2021年8月24日火曜日

【身の上話】超自然的な看護婦のお姉さん....

さっき、パラリンピックのブルーインパルスが飛びました.取材に出たけれど撮影に失敗したので動画upは諦めます.

その後ネットを見ていてこんなスレが、、、
・入院中の男子が看護婦を好きになり、「オレの電話番号、退院後にお茶でも」
・婦長さんが来て、貴方の行為はストーカーに該当します.病院規則を守らないなら転院してもらいます
・そんな事までポリコレベースで組織対応されるもんなのかね? ショックだ

確かに色気のない塩対応だな.

まぁわたしも人のことは言えないか、、、というわけで身の上話.

ーーーー
20歳代のころ、突発性難聴で入院した.伊勢原市の某大きな病院.

当時の突発性難聴治療では毎日2時間ぐらいかけて点滴を打ちながら酸素吸入するのだった.若い看護婦が多くて、1ヶ月ぐらい入院してたので点滴の度になにかとお喋りもしてた.

そのうちの一人の看護婦がわたしに少しため息の混じる身の上話をする.
 婦 「アタシも以前トツナンになっちゃって片方あまり聞こえないのよ」
 平 「えぇぇなにそれ、病院に勤めてるっちゅーに?」
 婦 「いろいろと休めなくてね、いつまでもここで3交代なんかしてられないわぁ」

少し俯いて点滴チューブをテーピングしながらそんな話をする彼女の気持ちが何だったのか、その時には考えもしなかったが、アニメキャラにせよリアルにせよわたしのソバージュ好みはもしかしたらこのとき以来なのかもしれない.

ある日のこと、わたしの対面のベッドの年配の患者は手術を控えていた.件の看護婦がその患者のところに来てひそひそ声で喋っているのが聞こえた.
「あの、こういうのって受け取らないことになってるんで、お返しします.気にしないでいいですよ」
どうやら、年配患者さんが、昔ながらの風習で主治医に手術前の付け届けを渡そうとしたらしく、それのお断り係をやってたみたい.若いのに面倒事の処理もやってるのか、なかなか感心じゃないか.

退院日.
入院患者の平日午前は処置や検査のため割と忙しい.退院だから何も無いわたしは持ち物整理して、大部屋で独り会計書類や処方箋などが来るのを待っていた.
そこへ件の看護婦ちゃんがフラッと現われて、わたしの枕を軽くパンパン叩きながら言う、
 婦 「退院ですって? アタシ、平坂さんの担当看護婦だったのよ」
 平 「え、そういうのあったの? 担当ってほど何もなかったじゃん」
 婦 「一応あるのよそうゆうのが」

その後に彼女が続けたコトバを要約するとこういうことだった.もっと婉曲な表現だったけど.
アタシ彼氏募集中なの.平坂さんアタシと付き合ってくれない? お見舞い名簿を見たら女性は来てなかったから彼女いないんでしょ?

わたしは、咄嗟に耳が聞こえないバカの振りをして「えーふーん」とかなんとかイミフな返答でやり過ごしてしまった.
ごめんなさい.ちゃんと気持ちは通じていたんだ.その看護婦ちゃんが嫌だったとかそういう事は一切ないし、付き合ったら楽しそうだし、全然OKだった.とある事情を除けば.....

退院日の1ヶ月ほど後に、わたしは転勤が決まっていたのである.長年かけて練ってきた「伊勢原脱出計画」の成果のひとつとして、ソニー品川TECへ転勤する算段がついていた.当時のわたしはなにしろ伊勢原が嫌いで(今でも嫌いだけど)、伊勢原との縁をブッチするのが最重要事項になっていた.伊勢原なんかと関わるとロクな事がないって思ってた(今でも思ってるけど).

そこへ、何の因果か知らんが勃発したのが件の看護婦ちゃんだったわけ.伊勢原脱出計画の重要局面でありながら、そのタイミングで伊勢原にカノジョを作るなど絶対にありえない

わたしは、ツキだとか、ジンクスだとか、死神とか、縁起かつぎとか、そうゆう超自然的流れのようなものを基本的に尊重する.ソニー品川に場所変えしたことでわたしのエンジニア人生は拓けた.伊勢原と縁切りしたのは正解だったと超自然的に信じている.

だから、件の看護婦ちゃんは何の罠だったのだろうかと思う.

キリストは、荒野を彷徨う最中に悪魔の誘惑を跳ねのけて悟りを得た.件の看護婦ちゃんはわたしの人生の重大な岐路に現れ、わたしを伊勢原に縛り付けようとした超自然存在だったのではなかったか? 伊勢原のカノジョという悪魔の誘惑を咄嗟に振り払ったのは、わたしの守護霊の導きだったに違いない.

しかし申し訳ないのは件の看護婦ちゃんその人に対してであった.すまなく思う.どうか幸せであってほしい.

fin.

ーーーー
それでね、冒頭の看護婦に告ったら「ストーカーとして処置された」件なのだけど、オレは件の看護婦ちゃんに逆ストーカー対応なんかしなかったってコトを言いたいわけなんですね.

それと、論理的判断だけでなく霊的考察による対処をすることもあるんですね.

かしこ

27 件のコメント:

  1. 爆発すればいいや!!。

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    1. ふん! ダッフンダ!!。

      マスゴミの、高市揶揄り・河野(岸) 媚びが面白い!!。
      もうネタが無くなって、河野は占いやら天中殺的な?何やら強いとかどうしたとか言ってやんの…運勢で総理を決めるんかい! 阿呆やろ(ホント民度が低いのぉ^^;)。

      空自のC-2がアフガンに乗り込んだのには驚きました、やりゃできんじゃん!。

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    2. >空自のC-2

      あもう着陸できたんですか? 心配だったんです.
      あの空港の保安状態ってどうなっているんですかね?
      てか誰が保安・警備してるんだろ? 不思議です.
      タリバンが警備してたら大笑い.

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    3. さっそく高市disりモード入ってるんですか.TV見ないんで知らないけど.

      スガさんを貶しまくった結果で高市が登場しちゃったんじゃTV局内の中華様や半島はたまったもんじゃないでしょうなぁ.高市が発表した8か条の政策みたいなやつはTV局員をさぞ発狂させたでしょうな.ぎゃはのは

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    4. >>C-2
      なんだパキスタンを起点にだって、突撃直行じゃないんだ。
      パキスタンには、過去の洪水災害時に緊急援助や復興支援を自衛隊が行ってるので、いまでも日本軍のおぼえは悪くないはず。まさに、情けは人のためならずですな。

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    5. そうですか、そうですよね.カブールの飛行場はガチで難しかろうと思っていました.
      しかし、カブールからパキちゃんへの陸上移動って敵陣を突っ切るみたいでRPG飛んできちゃいそう.やっぱりカブールへまで近距離を飛ぶんですかね?

      未だに邦人がカブールに居るってのもなんだかなぁ.

      いやいやご苦労なことです.

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    6. >未だに法人が・・・
      平坂氏に倣って体験談。

      自分が海外にいるとき、なぜかクーデターが起こって、安全に国内の移動ができなくなってしまいました。
      首都からバスで3時間ほどの地方に居たので、どうしたらいいか日本領事館に電話すると、「領事館に来たら(しょうがないから)保護してあげる。あっ首都までは自力ね」・・・って言われた。
      ちなみに日本総領事は、”情報収集のため”事前に日本に帰国(避難)してました(⇐クーデターあるかも・・・って事前に知ってたって事)。

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    7. おはよーございます

      さすがは公務員、安心安全が最重要.

      そのうち中国で日本人がたくさん人質になりますんで、その時は外務省筋さんよろしくでーす.中華ばっかりだと飽きるだろうなぁ.

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    8. >爆発すればいいや
      それを言うなら、
      「もげろ!」
      ですねw
      (もう、最近は、この言い方は流行らないのか・・・)

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    9. もげたくらいなら地縛霊にはならずに済みますね.

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    10. はなもげら・・・失礼いしました__;)。

      ちなみに、自分は看護婦さんx2。

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    11. 看護婦x2 = 3P
      ひゃ~

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    12. >・・・3P
      もげるぅ〜

      昔々・・・昔のカノジョに、「友達(もちろん女子、面識あり)もOKって言ってるから、いっかい3人で・・・どう?」っとお誘いを頂いとことがありましたが^^;)、純真なボクチンは丁重にお断りしました(意気地なし!...だっただけ)。いやぁ、十代女子のチャレンジ精神は怖いヨォ。
      ↑のカノジョ、地元ではそこそこ有名なお嬢さん学校だったんですが、女子高の深い闇を色々教えてくれましたっけ...。

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    13. すばらしきこのせかい
      血気盛んな10代の欲求は底なしです.

      JKx2=3P ←すばらしき数式

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    14. >ちなみに日本総領事は、”情報収集のため”事前に日本に帰国(避難)してました(⇐クーデターあるかも・・・って事前に知ってたって事)。

      今回のアフガン大使は無事(?)国外に退避済みでした。
      本当に今の外務省の大使は五味ですね。
      昔ユダヤ人を助けるためにビザを発行し続けた人もいたんですが、そういう人は今は居ないのでしょう。

      イギリスの大使はいまだ残ってビザを発行し続けているみたいです。

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    15. UKは今後もアフガンにコミットし続ける的なことを言ってますね.
      具体的に何をするのかは知りませんが.
      東シナ海まで空母を派遣したりとUKの色気には将来どんな利益を目論んでいるのか、不思議な気がしちまいますー

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    16. >>イギリスの大使はいまだ残ってビザを発行し続けている…
       命がけのパフォーマンスっで、
      >UKは今後もアフガンにコミットし続ける的なこと
       ホントいったい何の狙ってるんでしょうねぇ?。
       彼の国が、”人道的ななんちゃ”なんて絶対に考えてるわきゃないんですから。

      まぁそれはそれとして、明日は自民総裁選の要項が発表させますね。
      フルスペック方式なら、公開討論とかやるのかな? 楽しみですなぁ(小泉んときは、日本にいなかったので...残念)。

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    17. >彼の国が、”人道的ななんちゃ”なんて

      そうなんですね.何か美味しいものがあるにちがいないっす

      >明日は自民総裁選の要項

      報道ではフルスペックらしいけど、あの二階・スガが易々とフルスペックを受け入れるとはいささか信じがたいものがありんす.
      総裁選潰しの自爆解散を9月中旬にやるとの噂もありますね.ひでー

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  2. ※なんで「他人事」って、こんなに面白いんだろw

    私が思うに、その看護婦さんも、
    「伊勢原脱出計画」を、練ってたんじゃないかと思います。なんか、そんな感じ。
    ※そんな「面倒事の処理」な毎日(多分、一番下っ端だったんでしょう)なら、
    「真っ先にオトコ捕まえて、脱出」を、考えるだろうし。

    (というか、おそらく彼女も「この人についていけば、ここを脱出できる!」って、
    直感してたんじゃないかな?) まあでも、
    「お見舞い名簿を見たら女性は来てなかったから彼女いないんでしょ?」
    は、凄いですね。今そんなことやったら「コンプライアンスなんたら」で、
    その看護婦のほうが「速攻クビ」になる案件ですな。

    その時に、「オレはこれから、ここを脱出するんだ」とか言ってたら、
    「ホイホイ付いて来たんじゃないか?」と、思います。
    ※ここでも「重要な世界線の分岐」が、起きていたのですね。これが無ければ、今頃、
    こうして、私が「このブログを見つける」なんてことも無かったんだろうな・・・

    この時の決断に感謝!です。

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    1. かつてはコンプラ関係緩かったです.

      >その看護婦さんも、「伊勢原脱出計画」

      そうかぁ、仲間だったかも、惜しいことしました.もとい同士を見捨ててしまった、、、許してくれ、、

      そして重大な時間線の岐路だったのです、おぞー

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    2. >そうかぁ、仲間だったかも、惜しいことしました
      いや、この時見捨てて、正解だったと思いますよ。
      (でなければ、こうして今、コメントを書いていることもないし。)
      ※というか「看護婦」は、奥さんにしないほうがいいです。
      (よっぽど「看護婦が好き」な、人を除いては。)
      少なくとも多分、ヒラサカ氏には不適合だと思います。
      この種の職業(医者とか、教師とかも含む)は、そもそも
      「他人を、強制的に従わせる」のが仕事なので、
      (あと、他人の模範になるような行為を好む。「付け届け入りません」とかもそう。)
      私生活でもそれが出るといわれてます。
      なので、
      ・気づいたら、大事な**が、捨てられてた、とか
      ・それは世間的には**だから、やめてくれ、といって、いろいろ妨害してくる
      (どこかに、そういう人がいたなぁ・・・)
      に、なってしまうと思います。
      ※自分の理解を超えたものは、悉く「拒否」だろうな・・・
      ※医者や教師に「家庭不和」が、多い(親戚にもいるので、実情はよく知っている)のも、こういうのが原因なんだろうな、と、思う。

      >どうか幸せであってほしい
      陰ながら、私もそう思いました。

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    3. あぁ、教員はありえへんですね.父親が教員だったし.教員と付き合ったこともありましたが、だいたい職員室ってのがどうかしてます.生徒には命令し、教員はお互いにセンセイ扱いで無意味に尊重し合いつつもどんぐりの背比べみたいな意地の張り合い.およそニュートラルな人間関係を気づけない連中ですね.やつらには触れぬが正解.

      看護婦・婦警もか.

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  3. 私のこと思い出してくれてありがとう。懐かしいね。
    そうそう今でもソバージュですよ。




    なんつって!w

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    1. おはよーございます

      それは怖いw
      美しい思い出が恐怖体験になってしまってしまったのです...

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    2. >美しい思い出が恐怖体験になってしまってしまった
      なんか
      「楳図かずおの恐怖マンガ」
      が思い浮かびました。まぁ、まだそういう(昭和な)時代だったと思いますが。

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