秋葉原という街の変貌もいよいよ最終形態へと向かいつつあるように感ずるこの頃です.
↓先日、ありし日の鈴商を偲んだばかりですが、11月29日をもって閉店しました.鈴商にはそれなりにお世話になりました.まだ内部の解体作業中で、新しいテナントが何になるかは予測できません.
↓鈴商のほぼ対面に在った三月兎でしたが、数ヶ月前に閉店し、ビジネスステーションカフェなるお店が開店しました.1H/¥550だそうです.金曜日の夕方にお客は居ませんでした.
↓QCpassというジャンク屋があった場所が「ピロピロ麺屋」というラーメン屋と思われる店になっていました.まだ試食していません.QCpassって、PCをバラしてパーツレベルで売るという業態でなかなか楽しかったお店だったのですが、消滅して残念です.
↓実はQCpassは消滅したわけではなく、GENOと合併して、看板には一応名前は残っています.バラシPCパーツも売られていますけど規模は縮小してしまいました.
↓ピロピロ麺屋の左隣には、「ANIMAXカフェ」なる外食サービス業態が出店しています.この写真はネットで拾ったもので、まだQCpassが健在な時期の風景.ANIMAXカフェにも一度入店してみなくちゃいけないんだわ.(駅前広場のガンダムカフェには先日ようやく初入店しました)
秋葉に風俗とか飲食が盛んに出店するようになったのは2000年代に入ってからという記憶ですが、それでも従来は、1階のテナントを占有するのはパーツを売るお店であって、サービス業は2階あるいは地下の店舗にひっそりと棲息しておったように思います.
しかし、ついに2015年の暮れをもってして、パーツ店が1階から撤退し始め、代わりにサービス業が1階のテナントを占める傾向に拍車がかかりつつあると思わざるを得ません.
電気街としての秋葉原の縮小は最終局面へと歩みを進めつつあり、電気店の代わりを埋めるのはよろずオタク商品販売店なのかなと一時的に感じましたが、むしろオタク向けサービス業を中心とした遊び・飲食の街へと変貌してゆくのではないかと、そんな気がしています.
1階の店舗がジャンクパーツ屋ばかりの道筋と、1階の店舗がサービス業ばかりの道筋では、場の雰囲気が全然違います.それも悪くはないかなと思った2015年の暮れでした.
かしこ
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