今日の工事の目標は、システムキッチンの天井側、すなわちレンジフードと吊り戸棚を壁に取りつけることです.
↓まず、レンジフード周辺の下地を作るために、ステンレスの板金を剥がしました.右側の写真でステンレスの下地の砂壁のブルーが建築当時の色であり、それが換気扇周辺の茶色にまで汚れてしまったことがわかりました.換気扇周辺が砂壁じゃぁこうなるのは当然と思われ、古い建物の設計は無理があるなぁと思いました.
↓換気扇の近傍.油汚れでばばっちいので拭き掃除などせずに放置プレイと致しました.
↓レンジフードの下地を形成.
↓レンジフードの換気扇の穴を加工しているところ.中央部の四角い穴は、レンジフードに既設の穴ですが、これだと現物に合わないので、金切りばさみで穴を空けているところ.レンジフードの板金は0.3mm厚ぐらいと思われるペナペナな材料なので、金切りばさみで穴あけするのは容易でした.
↓こんな風に穴を開けまして、
↓壁に装着.レンジフードは体感で5kgぐらいしかない、比較的軽い物体ですので工事は簡単でした.ただし、背丈の低い母親は換気扇のスイッチに手が届かないことが判明.これじゃぁ宝の持ち腐れですので、スイッチを後日増設しようと思います.まったくどんだけ規格外な体型をしてるんだろか? 電気のコンセントはレンジフードの天井付近にチョコッと取りつけました.
↓つづいて吊り戸棚の取り付けです.これは大変な作業でした.吊り戸棚は体感で15~20kgに感じられ、しかも持つ場所が無く、床から170cmほどの高さに持ち上げて片手で押さえつつインパクトドライバでネジを打つ、しかも脚立の上で、という大変困難な作業でした.このように4ヶ取りつけました.
5ヶの物体を一直線に並べるための高さ規制をどうやったかというと、水平器で描いた水平線に角材を仮止めし、その角材の上に物体を置くようにして固定しました.角材は後で外します.
というわけで、重さにはめげたものの、システムキッチンの天井側には技術的にはさほど難しいことはありませんでした.
下図は吊り戸棚の断面図です.まだ施工してませんが、天井と吊り戸棚との見切りには一工夫が必要そうです.諸悪の根源は、この物件の天井高の精度が悪いことでした.水平器を当ててみると天井高が至る所でデコボコしているんです.そこで吊り戸棚の天井裏に下図のピンク色の見切り材を後付けして、吊り戸棚で天井高を規制する仕組みにするしかないかなぁと思っています.
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