【賞賛】 宇宙戦艦ヤマト２１９９第15話 主人公が死ぬ戦闘シーン

宇宙戦艦ヤマト２１９９第5章はテレビの１５～１８話が劇場上映されまして、たまたまその４話を一括したストーリー構成が絶妙でとてもGOODでした．いやもう大絶賛でした．その１５話がようやくテレビで放映され、主人公達が絶対に死ぬ戦闘シーンになっていたと感慨にふけっているわたしですので、その戦闘シーンを振り返ってみたいと思います．

１５話には、ガミラスによって惑星が一瞬で滅ぼされるエピソードとか、ドメルの奥さんの反政府活動とか、他にも見所がたくさんありますが、それは割愛しときます．

↓ガミラスによる威力偵察を振り切るために強引にワープしたら中性子星の重力の影響でドメル艦隊の空域に飛び込んでしまったヤマト．

↓波動防壁艦首へ最大展開、第２戦速で敵正面に突入、これを突破する．死中に活を見いださねば、この包囲を破ることはできない

↓波動防壁で突き進むヤマト

↓敵艦隊の芯をつく、火力を前方に集中

↓宙返りさせる島の操艦．３６０度囲まれているのでこれが最適防御なのでしょう

↓波動防壁臨界点、防壁消失

↓もはや地球を救えないと悟ったか、目を伏せて沈黙する沖田艦長．このシーンは沖田の背負ったものの大きさがうかがい知れて、見ているこちらの胸が苦しくなります

↓全砲門開け、ヤマトをしとめる、とドメル

↓くそーっ、、、      （この回はキャラ設定がだいぶ違いますね）

↓機関室どうした？   第２砲塔沈黙、  レーダー大破

↓慣性航法に切り替え、足を止めるな

↓狙うは旗艦ただ一隻、ぶつける覚悟で進め！

↓なんとヤマトが本当にドメラーズに衝突、しかも右舷のバーニアを吹かしてさらにぶつけるその根性には腰が抜けるほど驚いたぞ！   相対速度の意外なまでの小ささには目をつぶることとしよう．  しかしヤマトの左舷に配置された日にゃ命がいくつあっても足りませんわ、マジで

↓艦橋同士のすれ違いざま、にらみ合うドメルと沖田

↓機関全開、このまま振り切る

↓なんとか逃げ延びたかヤマト、と思ったら前方に多数の艦隊がワープアウト

↓後方にもワープアウト

↓波動防壁もなく、ただただ飽和攻撃に晒されるままのヤマト

↓第２副砲に直撃

↓この展開では南部でなくても、ここで沈むのかよ、と思ってしまいます

↓なすすべなく沈黙する沖田

↓だが敵の攻撃が止んだことを察知する沖田

↓なぜかガミラス艦がワープして去ってゆく．敵に何かがあった．

すごいなぁこの戦闘シーン．ガミラスの内紛で命拾いするのがオチなんだけど、戦闘シーンの流れ的には撃沈へまっしぐらです．
一般に戦闘シーンを面白くするには、戦闘参加者を多極化するのが常套手段なわけですが、このシーンはドメル艦隊ｖｓヤマトという一対一の戦闘にすぎないにもかかわらず、飽和攻撃によって戦艦が徐々に殺されてゆく様を巧みに描くことで、これだけドキドキさせるのですからアニメ史に残る名シーンだと思われます．２１９９スタッフ偉いぞ．
正直言って、七色星団の闘いよりも、こちらの方が出来がよいと思っているわたしです．

かしこ


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