2012年10月19日金曜日

追悼、ありがとうegobar (その2)

10年前までのわたしは、barに行く習慣がなかったし、ましてウイスキーとかカクテルを旨いとか思わなかった人でした.
ウイスキーの印象は、「オールド」とか「角」を飲んでも旨いと思ったことは一度もなかったです.カクテルの印象はというと、日本の酒類業者が出していたマルガリータの瓶の酒-----今はもう終売と思う------を飲んで不味いな-と思って以来敬遠してました.たぶん、テキーラ+ライムジュース+グレープジュースを配合して瓶詰めしたものだと思います.
脱線しますが、「赤玉ポートワイン」って不味くないですか?  シェリーとかポートワインの名折れ的迷酒といえるでしょう.
以前にも当ブログで書きましたけど、家の近所にもbarがあると奥さんが言うので、行ってみたのが10年前.いまにして思えば、その店のウイスキーの品揃えはたいしたことなかったのですが、「マッカラン18年」を飲ましてもらってあらびっくり、オイシイじゃんと思ったのがきっかけで、中目黒+目黒+恵比寿+渋谷あたりのbarを片っ端から訪問しました.
それである日、目黒駅から権之助坂を下ったところにあった「egobarと書かれた謎の扉」に気づいたのでした.それ以来、egobarがわたしの常駐場所になったというわけでした.egobarを発見する前にちょくちょく通っていた店にはすっかり疎遠になってしまい、久しぶりに訪れた時に「egobarによく行ってる」と言ったら「有名なんですよ」とその店のマスターが言ってました.bar業界はそんなに広くないみたいなので、今般そのegobarが閉店するというのは近隣には知れ渡っていることなのでしょう.
egobarでは、普通の酒屋では売ってないウイスキーとかバーボンをたくさん飲ませてもらい、また甘い酒は苦手だったわたしでしたが甘いカクテルもOKな体にすっかり調教しつくされました.

つづく


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2 件のコメント:

  1. カクテル大変おいしゅうございました。

    合掌・・

    (-人-)なーむー

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  2. カウンターの向こうに良いマスターがいてこそ、おいしいお酒の味がする
    ということを、最近つくづく感じております。

    by Bar難民2号

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