そんな中で、さすがにこれはノーマークでいいだろって全然期待してなかったのが「覆面系ノイズ」です.題名が何を意味しているのか全然判らんですが、先期の「風夏」のように、高校の軽音楽部ジャンルなのでした.「はなとゆめ」のマンガが原作らしい.
演出が荒削りでヤケに面白いんです.無茶振りを視聴者にちぎっては投げつけてくる演出ですから、視聴者としてはしっかりと受け止めないと怪我しちゃうので、ドキドキしちゃうよ.
いまいち理解できない第一話のストーリーを追ってみましょう.
↓主人公の有栖川ニノは高1になったばかり、子供の頃から歌うのが好き.
↓新人勧誘イベントで軽音部バンドに幼馴染Aを見つける.(=右端にいるユズ)
↓逃げるユズをニノが捕まえる.ニノは子供時代にユズと歌っていた歌を歌う.何故逃げるのか、何故歌うのか、いまいちわからない.
↓ユズとニノが仲良しなのをみて、バンドのヴォーカルのミオウが失踪してしまう.う~ん、展開がせわしない.
↓その直後にニノを代役として引き込むバンドのリーダー.ええ~っいきなり?
↓新入生勧誘イベントで再び軽音部バンドが演奏する予定なのだが、合唱部の歌を聞いて過去のトラウマが蘇り、、、
↓ニノはステージ上で発狂してしまう.これはいったいどういうストーリーなのだ?
↓そして突然の発狂ライブへなだれ込んでゆく.(音質悪いしリンクがいつまで生きてるかわからないが張っておく) 曲名はスパイラルです.
この発狂ライブの迫力にはたじろぎましたよ.中毒性があるので繰り返し再生してます.
オーソドックスなライブシーンを製作した「風夏」みたいな作品ならいくらでも在るんですが、勢いとノリで製作されたであろうこちらのライブシーンの方が何倍ものパワーでのしかかってきます.「わたしを止めてぇ」の絶叫セリフがいい.
たまにこういう交通事故的な作品に出会えるからTVアニメのチェックを怠るわけにはいきません.多くのアニヲタはきっとこのライブシーンに喰いついてくるはずです.話題になると思う.
↓発狂ライブの最中に、幼馴染B(モモ)が講堂に居ることにニノは気づく.ニノのトラウマの正体はモモだったのだ...
多くの人にとってノーマークだと思われる「覆面系ノイズ」は要注目ですぞ.
かしこ
同じく、前評判が全くなくてノーマークだった「アリスと蔵六」もいいですよ。
返信削除平坂さんの好みに合うかどうかは、わかりませんが・・・
そうそう!「アリスと蔵六」もとてもいいです.
削除あのキャラで意外とシリアスかもしれませんね.
わたしの着眼点は、「亜人」と「エルフェンリート」にどう挑むか?
そこが「アリスと蔵六」の評価ポイントかと思っているんです.
とても楽しみ.