なんつうか、あぐぅ~としか言えん状況につき、USBカメラで地下を観察しました.
順を追って説明しましょう.
↓ザクザクと地下を掘って、大き目の石ころはこんなのが揚がって来ました.最大のは長径6cmあります.
↓これらの石ころを引き揚げた作業中に、引き揚げた固形物の全体量を測りました.25cmバケツに10cmぐらいの厚みですから5リットルぐらい引き揚げました.VU75の外壁パイプに換算すると約1mに相当する量です.外壁パイプを1mも打ち込めるはずの量です.しかし、
外壁パイプが地下に5cmしか入りませんでした!
これはもう異常事態でしょう.期待値1mなのに実績値5cmなんですから.
地下で何が起きてるんですかねぇ? いろいろと想像するのですが、USBカメラを投入して観察しなければ結論は出ないでしょう.
↓USBカムツールを作りました.右端がUSBカムです.ケーブル長は6mぐらいあります.泥んこの掘削現場にPCを持ち込んで作業します.PCが泥水に落ちないかヒヤヒヤします.
↓地下4.4m地点の写真です.視野が狭くて申し訳ない.水が溜まっていて、水深はわずか4cm(実測)です.この状況は予想外でした.
↓ところで上の写真はどこを観察しているのかというと、連載5回目の外壁パイプ先端部が視野に入っているんです.
↓重要点は先端部ですのでそこを拡大します.
考察:
・外壁パイプ先端からわずか約2cm下部に、土砂上端がある.(確定事実)
・土砂上端を5リットルも採取したが、垂直方向の掘削には失敗した.(確定事実)
・ならば5リットルもの土砂はどこから来たのか? 水平方向の土砂をかき集めていたと推測される.外壁パイプが入らないのも当然である. (仮説)
・水平方向に空間が出来ていて、空間には水が溜まっている. (仮説)
事前に想像していた姿は、土砂上端は外壁パイプから10cmぐらい下かなぁと想像していたのですが、そうではありませんでした.砂浜をシャベルで掘っても、周囲から蟻地獄のように砂がなだれ込んでくる、そんな状況です.
う~~ん、この状況をどうやって回避しようかなぁ?
プロだったら崩壊防止のためにドロドロした薬剤を注入したりするのかな?
素人であるわたしに工夫の余地があるとすれば、僅かずつでも着実に外壁パイプを叩き込む事によって、水平方向の土砂の浸入を阻むぐらいかと思う.3cmぐらいの小石がゴロゴロしているので、外壁パイプを叩き込むのは難しいんだけどね.
そういう方向で努力してみようと思います.
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かしこ
なんか、福島原発の炉心カメラを思い出しました。
返信削除※人が容易に近づけない場所の撮影と言う点では同じですが。
でも下に水が溜まってるところとか似てるし、知らない人に
「これが未公開炉心映像ですw」とか言っても信じちゃいそうですね・・・
わたしは井戸のくせに下水みたいだと思いました.淀んだ水と壁の汚れがイイ感じです.
削除次回は粘土水を大量に流し込む予定です.