2022年3月29日火曜日

2022年1月期アニメ振り返り (低調でした)

2022年1月期アニメがだいたい最終回を迎えました.振り返りたく候.

明日ちゃんのセーラー服
フェチシズムの好みが違うので5話ぐらいで観るのをやめた.肉体に萌えるか、下着に萌えるかの違いとでも云おうか.本作は下着が好きな向きに好まれると思う.主人公が明るすぎるのが逆に痛々しくもあった.

平家物語   (永久保存版)
BSで録ってるのでまだ最終回(11話)を観れてない.わたしは本作を正しく評価できないと思う.淡々とした演出.平家の滅びをびわ視点で観察したとしてそれが有意味だったのか分からない.

東京24区
3話切りしました.第1話から退屈でした.褒めるところなし.

進撃の巨人
まだ終わってない.何話までいくんだろう?
海外での評価が高いのはボスニアヘルツェゴビナ内戦みたいなのを追体験するような気分になるからなんだろうなぁ.平和ボケ日本からよくもそんな作品が産み出されたものだよ.

終末のハーレム
全話観てまぁ面白かったけど、主人公のリビドーの薄さに納得がいかない.優秀な男子は仕事もHも両方励むものだからね.最終話は台湾に脱出してお目当ての女子に会えたところで終了した.う~ん半端な終わり方だ.2期やってくれなくっちゃ困る.

失格紋の最強賢者
主人公が最強すぎるためstoryが浅い.有能な臣下は王様に危険視されて殺されるのが歴史の常.殺されかかった腹いせに都市国家を消滅させるような深みのあるstoryにしてもらいたかった.褒めるところなし.

殺し愛
3話切り.感想は何もない.

天才王子の赤字国家再生術
全話みた.「現実主義勇者の王国再建記」よりはマシだったという程度.褒めるところなし.

賢者の弟子を名乗る賢者
全話みた.第10話では裸体がたくさん出ました.他の評価ポイントは無かった.

怪人開発部の黒井津さん
全話みた.盛り下がりました.後半は真面目にみてない.褒めるところなし.

異世界美少女受肉おじさんと
全12話のうち11話まで進行中.不真面目ながら見ているがつまらない.褒めるところなし.

リアデイルの大地にて
全話みた.ラストに近づくにつれ盛り下がって終わった.褒めるところなし.

ハコヅメ
次回でラストだと思う.面白いよ.ドラマでもアニメでも牧ちゃんかわいい.

ドールズフロントライン
全話みた.だんだんstoryがとっ散らかってゆき盛り下がって終わった.
←黒髪ロングは詩羽先輩

その着せ替え人形は恋をする
全話みた.今期の人気作であろうがわたしはこの二人の恋愛に感情移入できなかった.理由は、わたしはマリンの趣味に合わせて行動しても楽しくないからである.
←すっぴんマリン

時効代理人
5分切り.中華様が日本文明に嫉妬して作った猿真似.こんな猿真似なんかする前に、日本のアニメが世界でウケてる理由を理解するのが先だろう.
「日本人のwotakuとやらが意味の判らんものを作ってるんだが、覗いてみたら面白い」
「子供向け、大人向け、SF、少女、エロ、BL、LGBT、フェティシズムのオンパレード」
日本のアニメは日本文明から湧き出た膿のようなものである.他国の文明を羨ましがって猿真似したものではない.例外は手塚治虫がDisneyに対抗心を燃やしてジャングル大帝を作ったぐらい.ジャングル大帝の数年後には兜甲児がパイルダーオンして現在に至る.
中華様も中華文明から紡ぎだされる作品を作るべきというか、それ以外の解はないんだよ.中華文明から羨望の的になるような要素を紡ぐ自信が無いなら素直に死ぬべきであって、日本文明の猿真似なんかしたって無駄.

鬼滅 遊郭編
これって今期だったかね? もちろんちゃんと楽しみました.


というわけで2022.1月期は低調でした.
転生系作品は、スタッフにやる気も能力もないのが露骨になっていて暗黒モードですな.

2022.4月期は頑張りましょう.

かしこ

10 件のコメント:

  1. >ハコヅメ…
    残念ながら、(だれも撮ってないいんで...)自分は観れなかったんですが、やっぱり”カナ(生安課の女性刑事)”は出てこないんですね。ってことは...二期やはないな。

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    1. 黒田カナ ですね.そいつは全くでませんでした.二期ないのかぁ.名探偵コナンは打ち切って構わないのでハコヅメを制作してもらいたいです.

      12話で最終回なのですが、10,11,12話の3回連続で痴漢逮捕のエピソードとなりました.

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  2. >時光代理人
    なんかこれ「変なタイトル」だなと思ったら、「中国語」なんですね。
    (正式には「时光代理人」ですね。これだと「如何にも中国人が付けそうなタイトル」って感じがします。)
    ・「一人之下」が、日本でそこそこ受けたので、また誰かが日本に持ち込んだ企画でしょうか?
    (ちなみに、「一人之下」は、第一期は「そこそこ」面白かった(と、私は思っている)のですが、
    第二期になって「日本の普通のアニメ(以下)」になってしまいました。
    (多分これは、後述しますが「日本のアニメを研究しすぎた」からではないかと思ってます。)

    >日本のアニメが世界でウケてる理由を理解するのが先だろう
    多分、これには「意味がない」です。何故なら、
    「日本アニメ」は「日本でしか作れない」からです。(ここでいう「日本アニメ」は、多分
    「プロデューサーが日本人」な、モノになると思います。スポンサー(要は出資者)ではありません。)

    ちょっとPV見てみましたが、これ、完璧に
    「中国アニメ」
    の様相を呈してますね。そういう意味では、少なくとも「現時点」では、このアニメは、
    ・現代中国の若者の心情
    を、かなり色濃く反映してる作品だと思います。
    (前にも言ったと思いますが、私は、数か月中国(大陸)に出張して、現地の人間と、直接
    いろいろ話をしてきたので、そう思います。マスコミの伝える「中国像」と現実は少し違います)
    そういう意味では、この作品は「絶対に」日本では「ウケない」と思います。
    リアルな中国人と会話すると分かるのですが、彼らは、心のどこかで、やっぱり「中華思想」を
    持っていて「中国で流行ったものは、世界に通用する」と、「本気で」思っているフシがあります。
    なので多分「日本向けに改編」とかせずに、「そのまま」持ってきたのでしょう。
    (まぁ、「タイトルが、そのまんま中国語である」というところからして、それが伺える。)
    そういう意味では、これぞ、(少なくとも、現時点では)
    >中華文明から紡ぎだされる作品
    ではないか?と、思うのですが、こんな「中華思想」な、作品が「日本でウケる」ワケがありません。
    (しかし、彼らは「こういう作品」しか作れません。まぁでも、少なくとも
    「中国国内」では、人気なんだと思いますが、「世界的に」通じるとは思えない。
    が、しかし、彼らには「謎の自信」があって、これを「世界展開」しようとしてるんだよね・・・
    ご丁寧に「Link Click」っていう、英文タイトルまで用意してるし。)

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    1. >「日本アニメ」は「日本でしか作れない」

      そのとおりです.真似は無理ですね.資金投入すれば克服できるとか思ったら甘くて、文化とかミームとを軽く見ちゃいかんでしょう.

      フランス映画という地味ジャンルはフランス人のミームなんじゃないですかね.あれはあれで高価値だと思います.わたしはリュックベッソン作品が好きなんですが、ハリウッド映画であれどフランス映画っぽい臭いがするんです.

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    2. >(少なくとも、現時点では)中華文明から紡ぎだされる作品ではないか?

      ははぁ、それは面白い視点だと思います.
      そういわれると見たくなりますが、2話以降は「こいつら死ね!」と思って録画を停めたのでデータが無いや.あははー

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    3. >そういわれると見たくなります
      現代中国の若者って、
      「謎の自信」
      と同時に
      「謎の劣等感」
      も、持っていて、この作品には、その辺が「反映されている」感じがします。
      (少なくとも、「PVをちょっと見ただけ」の、レベルからですが。)

      そういう意味では、日本アニメにある、ある種の
      「奥ゆかしさ」(これ以外にうまい言い方が見つかりません・・・)
      とかが「全くない」ので、何というか、(これもうまく言えないのですが)
      「無機的」な感じもします。
      ※この辺が、中国人には「面白く」感じるらしい。逆に、日本人には、何か
      「物足りない」感じが付きまとうのではないかと思います。

      なので、見てるとどこかで
      「こいつら死ね!」
      ってなるんだと思います。

      ※ちなみに、最近は、日本の若者にも、
      「謎の自信」「謎の劣等感」
      が、あるように感じるので、彼らには逆に「ウケる」可能性はあるような気がします。

      まぁでも、自分は無理かな。「そういうもの」と、思えば、見れなくもないですが。

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    4. 中国人でもホワイトカラーとブルーカラーで考え方は違うと思いますが、わたしがブルーカラーと接した印象では、知識面で中学生レベルで成長が止まってるなということと、やぶれかぶれで生きてるなということでした.日本のドラマで喩えると「傷だらけの天使」みたいな感じ.

      そんな中国人に受けた作品が日本でさっぱりウケなかったのとは逆説的に.日本のアニメで鬼滅や呪術が欧米でどうしてあんなにウケるのか、わたしにはさっぱりわからないんです.
      story構成がサービス精神満点なのはその通りなのですが、日本人的な仲間意識とか自己犠牲とか自己矮小化精神が欧米人の心の琴線に触れるものなのかと.欧米人がそこを無視して鬼滅や呪術を観てるとしたらその楽しみ方はわたしには謎すぎます.

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    5. >やぶれかぶれで生きてる
      「謎の自信」「謎の劣等感」を、別の表現ですると、こうなりますかね。
      ※ただ、日本人が言う「やぶれかぶれ」とは、また違うんだよな・・・
      うまく言えないんですが、
      ・日本の「やぶれかぶれ」は、「希望的」
      ・中国の「やぶれかぶれ」は、「絶望的」
      な、感じがします。
      ・「傷だらけの天使」は、どちらかというとまだ「希望的」な感じ。

      ただ、最近の日本は、これが
      「絶望的」な「やぶれかぶれ」
      に、なってる気がしてて、これが、
      日本の若者=中国の若者(というか、「世界の若者」かも)
      というところに通じます。ちょっとヤバイ傾向です。

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    6. >鬼滅や呪術が欧米でどうしてあんなにウケるのか
      これ書いてて思いましたが、日本の作品は、なんだかんだ言って、最後に
      「希望」
      が、あるからではないでしょうか?
      ・海外の作品って、「本当の意味で」絶望的な作品が多いような気がする。

      ※余談ですが、ターミネーターシリーズで、
      ・ターミネーター2(だったかな?)のみが人気作
      なのは、あれのみが
      ・「希望的終わり方」
      を、してるからなのでは?という気がしました。

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    7. 「いつかは白いクラウン」「家を買う」みたいな中流的な(達成可能な)刷り込み目標を喪失してしまうと「絶望的なやぶれかぶれ」になってしまうのかもと思わんでもなく.

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