ヤマト調査員Ａによるヤマト２１９９「星巡る方舟」鑑賞レポート

ヒラサカ機関は年間１５０億円の総予算を割いて世界各地にエージェントを派遣しています．東北方面担当のエージェントＡは、体の構成成分の６０％が熱烈なヤマト愛で出来ています．劇場で週替わりで配布されるグッズをゲットするために毎週劇場に足を運ぶ他、ヤマトプラモを全種揃え、しかも２ヶ３ヶ購入はあたりまえという厳しい生活態度を自分に課しています．

以下では、エージェント（ヤマト調査員）Ａから上がってきた、ヤマト２１９９「星巡る方舟」鑑賞レポートを転載します．

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平成２６年１２月６日、ヤマト２１９９の新作劇場公開初日．

何時に劇場に向かうかが問題だ．なぜなら今回は劇場限定BDの発売はないものの、劇場限定プラモの発売があるからだ．プラモはBDに比べて競争率が低い感があるものの、かつて一度、並ぶのが遅くて買えなかった愚行を繰り返さないためにも油断は禁物．

”機動部隊でトドメを刺すなんて奢りは禁物である”

MOVIX宇都宮の開場は0830、映画抜錨が0900で、あまり時間がないこともあり、グッズコーナーで長蛇の列が出来るのも承知のため0730には到着すべきと0650抜錨！ 車中のBGMは当然２１９９．
自動航法装置に従い現地到着．そしてこれまで何度も行く手をさえぎられた駐車場ゲートへ接近（前回はデスラー機雷が布陣されていた）．ところが、やはりイスカンダルからの帰路ということもあったのか、前回で破壊した効果か、バランのゲートは開けっ放しになっており、つつがなくこれをクリア．買ってあったコーヒーを飲みリラックスする．
（デスラー機雷のレポはこちら http://hirasaka001.blogspot.jp/2013/08/a.html ）

グッズ購買行列はやはり少数．わたしは先頭から７番目であった．これならプラモも問題なく購入できるだろう．

しかし、12/6の宇都宮は寒かった．さながらボラー連邦の植民星バース星のようだ．エアチェックしたYRAラジオヤマト（はっきり言ってあまり面白くない）を聞きながら寒さに耐える．かなり防寒したつもりでも、足先に波動防壁を展開し忘れたため霜焼け寸前．やはり真田さんのようにはいきませんわ．

0830前に劇場係員から「ヤマトはグッズが多いため、事前にグッズ表をお渡しします」とのアナウンス．注意書きを読むと、「劇場限定プラモはお一人様２個までとさせていただきます」との文字が．よしっラッキー！！これでこころおきなく製作できる．確実に個数”２”を記入する．ちなみに私の前の人がチェックしたのはパンフだけ．それで私よりも前に来ているとは見上げた根性だ．

0830開場．グッズ購買の列に並ぶ．店員にグッズ表を渡し会計．ここまではとても順調だ．劇場限定プラモは、コスモゼロ2199のメッキバージョン（￥7000）と、メカコレヤマト2199と三段空母ランベアのクリアモデル（￥850)．なぜヤマトとランベアの組み合わせなのかは映画を観て納得した．映画を観た人ならこのツーショットにニヤリ．

商品を車に置き、チケットを発券し、HOTココアを購入．やはり雪のいれるコーヒーはまずいのでココアで正解だ．しかしMOVIXでHOTの飲み物を注文したのはこれが初だ．波動防壁を展開し忘れた足先はいまだ冷たい．

そして0850、シアターに入場開始．入場者には２１９９のシークレットファイルなるものが配られた．まぁ、3Dキャプテンハーロックでもらったアルカディア号乗組員会員証よりは良い．最初の予告が「ガンダムTHE ORIGIN」だった．うお～、しょっぱなから燃える展開だぜ！ これも劇場で観たい作品のひとつだ．他のアニメ予告は「空の境界」ぐらいだったか．

そして上映開始．
冒頭シーンで、「うお！！いきなりこいつの登場か！」で始まり、OPは葉加瀬太郎のバイオリン．OPは２１９９の総集編風にまとめられており、「追憶の公開」よりも出来が良かったかも（爆）．

イスカンダルの帰路、彗星帝国ガトランティスに狙われるヤマト．彼らの目的は、ガミラスをも破った超兵器「波動砲」であった．敵旗艦も超兵器「火焔直撃砲」で攻撃してくる！！ この火焔直撃砲は、エネルギー弾をワープさせ超長距離から敵に打ち込む超兵器。弾道が確認できないため、事実上回避は不可能！！
この映画の最大の見所は、TVシリーズヤマト２で土方率いる地球艦隊を壊滅寸前まで追い込んだ火炎直撃砲vs波動砲を封じられたヤマトの戦い．ヤマトはどうやってこの強敵に勝つのか！！ これ以上はネタバレになるので、伏せておきます．

いや～面白かった！！ま、私はヤマトなら何でも面白い人間なので、その感想は一般的ではないが、見ごたえは十分でした．おお、これはここに持ってきたか、とか、あんなキャラやこんなキャラが出てくるし、BGMもヤマトファンならニヤリの選択．そして、クライマックスの決戦のシーンは、なんだか胸が熱くなり涙がこぼれました（本当、ヤマトに対しては涙腺が緩い）．

劇場で配布されるシークレットファイルが週変わりで第３弾まであるので、毎週観にいく予定！！

こうして、満足感とともに、コスモリバースシステムを２個ずつ手にした私は、劇場を後にしたのでした．

ガーレガミロン


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