2013年1月9日水曜日

シロアリ&耐震、自己流リフォーム (1日目)

わたしの実家は神奈川県の伊勢原駅から日向薬師方面バスに乗った山深いところにあります.山深いからかしらんですが、家がシロアリに食われていることがわかり、床を剥がして大リフォームすることにしました.もちろん自分で.  http://hirasaka001.blogspot.jp/2012/08/blog-post_27.html

シロアリに気づくより前に耐震リフォームしようかという話にもなっていたので、耐震補強も同時にすることにしました.もちろん自己流で.  http://hirasaka001.blogspot.jp/2012/05/blog-post_1503.html

さあ、セオリー無視、やりたいように好き勝手にやるシロアリ&耐震リフォームの始まりです! 何日かかるか? いくらかかるか? うまくできるか? そんなこたぁどうでもいいんだよ、はなっから無視であります!
-----一応やった計算では全ての材料費が¥70万ぐらいと予想してます------

物件は2階建てですが、シロアリ被害は1Fのみと推測してます.耐震補強も1Fのみにします.下図が1Fの平面図ですが、旧い家屋なので壁が異様に少なくて、震度6でイチコロと思われるお陀仏な仕様となっております.
家人が住んだままリフォームするので、今日着手したのは8畳部屋です.

↓リフォーム前、部屋を片付けてる風景.
日焼けした畳と、猫が爪を研いだ襖が家屋の旧さを感じさせます.ちなみに、ネコは満19歳まで生きました.
 ↓畳を撤去したところ.シロアリの被害で一部の床板がペコペコと凹みます.
 ↓バールと玄能で床板を撤去した風景.
この部屋のシロアリ被害は、写真の左上方の根太が3本とその直上の床板だけでした.意外に少ない被害でした.しかし、隣室はもっと被害が広範囲だと推測されますので油断は禁物.
↓フローリングと根太を撤去し終えたところ.
フローリングが頑丈に接着されていて、破壊するのがとても大変でした.玄能を振った右手がダラーリとなって、この時点で13:30ですでに疲労してしまいました.
コンパネ上のブルーの物体は福島原発爆発の直後に買った防塵マスクです.今になって役立ちました.
↓床の撤去が終わった時点で、基礎と土台の締結を確認したところ、下図のようにボルトで締結されているものの、たったの4本だけしかありません.今の設計ではもっと多くのボルトを配置するのではないでしょうか? やはりお陀仏仕様でしょうか?
 ↓火打ち金具を買うのを忘れていて、厚木のビーバープロに買いに行きまして、サクッと取りつけてみました.耐震性が向上した気になります.  @¥388と安価です.
 ↓火打ち金具の釘はなぜか平べったいです.なんでだろ?  大きな穴はボルトによる締結のためかしら?
↓釘を打ち付けた状態.大きな穴はわからないのでとりあえずシカトしておきます.あとで太いネジでも打ち込もうかな?   →翌日に8mmのネジをブチ込みました.しかし本当はボルトとナットで締結するべきらしいので半端な施工になっちゃいました.
↓火打ち金具だけじゃ寂しいので、T字型の金具 ----@¥4500-----を取りつけて、基礎と土台を締結することにしました.これで土台のすっぽ抜けが防げるとよいのですが.
↓T字金具の基礎への固定には、基礎へアンカーボルトを打ち込んで、アンカーボルトに金具を締結します.
アンカーボルトはこんな形状です.右側の円柱部をコンクリに穿った穴に挿し込んで、左の棒を玄能で叩いて挿入しますと、円柱の先端の切れ込みが開いてコンクリに食い付く仕組みです.
12.7mmのコンクリ用ドリルによる穴あけが大変でした.ちゃんと振動ドリルを使っているのですが、なかなか穴が空きません.モルタルにはサクサクと穴が空くけど、コンクリの中に含まれる小石に刃が当たると途端に貫通しなくなるようです.つらい作業です.
 ↓T字金具を取りつけたところ.右下がりになってしまったのは、コンクリ用ドリルの狙いが定まらなかったためにしくじったからです.ちなみに、このT字金具はゴムによる柔構造ですので、ガチガチに締結してるわけじゃありません.ゴムの経時劣化はどうなってるんだろう???   どうせどこかのトンネルのケミカルアンカーのように長期信頼性はあまり確認してません、なんつう建築業界お定まりのヘタレ状況なんだろうなぁ.
コンクリへの穴あけに手間取って、今日の作業はT字金具を2ヶ取りつけたところで時間切れ終了になりました.明日は6ヶぐらい取りつけなくちゃいけません.ぐぁ~~っ.
T字金具を取り付け終えてから火打ち金具をつければよかった.じゃまで作業がしづらくてひさんです.



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