シロアリ＆耐震、自己流リフォーム （５１日目） 台所工事中

伊勢原の実家の近所に大工さんが住んでまして、息子さんがシロアリやら耐震やらやってるんだって？と観に来たそうです．その大工さん曰く、「この先何十年も住むわけじゃないのだから、プロに頼んで高い金を払うよりも息子さんがやってくれるのが一番いいんだよねぇ」と言ってたそうです．
実際、値段が安くて良いのはその通りなわけですが、値段以前のシチュエーションとしてわたしがやるしかないシビアな情況でした．問題は父親です．ボケが進行していて、知らない工事業者が日がな一日出入りするのに精神的に耐えられそうにないという問題．プロが施工するとしたら、ドカーンと壊して一気に作るでしょうから、その間はホテルにでも住むべきでしょうが、見知らぬ家に宿泊すると徘徊してしまう恐れがあるという問題．それらのリスクに母親が対処できない問題．耐震だけでなくシロアリもやると何百万円コースだろうが、そんな金をかけてどうするのという問題．しかし、シロアリに喰われてボロボロになっている以上、待ったなしでどうにかしなくちゃイケナイという問題．

ちなみに、シロアリに喰われていることが発覚してブログに書いたのが去年の８月のこの記事でした．    http://hirasaka001.blogspot.jp/2012/08/blog-post_27.html

そんな事情をう～んと考慮して、少々身辺整理を済ませてから１月に施工を開始したというわけでした．数年以内に来るかもしれない東南海地震などを乗り越えて終の住処になってもらなくちゃいけませんです．

今日、コーススレッド（ネジのこと）が切れてホームセンターに買いに行った帰り、近所の大工さんに会って、「丁寧にやってるねぇ、もうオレ大工って言えないよー」なんてお世辞＋冗談を言われてしまいましたが、プロの方に多少でもお褒めいただけるとは畏れ多いことでございます．わたしの仕上げなんかこれで金を取ったらクレームだらけになるはずですが、その大工のおじさんは、一人でやってることに感心したのかもしれません．

さて、台所の工事ですが、ブルーの部分は下地まで終わりました．明日は、赤い壁を壊して、天井側の補強をする予定です．住居機能を損ねないために、難物のシステムキッチンはまだ撤去すらしてません．システムキッチンは一番最後に着手します．

 ↓劣化してボロボロになった２畳分のフローリングをバリバリと撤去して、耐震金具をつけたところ．

↓いつものように断熱材．

↓床の下地を張って、冷蔵庫をいつもの場所に移動させたところ．壁の補強も終わってます．

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