2017年は年初から毎週楽しみなTV作品が多いです.チェックしてみましょう.
以下は、今期の永久保存版にするかもしれない作品です.かつお好み順.
クズの本懐 (永久保存版確定)
ノイタミア枠には毎度お世話になっております!
皆さんおモテになるキャラばかりですが、両思いではないので間に合わせのために手近な異性同性で妥協しておくという人々.そういう処世をクズと内省する必要は無かろうと思いますが、本作のキャラは「あたしはクズだ」と悩みます.
「まったくクズだな」と批判して観るのもよし、「最後に誰と誰がくっつくのか」を観るのもよし、「うぅエロぃ」と楽しむのもよし.ひら的には「エロいのぅ」と感心して観ています.
↓なにせほぼ毎回ある濡れ場はこのレベルですからね、BPOをよそに果敢だな.「ヨスガノソラ」には匹敵しないが、「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」は余裕で超えたと思ふ.
↓花火、おかっぱでカワイイねぇ.やっぱこういうキャラを魅せられるものだから二次元の深みから逃れられないんだよね.フジテレビで実写版を同時放送してるけど、花火の女優がブサイクで勘弁してもらいたいです.
↓ちなみに本作は「日ペンの美子ちゃん」のスピンアウト作品であると云われています.
↓制作者としては視聴者をゾクゾクさせたかった場面の一つはここかと思います.「男の子からの好意って最高に気持ちいいじゃな~い」の猟奇的なシーン.ここは原作がアニメ制作者に与えたもうた腕の見せ所なシーンだと思うので、もう少し頑張れなかったかなぁと残念に感じました.
本作で多用される、TV画面の中にサブウインドウを置く手法を観ると、少女マンガをアニメ化した過去作品の表現手法を引用してるなぁと気づきます.それで統一されていて一定のクオリティを達成しているのを評価はしますけど、でも引用が上手なレベルで留まっていて、開拓者レベルには到達できていない気がします.
ひら的には「クズの本懐」をイシグロキョウヘイに作ってもらいたかった.そうすれば上のシーンはもっともっと、ゾクゾクする名シーンになったのではないかな.
ガブリールドロップアウト (永久保存版確定)
監督が太田雅彦であるゆえ、安定した面白さ.
太田雅彦の作風にこんなの在ったっけと思いましたが、第7話はとてもシュールでとても良かったです.ガブが山積みになってしまったシーンは大笑いさせてもらいました.原図を拡大すると3~4体のガブのパンツが露出していますので、興味のある方はコマ送りでご確認のほどよろしく.(この画像は画素数を落としてあるので拡大できません)
↓そして第7話のEDが「ガブリールの数え歌」になってしまっているというサービス満点な回でした.満足、満足...
小林さんちのメイドラゴン (永久保存版確定)
京アニ作品っぽくない京アニ作品というのが第一印象.
↓京アニが作ったラノベのTVCMが流れています.このCMを観て思うのは「京アニの画像はビジー過ぎて疲れるのぅ」といういつもの感想です.どうもわたしには京アニの画像が口に合いません.
わたしが京アニ作品を楽しんで観たのは「境界の彼方(2013)」まで遡りますから、「メイドラゴン」を楽しんでいるのは4年ぶりの京アニです.本作は画像があっさりしてて良いです.そのくせバトルシーンの描き込みは京アニクオリティで凝っていてそれはそれでよろしい感じです.
いつも理系的平常心な小林さんが喜怒哀楽溢れる人に変化してゆく様が描かれるものと思います.だとすると藤子不二雄ライクな永遠のストーリーではなくて、哀のエピソードとしてトール達との離別も描かれるのでしょうか? トールにはドラゴン界の複雑な事情ってのがあるらしいので、別れの予感を感じています.
幼女戦記
うちのかみさんが言うんですよ、「幼女戦記は今期ナンバーワン」だってね.
確かに面白い.ひら的には本作から「ベルセルク」要素を感じます.大いなるモノの導きで現世における裁きを受けつつも、それに抗う主人公...
どうなっちゃうんだろ?ってことで、今後も興味深く観させていただきま~す.
風夏
「涼風」の原作者による作品.これが主人公の風夏ちゃん.(どーせなら目を赤くして欲しかった)
↓未確認情報ですが、涼風のこの男子が風夏の父親なのだとか!? どおりで陸上競技が得意なわけだわ、風夏ちゃん.
バンドのボーカルとして成長してゆくと思われる風夏ですが、アニメでは描かれないかもしれませんが、出世の途上で死んじゃうんだって.そんなのまるでアムロ・レイがランバ・ラルに負けて戦死するようなもんじゃねぇかと絶句... 二人目の風夏とか三人目の風夏が出てきてガフの部屋は空っぽだったとかでグダグダになるのはおよしよ.
リトルウィッチアカデミア
TRIGGERのアニメの動きとデフォルメは昭和40年代の薫りがしていいなぁ.21世紀になってこのテイストのTVアニメを観られる幸福をいつもかみしめています.ハリポタへのオマージュが感じられる割りに、本作のストーリーはかなりラフで軽い.商業的にはTRIGGERのためにはならない気がします.
正宗くんのリベンジ
8年前に「豚足」呼ばわりしたのは安達垣ではない、というのが見え始めました.黒幕は吉乃じゃないのか?
まさか、藤ノ宮の令嬢が病気欠場になるとは思いませんでした.
ハンドシェイカー
これを作ってる奴はやっぱり狂人だよなぁと思いつつ、ある意味で感心して観ています.AIが映像作品を作ったらこんなになるのかもしれない.
2017年1月期アニメの後半も頑張っていきましょう!
かしこ
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