【実体験】 中国の腐った鶏肉よりも怖いもの

中国産の加工鶏肉に腐ったり床に落ちた鶏肉が混入されていたというチャイナショックが、毒入り餃子以来久しぶりに日本を襲っています．わたしもぐぇ～っと思います．

仕事で中国に長期滞在している人は、最初の１ヶ月以内にお腹を壊す、とわたしの職場では謂われていました．なんとそれは事実であって、わたしも体調がおかしくなったことがあります．

わたしの中国出張先は製造業の工場ですから、上海みたいな都会になんか工場は無くって、田舎であればあるほど賃金が安くて好ましいという構造ですから、田舎に工場がありました．そこで食べる食事は、朝はホテルのレストラン、昼は工場の近所のレストラン、夜は日式レストラン、となりますが、そこで調理されている食材はフツーに中国の市場で売られている野菜や肉を使っていたんだと思います．

↓わたしは市場を見学するのが好きなので、中国でも市場を見学しました．魚好きなわたしとしては日本では見かけない種類の魚（たぶん淡水魚）を興味深くてジロジロと見てしまいます．ブツ切りで売られている事の多い魚の特徴は、血みどろなんです．日本のように血抜きをやらないみたいなんですよね．  （この写真は中国じゃないらしいですが、イメージはこんなです）
売られている魚は氷で冷やされたりしてなかったと記憶しています．だから夏の暑い時期の広東省で、しかも冷房なんかない市場で売られている魚ってどうよ？と思わざるを得ませんでした．まぁ、刺身で食べるわけじゃないから無問題なんだろうけど．．．

↓市場にある野菜はどんな感じで売られているかというと、この写真が近い．ビニールパックなんかではなくて山積みのその物量に圧倒されます．昭和４０年代前半ぐらいまでは日本でも人糞肥料が使われていて、寄生虫駆除が社会のメジャーな課題でしたが、現代の中国でも田舎では人糞肥料を使ってるんだろうなぁと思いつつ、市場を見学していたわたしです．市場の外では農家が路上で直接販売してました．

そういう市場で調達される食材を（たぶん）使った食事を出張者は摂取しているわけです．

さて、中国出張中のある週末の日のこと、わたしは中国側の珠海という町から、マカオへ歩いて遊びに行きました．マカオの中国側から入ると、街の路上でジモピーが麻雀を打ってたりして中国色が強いですが、マカオ島の先端へ行くにつれて中国色が薄れてゆきます．カジノで金をすったりしていたら、なにか指に違和感を感じます．じんましんで指がむくんで太くなっていました．やがて両腕にひろがって腕が真っ赤になってしまいました．こんなところで行き倒れたらヤバイと思って、中国側へ向かいホテルへと帰還できました．３～４時間ほどでじんましんは自然治癒したことになります．らっき～

うわ～、オレにもついに食中毒が来たよと思いました．

どうせいつも傷んだ食材を喰ってるんだろうなぁという覚悟はしていましたが、たぶんですけど、わたしがじんましんになった原因は農薬じゃないかと思うんです．食中毒だったら下痢とか吐き気の症状が出ると思いますがじんましんですから．２万倍希釈でつかうべき農薬を２０倍希釈で散布してるなんてアバウトな説も聞きますし．

腐ったナゲットを食べて病気になった人はいないらしいですね．腐った食材に対しては人間は確かにそのくらい強いのかもしれません．がっ、農薬のガブ飲みはかな～りヤバイんじゃなかろうか．

憶測ですが、、、

かしこ


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