2017年6月26日月曜日

民生委員の地区会議で受け取った役所文書の難解さについて

民生委員は月例の地区会議があります.何回も出ているので内容はいつも承知しているような事なのであまり聞いてません.

その中で、役所から配布されたとある文書がやたらと難解なので以下に最初の方だけをそのまま引用します.ひら的には理解するまでに何度か読み返しを要しました.

「地域ケア会議について」
1.地域ケア会議の定義
   地域ケア会議は、地域包括支援センターまたは市町村が主催し、設置・運営する「行政職員をはじめ、地域の関係者から構成される会議体」と定義されています.
   そして、地域ケア会議の構成員は、「会議の目的に応じ、行政職員、センター職員、介護支援専門員、介護サービス事業者、保健医療関係者、民生委員、住民組織等の中から、必要に応じて出席者を調整する」とされています.
   多職種協働による地域包括支援ネットワークの構築に当たっては、①センター単位のネットワーク、②市町村単位のネットワーク、③市町村の圏域を超えたネットワークなど、地域の特性に応じたネットワークを構築することにより、地域の関係者との相互の繋がりを築き、日常的に連携が図られるよう留意する必要があります.

会社でこんなレポート書いたら怒られるんじゃないかな?
3つの段落から成ります.2段落目が1段落目の補足説明になっているのは判りますが、3段落目は「ネットワーク」の描写に飛んでいて、何を言いたいのだろうかとしばし悩んでしまいました.行政文書ってのはこうなのか?

ひら的に添削してみましたのが下記です.こちらの方が理解しやすいと思います.でも誤解してない自信はありません.

「地域ケア会議の新設について」
1.地域ケア会議の組織構造
   地域ケア会議は、地域包括支援センターまたは市町村が主催します.同会議は、「設置・運営する行政職員をはじめ、地域の関係者により構成される会議体」です.
   同会議の出席者は、「会議の目的に応じ、行政職員、センター職員、介護支援専門員、介護サービス事業者、保健医療関係者、民生委員、住民組織等の中から、必要に応じて召集されます.
   こういった多職種協働による同会議を母体として、地域包括支援ネットワークを形成します.同ネットワークは、①センター単位のネットワーク、②市町村単位のネットワーク、③市町村の圏域を超えたネットワークなど、課題に応じたスケーラブルなネットワークを形成することにより、地域の関係者との相互の繋がりを築き、日常的に連携が図られるよう留意します.

無駄な事に智恵を割いてしまって少し後悔している自分がいます.煙に巻くのが目的なのかなぁ?

かしこ

2 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2017年6月26日 23:57

    書いた本人が理解していない場合にありがちな文章ですね。
    少なくとも伝えようという意思は感じられません。

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    1. そうですか、よかったよかった.
      狂っているのは自分ではないかと心配だったのです.
      役人は完璧です!!

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