2016年2月21日日曜日

【分解】 シャチハタ印を完膚なきまでに分解する

バブルの頃、わたしは神奈川県は伊勢原というところにあるソニーマグネスケールという伊勢原駅から徒歩20分ぐらいの工業団地内の会社で働いていました.食事は社員食堂でした.社食が不味いからカップ麺を食ったりしてました.

バブルの頃、わたしの奥さんは某証券会社の本社勤務で、あの素晴らしいバブル時代の金融業界の丸の内OLとして、銀座で高価なステーキや寿司を社費でむさぼり喰らっていたそうです.妬ましい.というか何らかの天罰を受けなければ気が済まぬというものであります.

↓その当時、奥さんが会社で使っていたのではないかと思われる「シャチハタ印(9mm)」がクローゼットの隅で発掘されました.だがしかし、保存状態は良くは無く、キャップが外れた状態でインクは乾燥しきっていました.
シャチハタ印って押し心地が好きなんです.
↓もしかして使えるかもしれないという一縷の望みをかけてキャップ(¥100)とインク(¥300)を買いました.
↓インク交換のためにバラすとこんなになっています.
↓新規購入品のインクカートリッジが上です.なぜかサイズが違うぞ.大丈夫なのか???
↓新規インクを挿入したのがこれ.ちゃんとキャップが嵌りました.よかった.
↓だがしかし、25年以上前のシャチハタ印の印面ゴムがボロボロと剥がれ落ちてきて、復活は成りませんでした.炭素14年代測定法により、バブル時代の埋蔵品であることが証明されました.
↓そのまま捨ててしまったのではもったいないので分解作業へと移行します.インクカートリッジを挿入する部分をバラすには白いプラ部品を外せばOKです.
↓さらにバラすとこれで全部.シャチハタ印の印面が出たり引っ込んだりする構造を実現しているのがこれらの部品です.
↓右端の部品の先端部は、インクを含浸するスポンジと、ゴム製の印面を分離できます.さらに板金リングがカシメてあるのですがそれを外すのは断念しました.
↓最後に、全てのパーツの一覧写真を撮影して分解作業を終了します.
つくろうかな、シャチハタ印.
「平坂」のシャチハタ印は特注しないと入手できないんです.

かしこ


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5 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2016年2月21日 20:59

    >「平坂」のシャチハタ印は特注しないと入手できないんです.

    その点「佐藤」はありふれているので年末調整用の書類で印鑑が必要な時には同じ「佐藤」さんに借りて印を押すってこともありましたね。
    観光地のお土産で名前入りのものがあったりしますが、そういう場合も「佐藤」は必ずあります。
    在日の人も通称名は佐藤にすれば紛れ込めるのに、わざわざ「金田」とか「金村」だとか、「金」にこだわるの?または通称名は「この中から選んで!」とあるのでしょうか。そのあたりの知識は全然ありません。

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    1. とりわけ仙台には佐藤さんがうようよ居ましたね.歴史的に奥州藤原氏が在った名残かと思っており、皆さん藤原氏の子孫ではないかと.公家だ.

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    2. アメリカ人と打ち合わせしていて、こちらからはnakamura-sanとkanamura-sanが同席していましたら、彼らは完全に混同していました.alphabetだと無理も無いわなと思いました.

      ちなみにHirasaka-sanは英語スピーカーには発音が難しいらしく、いつも申し訳ない思いでした.

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    3. ソニーOB:佐藤2016年2月21日 22:25

      ブラックレイン(松田優作が出ていた映画)では、「佐藤」はマイケル・ダグラス扮する刑事は「セイトー」と言ってましたね。

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    4. それだと斉藤さんと佐藤さんの区別が苦しみになりそうですな.

      ブラックレイン観てないんです.同じくリドリースコット監督のブレードランナーの続編を作るそうで、はたしてどうなることやら.

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