↓左写真が昨日までの外壁パイプです.叩いても地下へ入らなくないまま長い間進捗が止まっていました.ところが今日になって、右写真のように20cmぐらい地下へ入りました.
長い停滞でした.
4.2m地下にあるのは岩盤ではなく、小石+砂から成っていて、小石+砂を効率よく引き揚げる事ができていなかったため外壁パイプが沈まなかったものと推測します.
掘り工具には相変わらず問題があるんです.納得のゆく掘り工具はまだ出来ていません.
そんな中、最も効率の良い掘り方は次のようになっています.
a)「タガネくん」で地下をグサグサと突く.
b)「ドロドロくん3号」で小石を引き揚げる.2~3回繰り返す.
c)ダメモトで外壁パイプを叩き込む
a~cを繰り返し....
↓元は3枚羽だったドロドロくん3号でしたが割れて2枚になっちゃった.地下に落ちてる金具は磁石で取り戻せますからあまり深刻ではありません.塩ビの破片は厄介かな.
寸法制約とは、外壁パイプがVU75(内径83mm)であり、ドロドロくんがVU50(外形60mm)であり、クリアランスが23mmしか無いところです.この23mmに継ぎ手やネジを納めなくてはならない.意外と難しいです.
【外壁パイプの継ぎ手は、インスリーブ型が適するか、通常型が適するか?】
継ぎ手のリングがパイプの外側にあるのが通常型です.外壁パイプを打ち込むためには障害物になるので敬遠しました.
インスリーブ型は継ぎ手リングが内部なので外壁パイプの打ち込みがスムースであると期待されます.
しかし、VU75とVU50のクリアランスについてはインスリーブ型は不利です.なぜなら、インスリーブ型の内径は77mmですから、VU75の内径83mmよりも小さくなってしまいます.
掘り工具先端部の設計自由度という観点からはインスリーブ型は不利になります.
総合的に考えて、インスリーブ型と通常型のどちらを採るかというと、悩んだ末にわたしはインスリーブ型を選択します.工具の問題はなんとかなるだろうと考えます.
【ドロドロくん5号試作】
↓ドロドロくん4号の弁のプラスチックリングが欠けてしまいました.
↓その反省から、配管キャップでリング構造としたドロドロくん5号を試作しました.
しかし5号はダメでした.先端が平坦なため、地下を突き固めるばかりで小石+砂の採取は非効率でした.
↓耕し能力を付与するために金属プレートを着けてみたけど、金属プレートが曲がってしまってあえなく終了.1mm厚じゃ強度がまるで足りねぇ.
本日のまとめ:
掘れるのはわかった.
耕し機能と引き揚げ機能を併せ持つ工具が欲しい.
だが強度が足りない.
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かしこ
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