一昨日の伊勢原の実家のリフォームについてご報告します.8畳部屋はどうにかおしまいってわけで、今度は3畳部屋の解体をやっているところです.当初計画では6畳と3畳を同時進行させようかと思っていたのですが、家人の住み処が無くなってしまうので、チマチマと3畳のみに着手することにしました.
↓3畳部屋には上下2段の押し入れがあります.こんなものを解体するのは未体験ゾーンなのでどうしたものかと思っていましたけど、組立時の逆順序を予想して、解体用の玄能でバンバン叩いたら案外簡単にバラバラになりました.床板は湿度のため合板の接着材が剥がれてボロボロになってました.
↓解体後の天井側.鴨居は完成後にも使うので残しました.
↓中間段も解体して取り外し
↓床板を撤去したところ、幸いシロアリはここまでは侵入していませんでした.でも、念のためシロアリ駆除剤を散布するつもりです.
↓押し入れから見た天井裏.クモの巣が張り、ディーゼル車の煤煙のような黒い埃が満載です.幹線道路から遠いにも関わらず、40年近く経つと激しく汚れているものですね.
↓天井裏でふと横を見たら、サイディング(外壁材)の内壁側を初めて目撃しました.鉄板+石膏ボードからなる厚さ10mmぐらいの外壁材です.たかがこれしきの外壁材でありながら、40年近く経っても劣化はないようで、感心しました.プラスティック系のサイディングなんか10年ぐらいでボロボロと聞いたことがあります.
それと、断熱材や結露防止のケアは全くありませんので、冬はすきま風で寒くて、夏は西日で暑いという仕様がみてとれます.
↓当物件の外壁材の外観はこうなってまして、外からは鉄板に見えます.錆やペンキ剥がれはありません.幅約150mmの建材を嵌め込み式で施工したのだと推測します.
↓これは床のフローリングを剥がしているところです.この物件のフローリングは一貫して、根太の上に直接フローリングを張っているようです.
↓つまりこういう断面形状です.下地のコンパネもないし.断熱材もないです.昔はこういう施工がフツーだったのでしょうか?↓天井についてる「引っかけシーリング」は、挿し込みタイプではなく、充電部が露出したネジ止めタイプなので、40年前はこんなだったのか~とビビッてしまいました.知らずに触ってしまいそう.
明日も解体作業を続行する予定です.
13日目へ 15日目へ
人気ブログランキングへ
>下地のコンパネを張るべきではなかったかと思います.
返信削除うちは根太が長手方向でその上になんというんでしょう垂木?が直角にあり、それにさね板がまた直角に載っています。
ひねり釘を使わずさねの所を釘止めにしてあるので、どうしても隙間が大きく、床下の断熱(袋入りロックウール)が効きにくい感じがします。(火さえ心配なければスタフレンの方が良く効きます)
Web上をを探してみても、すでに過去のものとなり、出てきませんでした。
返信削除ひねり釘(カシガイを90度くらいねじって根太と床板を緩く止める)工法
うちは土台に相当するところに大引きを受ける桁(大引きの役目)が90cm間隔の短手方向渡し にあり、その上の長手方向(18m 60cm間隔)に掛け接ぎをした大引き(根太の役目)があります。
根太と思っていたのは大引きで(コンパネはありません)、これに打ち付けてあるんですが沈めが少し足りなくて、隙間が広めです。
ひねり釘工法ですか.なんとなくイメージできますけど、知恵の輪みたいなかんじでどうやってつじつまが合うのかさっぱりわかりませんでした.
削除職業訓練で習ったのは、サネの部分に斜め釘でした.
さいきんは防音フローリングといって、下面に1.5mmぐらいの厚さでスポンジが貼られた材料がありまして、これの場合は接着だったかなぁ? とにかく釘で固定すると防音効果が減るんです.
3畳部屋解体始まりですか、ご苦労さまです。少し、FinalStageが見えて来たのでは?
返信削除解体となると小さな粉塵が出てきますね、冬場の寒い時期、マスク使用などで防塵対策して
風邪を引かぬ様注意して作業をして下さい。風など引くと、工期が延び、完成の遅れに繋がり
いい事有りません。注意、注意。
話は、変わりますが、膨張予算(こんな事言って好いのか?ですが)1票差で可決された様です。ああ良かったと言える様にして頂きたいです。
参議院で1票差だったという件ですね.維新系の賛成だったとかいう記事を読みました.わたしは日銀総裁副総裁がどうなるかに興味があります.
削除