2019年12月30日月曜日

【破綻家族】「人生を狂わせることもある『毒親介護』の現実」というタイムリーな記事でニヤリッ

「人生を狂わせることもある『毒親介護』の現実」という記事でニヤリッとした.親に虐待された子供が親の介護をする不幸について書かれている.

わたしが「わたしの両親は毒親である」などと言っても誰も信じてくれない.傍目には円満そうに見えるのだろう.

スカイウォーカー家のサーガが終わったこの頃、わたしも平坂家の破綻サーガを書こうと思っているのだが、結末が確定するにはまだ時間がかかりそうだ.

当ブログでわたしの父をディスる投稿を何度か書いたことがあるが、平坂家サーガの諸問題の根源は毒父なのである.平坂家は、毒父・毒母・わたし・妹の4人家族であるが、「我が家は破綻家族だ!その原因は毒父だ!」というスローガンをわたしは提唱してきた.

「趣味人気取りのナルシストで、承認欲求の反作用で世間を恨んでいる嫌なやつ」というのが毒父の正体だ.そんな毒父には、ある意味で発明のセンスがあると思ってしまうのは、「リア充爆発しろ!」を実際にそのwordが登場するよりも50年ほど早い時期に自家薬籠中の物にしたところだ.

毒父は岩手県から上京して苦学生だった.たぶんその時に、チャラく遊んでいる学生と自分を比較して拗ねたのだろう.それに加えて、田舎暮らしに心技体が適合していて都会暮らしに適合できなかった性質も影響していると思われる.自己のプライドを保つための脳内理論「バカなのは都会の方だ」を毒父は終生守り通した.いやバカはお前だろ.

都会生活を恨み、世間を恨んだ毒父.その欲求に素直に従って生きればまだよかった.田舎暮らしにUターンすべきだったのだ.

しかし毒父はそうしなかった.東京/神奈川に根をおろし、結婚し、子供をもうけた.それが毒父の過ちだったのである.嫌いな事をするな.

毒父はまさに死ぬまで世間を恨み続けた.だがしかし、世間と敢然と闘うほどの胆力など無く、実は内弁慶という情け無い男でもある.彼の怒りの矛先は家族へ向かうしかなかった.

やがて、毒父に立ち塞がる最強の敵が現れた.それは息子だった、つまりわたしだ.息子は都会に適合して楽しそうに生きている.
「リア充を殺す!」、毒父にとって自己のプライドを保つ悪魔回路が起動するのは必然だった.このわたしに向かってアニメを観るのはバカ者だと批判するのだから挑発無限大である.
毒父とは一切の関係を絶つ、それがわたしが下した報復だ.

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毒母は世間体一辺倒の無能者であって、世間体を守るためになら自分がどれだけ傷つけられても反抗しない、という特異体質である.また、自傷行為だけではなく、世間体を守るためになら家族を売るという変態でもある.

毒父は毒母イジメもしていたが、毒母はそれに完璧に耐えた.

このような毒親の息子であるわたしだが、どうしてこれほどマトモな人格者として成長できたのか、それは我ながら謎だ.毒は毒としてさっさと切り捨てたのが奏功したのかもしれない.

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毒父はボケて、近頃はとてもナイスな発言をしている.
  1)「オレは長くここに居過ぎた」
  2)「オレはここを好きにするんだ」
なんだ、精神崩壊してやっと自意識に目覚めたか.バカメ、気づくのが60年遅いわ.

1は、東京/神奈川に定着したことを深く悔やみ、岩手県へ戻らなければならないという意思の表れだ.

2は、伊勢原の家について述べている発言だ.毒父にとって伊勢原の家は、世間を恨みつつ趣味人気取りをするための砦なのである.せいぜい好きにすりゃいいじゃん.

それに加えて奇行が続いている.世間を恨む気持ちが家族に向いている.伊勢原の家に在る、毒父の物ではない物を全て捨てているのである.例えばわたしや妹の幼児期のアルバムもハサミで切断されて庭に捨てられている.

そういった毒父の奇行を目の当たりにして、毒母も、また妹も、「我が家は破綻家族だ!その原因は毒父だ!」という数年来のわたしの主張にようやく同調するようになったのである.

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11月上旬、あまりにもバカなので絶縁していた毒母が介護疲れで倒れた.

妹からの状況報告によると、伊勢原が順調に地獄化しているとわかったので「おーイイ感じじゃねぇか」とわたしは笑って無視してた.だいたいあの毒父に漫然と付き従っている毒母も悪いんだから、伊勢原地獄モードはわたしの望むところだったのだ.なぜなら伊勢原地獄モードの行く末には「毒父排除」という大願成就が待っているからだ.

「毒父排除」のためには、毒母がアンチ毒父に寝返るのを待てばよい.ゆえに傍観していれば良かったのだが、早急に対応するべき事態が生じていた.傍観してられなくなっていた.
自傷行為的に何でも抱え込んできた毒母が倒れた結果、毒父の飼育員が不在になってしまった.そのため毒父を飼育する迷惑がご近所・親類・妹に及んでいたのだ.こうなってしまっては、マトモな人格者たるこのわたしが事態収拾に乗り出さないわけにはいかない.

11月中旬、わたしはまず親類の家を訪ね、平坂家は破綻家族であること、その原因が毒父の腐った性根であること、それに付き従う毒母には事態の打開ができず、毒父が死ぬまで親類に迷惑をかけ続けるだろう、と説明した.その上で親類にお願いしたのは「毒父を老人ホームに封印するべきである」と毒母を説得してくれ、であった.

11月下旬、親類息子娘連合軍7名は抜き打ち的に伊勢原に乗り込み、毒母に「毒父を老人ホームへ封印」すべきであると説得した.結果はいともあっけないもので、毒母曰く「わたしはそれでもいいわよ」と軽いものだった.何も考えていない.命よりも大切な世間体はどうしたのだ?

年内に毒父の封印を完了させたかったが、封印は年明けとなる.

毒父の脳内パラダイスである田舎暮らしが毒父に与えられることはない.その代わり毒父には、彼が60年間恨み続けてきた、鉄筋コンクリートの明るく都会的な施設での生活が終生待っている.

毒父の成敗はこのオレの手で.ニヤリッ

#冒頭で引用した記事には、毒親に一言謝って欲しい、という子供の願いが紹介されている.わたしにはそういう神経がないんだよなぁ.だって敵同士なんだから死ぬまでいがみ合い続けるべきじゃん.お前を永遠に蔑み続けてやるっていう意思を曲げちゃダメじゃん.毒親が自発的に降参してくれたらいいな、なんつう希望・願望なんか持ってちゃダメじゃん.詰めが甘いと毒親のトラウマに悩む羽目になるんでないの? 素粒子レベルまで全否定する胆力が必要だと思う.

愛は永久に、、、憎しみも永久に、、、

かしこ

5 件のコメント:

  1. いつもの通りすがりの人2019年12月31日 20:53

    >わたしが「わたしの両親は毒親である」などと言っても誰も信じてくれない
    まぁ、「毒親あるある」ですね。自分の経験では「一見マトモな奴ほど、アブナイ」と思うのだけど。
    特に、日本社会は「権威に弱い」ので、「**会長の人が、そんなハズない!」と、言われて終わりなんだろうな。
    前にちょっと書きましたが「うちの両親」も、世間的には「大企業に勤めて」いたり、「町内会長を、自分から志願」する人なので、多分信じてもらえないw

    >毒母曰く「わたしはそれでもいいわよ」と軽いものだった.
    >何も考えていない.命よりも大切な世間体はどうしたのだ?
    ちょっと思ったのですが、最近は「自宅介護は、『貧乏人のすること』t、言う風潮もある」ので、
    「施設に入れられる方が、ステータス」と言うロジックが働いたのではないか?と思いました。
    ※昨今は、保育所よろしく「施設も、お金とタイミングが合わないと入れない」のが、普通みたいです。

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    1. >「一見マトモな奴ほど、アブナイ」

      あはは、じゃぁ一見アブナイ平坂はマトモですね.ぎゃは

      >前にちょっと書きましたが「うちの両親」も、世間的には「大企業に勤めて」いたり、「町内会長を、自分から志願」する人なので、多分信じてもらえないw

      はい、事情は理解しています.

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    2. >「施設に入れられる方が、ステータス」

      今回老人ホームを見学などしてわたしも同様の考えを持ちました.民間施設の場合ですと年間300万円ほどのお金を浪費して食事も医療も手厚いサービスを受けられるわけです.日本の老人福祉はすごい贅沢だと思いました.

      ケアマネの人から聞いたこととして、ボケて老人ホームに入れられる人は絶対に納得しないそうです.理性がぶっとんでるんでそんなもんでしょう.

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  2. いつもの通りすがりの人2019年12月31日 22:48

    >「人生を狂わせることもある『毒親介護』の現実」
    実は自分としては、この記事の「関連記事」にあった、
    『家という密室でまかり通る「おかしなルール」』のほうに、くるものがありました。
    ※この人は、自分を取材したのか?という位、状況が似通ってる
    学校で、「みんなが笑うところ」で、キョトンとしてて、皆が笑わないところで、
    「一人だけ大笑い」とか、普通だった。(挙句の果てには、先生から「そこは笑う
    ところではない」と、笑いを「強制」されるとか。今風に言えば「笑いのツボ」が、
    他の子と違う、とでも言うのだろうが、まぁこれも「親に精神を破壊された」結果
    なんだろうな、と、今は思う。
    あと、関連記事に
    『超高学歴25歳女性が生活保護に頼る深刻事情』
    というのがありますが、こっちは「うちの奥さん」に近い。
    ※上の記事にもありますが「類は友を呼ぶ」のですかね。幸いウチはまだうまく行ってますが。
    「うちの奥さんのお父様(故人)」は高級官僚だったので、件の
    「飯塚氏」の顔見知りだったのではないか?と、奥さんと話していた位です。
    ※要するに、「奥さんの両親も、毒親だった」と言いたかったワケですが。
    ちなみに現在「うちの奥さんのお母様」は「自分の年金だけ」で、施設に入ってます。
    (そういうのを知ってるんで、さっきのを書いたんですが。)

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    1. そのタイトル両方とも記憶してます.いま両方読みました.ひぃぃ

      わたしの毒父の「バカなのは都会の方だ」というアリエナイ決め付けを本文で書きましたが、そういうハイパー独善力は毒父からわたしに遺伝していると思います.内省的なとこがわたしは欠落してるんでw
      毒親問題っていうのは、子供が人並みに内省的だとしんどいでしょうね.
      わたしなんか親を蹴散らしてますから.お前らごときおぼっちゃまおじょうちゃまがオレを制御できると思ってんの?って.

      ちなみに飯塚幸三さんは偉大な親として家庭内に君臨してらっしゃるみたいです.

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