思えばBrexit騒動は、荒療治的に良い勉強になりました.証拠金が底をついて強制ロスカットされるのではないかというあの激動の恐怖(しかもCBつき)を先物参戦3週目でかいくぐったのですから、あれ以上のヤバさはもうないなと思います.

デイトレは異能生存体にならなくちゃいけないと悟りました.目指すはキリコだ.ロッチナじゃないよ~

【7月、ひたすらチャート観察】
日経225のチャートが読めるようになってきました.こりゃまもなく¥16670で跳ね返されて下落に転ずるな、みたいな予想がリアルタイムで当る場面がよくある.勝率も上昇.ロスカットの度胸もついてきたかもしれません.異能生存体に近づいたか?

【投資本の価値はあるか?】
株やFXの本を10数冊読みました.1)テクニカル解説本 2)精神論 3)自慢本、に分類できます.テクニカルな解説本はとくに役立ちませんでした.精神論について書かれた本なら役に立ちました.最悪なのは「1億円儲けました」みたいな自慢本.

ある人物がある時期にある取引である手法で1億稼いだのは事実なのでしょう.
でも、
投資家人数 x 時期 x 取引種類 x 手法の数 = 莫大なバラエティ
が存在するわけですから、莫大なバラエティのうちの限定条件一つについての解説なんて、読んで知っても無意味だと思った方がいいです.投資論に普遍性はないわというのが実感です.

精神論でわたしが面白かった本はこれらです.テクニカルな部分は飛ばして、人間の弱さについて警告している部分がよかよか.
デイトレード入門―短期売買の極意 
相場で負けたときに読む本 実践編
1日3分、3法則で儲ける山中式日経225先物トレード
朝8時45分からたった15分!儲かる株がすぐわかる
でもこれ以上他の精神論を読み漁っても無意味だと思っています.1)プランを建てよ、2)ロスカットせよ、3)欲を出すな生き残れ  どれを読んでも基本はこんなところですから.

ひら的にはBrexitの荒療治経験が書籍の何倍もの経験値獲得に役立ちました.

【難しい取引と容易な取引はあると思う】
デイトレっていうのは、XXの株が安いから買ってみました、半年後にずいぶん上がっていたので売りました、では済みません.レバレッジを利かせているのでそんな悠長なことをやってたら破産にまっしぐらです.デイトレとは初心者には参入障壁の高い行為だと思います.

投資論に普遍性など無いと書いたばかりでアレですが、参入障壁が高い取引よりも低い取引を選ぶのはひとまず正解ではないかと思います.

その点で「くりっく株365」は以下の点で初心者が入りやすいと思います.

1)デイトレするのなら、売り買い両建てできる取引にするべきです.買い→上昇待ちオンリーなんかやってられん.

2)ところが株の信用取引だと、限月だの逆日歩だのという複雑化を誘うパラメータがあり、マスターするのに時間がかかる.くりっく株365には限月や逆日歩はありません.ひら的には、簡単なくりっく株365だからなんとかハンドリングできているけど、いまのところ他の先物系取引をハンドリングできる自信はありません.ましてオプションにおいておや.

3)上でも書きましたが、銘柄がたったの4つと少ないので脇見が減る.ひら的には、10もの株式銘柄のチャートを同時チェックする自信はありません.たぶんごちゃ混ぜになって判断ミスすると思う.

4)取引時間が長いほうがいい.さもないと経済指標発表直後に動けない.くりっく株365は21時間ぐらい動いています.

熟練者にとっては「くりっく株365」に固執する理由はないと思いますが、デイトレ初心者にとって簡単さはひとまずメリットだと思います、というのがここでの結論.

【為替は苦手】
為替取引も上記4点と似た性質といえます.すなわち、24H売り買いできる、限月・逆日歩はない、ドル円取引だけに絞ればよい...

しかしながら、どうもわたしは為替とは相性が悪いようです. それはなぜか?

1)通常の為替は数セントの細かい取引が進行するのだが、たまに一分で1円も動くことがありそれが怖くて気が抜けない.為替のマシン売買にデイトレ人間が追従できないのではないかという恐れも感ずる.

2)株価指数先物だと、日米欧の寄り付き/引け で生じる微動をチャンスとできるが、為替は一日中ダラダラと動いているように見えるので、一発集中すべき定番時刻がないっぽく感じる.

どうも苦手なんだよなぁ為替.為替で裁定取引してる人なんかどういう頭脳してるんだろ?

【くりっく株365からは離脱するかも】
書いてることと矛盾しますが、クリック株365から離脱するかもしれません.理由は手数料のため.

クリック株365を1枚売り買いすると往復で¥350ぐらい手数料がかかります.
取引に慣れてきて、一度の取引を10枚とか20枚で売り買いするようになってきたので、10枚の往復でかかる手数料の約¥3500が痛い気がしてきました.

そこで日経225先物取引ならば、くりっく株365における10枚と同量の売り買いで手数料が¥700ぐらいで済むみたいです.ただし証拠金はやや高い.

どうしようかと考え中.

【結果・儲け】
本日の勝ち +8万円 みたいな自慢話をする気はありません.自慢するほど儲けてるわけじゃないし.将来も億なんか行くわけないし.なので秘密です.

ブログランキング上位のデイトレブログの中にすら、「本日+8万円」だけが毎日延々と綴られているブログがありますが、あれって何が面白くてランク上位なんですかね? 著者が何を考えたのかをたくさん書いたら読者としては面白いんだが... 「ここでリーチだぁ」、「一発ツモ!」みたいなドラマのあるデイトレブログを欲すw    (そんな風にエキサイティングにやってはいけませんw)

もしも異能生存体が死ぬときが来たら、「キリコ死す!」とゲスな報告をしますね.

キリコの訃報がなければ、デイトレで生存しているんだなと思ってくださいませ~

かしこ


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10 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2016年7月25日 20:42

    イメージ的にパワフルに突っ走っていた平坂さんの弱音に感じてしまいました。

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    1. 安楽をモトムみたいな、えへへ

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  2. デイトレ始めてすぐBrexit引くのは相当なもんですね。そこから生還したのはすごいような気がしますが。
    申年は世間が騒がしくなると言われているようですが本当でしたね。まだアメリカにもEUにもたくさん爆弾残ってますしね。
    自分は人生がデイトレみたいになっているので、全然投資系に興味がわきませんです~。
    (>。<)

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    1. 人生が確変モードに入ってしまいました。

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    2. EU爆弾では利益を欲しいと思います.

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  3. えー、デイトレ、えー。
    デイトレは効率が悪いのでやめた方がいいすよ。
    そのお金でなにかおいしいものを食べましょう。

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  4. デイトレをやるのであれば「投資苑」は読みましょう。高いけど。

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    1. あぁありましたねそういう本、読んでないけど

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  5. このコメントは投稿者によって削除されました。

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