日常的になにかムカついてしまう物シリーズ（６） 薬剤師

日常的になにかとムカついてしまう物がいろいろあります．奥さんからは、そんな細かい事によくもいちいち腹を立てられるものよと非難の的であります．

今回は物ではなく人ですが、薬剤師という人々についてです．

薬剤師と関わる場面というと、医者に書いてもらった処方箋を持って薬局に行く、するとそこに居るのは薬剤師．黙々と、誤り無く、医者の言うがままに、薬を提供する．それが処方薬局の薬剤師の仕事と思われます．

ところがですな、どういうわけかこの薬剤師という方々は、お客とのコミニュケーションに飢えているのか何なのか、やたらとこちらの症状を聞きたがる薬剤師が多い．

アレルギー薬を受け取るときには、
　「花粉症ですか？」
　「症状はどうですか？」
などと訊かれます．
家族の血圧の薬を代理で受け取りに行くと、
　「血圧はおいくつぐらいでしたか？」
などと訊かれますが、自分の血圧すら知らないのに家族の血圧なんか知るわけないです．

血圧がXXXなのに、この投薬では過剰であるから、量を減らすか別のマイルドな薬剤に変更するつもりでもあるんでしょうか？　そんなコトがあるわけない．処方薬局の薬剤師にそんな権限なんかあるわけがない．患者のバイタル情報をどれだけ聞き出しても薬剤師にどうこう出来る裁量はないはずなので全くの無駄．ただのおせっかい．

薬剤師の接客セミナーで客とのコミュニケーションが推奨されていたとか、そんな事情でもあるんでしょうか？？？

思うに、女子が体重を訊かれてムッとするように、自分の身体的ステータスを赤の他人から根掘り葉掘り訊かれるのって、基本的に不愉快なはずです．医者とのコミュニケーションではそれを開示するに吝かではないが、どーして何の裁量権も持たぬ薬剤師に開示しなければならないのか？

今度、薬剤師に聞いてみようかな？
薬：　「症状はどうですか？」
ひ：　「あのー、薬剤師さんはそういう風に客のバイタルを訊きたがるけど、それってどこかから推奨されたりしてやっているんですか？　普通は女性に体重を訊くのは失礼じゃないですか？　わたしはそれと同じだと思うんですよ、他人から自分のバイタルについて訊かれるのは嫌なんですけど、止められない事情が薬剤師の世界にあるのならそれを教えてもらえませんか？」
薬：　「えっあの、お薬には副作用がございますから、、、」
ひ：　「副作用の有無については、ここで薬剤師と話すべきことではなくて、医者と話すことでしょう．それともこの場で投薬量を変更したりする権限が貴方にあるんですか？」
薬：　「医師に確認の上ですがそういう場合も考えられます」
ひ：　「ほぅ、それは一日に何度もあるんですか？　貴方がそういう場面に出会ったのは今まで何回あったんですか？」
薬：　「いえ、わたしはないんですけど」
ひ：　「だったらさ、たかだかこんな鼻炎薬ごときで客のバイタルについて質問するのは貴方の仕事上の意味はどれだけあるの？」
薬：　「鼻炎薬ですと眠くなる副作用が考えられます」
ひ：　「医者からその説明を受けましたし、わたしはこの薬なら毎年大丈夫ですが」
薬：　「それならよろしいかと思います」
ひ：　「で、毎年この薬局でもらっているこの鼻炎薬についてわたしのバイタルを訊く業務上の意味は？」
薬：　「副作用の確認という意味が．．．」
ひ：　「それは『女性に体重を訊く』のと同等の不愉快さを撒き散らしてでも行われるべき業務なんですか？」
薬：　「副作用はありまぁす」
ひ：　「そうやって壊れたフリしてオボられても困りますよ．客のバイタルをむやみに聞くなというわたしの主張は『副作用』のもとには全部却下されると云いたいわけ？」
薬：　「論文の瑕疵と科学の価値はリンクしませぇん」
ひ：　「だめだ、完全に壊れてやがる」

狂った相手に何を云ってもムダだというシミュレーション結果を得ました．

エイメン


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