2023年9月21日木曜日

ジブリ日テレ子会社化によせて

スタジオジブリが日テレの子会社になるそうです。

日本TV放送網がジブリを万人の脳に定着させたのですから日テレには子会社化する権利はあるだろうよ。ジブリのコンテンツを日テレが所有するだけでウハ〜でしょう。

息子の宮崎吾郎は事業承継を固辞したそうです。背負えないと。

解説記事によると、ジブリは今後も制作を続ける前提みたいです。吾郎が背負えないのはジブリの看板背負った新作なんか俺には無理ってことでしょう。

ジブリ的なアニメってなんでしょうか?
・女性尊重
・非暴力、非戦闘
・文芸調
・フルアニメ調
・べらぼうな制作リソースと期間

↑一言、大赤字だね。
天才宮崎駿にしか無理ですよこんな属性の企画は。

ジブリの作風をこんな風に、宮崎駿にしかハンドリング出来ない形にしちゃったのは宮崎駿と鈴木Pの二人三脚のおかげです。

人気スタジオが少女漫画を制作したら企画に困ってふらついてる証拠というのがヒラサカの持論ですが、ジブリにはもはや別方面へ進出する余力は残ってないでしょう。親会社の日テレも作風変更を許すまい。

ジブリが行き詰まりの道に入らないで済むポイントはありました。「海がきこえる」という全然ジブリらしくない、若者の平熱感覚恋愛作品を作ったのです。イイ作品ですよ。しかしジブリの黒歴史扱いのようで金ローで放送など決してされません。BDは売られてますが。
黒歴史になったのは宮崎駿が激怒したから。「海きこ」への反抗心で宮崎駿が「耳をすませば」を作ったという執念深い怒り。「耳すま」のラストで「結婚しよう」というイミフ展開なのは、宮崎駿の恋愛観です。「海きこ」はそれと真逆で好きだと気づくのに時間がかかる系なんです。宮崎駿は若手を潰すと言われますが、海=黒歴史もその一環です。

折よくこんな記事がありました。

そんなジブリが世代交代とか、アリエナイ〜
もう版権管理会社でいいでしょ。

えいめん

4 件のコメント:

  1. ジブリはまるでゾンビみたいですね。
    たしか最初か2回目かの最後の作品を作った後、アニメータをパージしたと聞いた事があったような記憶が・・・・・・。
    持っているコンテンツは少しは金になるので、金の亡者が食いついているのかも?
    宮崎+鈴木の二人で回したジブリを息子の吾郎一人で背負うのはむりでしょう。
    馬鹿じゃなければ断るのが正しい答えだと思います。

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    1. アニメータにきちんと退職金を支払って製作部隊が解散したのはもう何年も前でしたよね.なので「君生き」は再び集めたメンバーで作ったのだと思ってます.
      宮崎駿は日テレから「なにか作ってくださいよ」と言われて2本ぐらいはまだ作れるんじゃないでしょうか? その先は再び解散で.

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  2. >スタジオジブリが日テレの子会社になる
    なんか、「円谷プロ」と、同じ道を歩み出しましたね。
    円谷プロは、創業者が亡くなって以来、経営権が「イロイロなところに、たらい回しされた」あげくの果てに、現在は、
    ・某パチンコメーカーの、子会社扱い
    に、なっています。
    ※まぁ、「潰れてないだけ」マシかも知れませんが。
    円谷プロも同様に、
    ・「ウルトラシリーズ」の権利保護だけ
    を目的に、「倒産を免れている」感じだし。
    やはり、何らかの「資産」があるところは強い。

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    1. 円谷のコンテンツはよくわからない外資に切売りでなんだかなーらしいです。
      GAINAXもエヴァを売り飛ばしそうになったので庵野が慌てて買ったなんて状態。どこから来たのかわからない社長が不祥事とか。
      ジブリが日テレに買われたのは安心安全ですね。
      コンテンツをご安全に!

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