ちょっち今週は忙しいわたしです.いろいろと問題がありましてな.
にわかAVマニアシリーズ定期愛読者諸氏におかれては、わたしがRaspberry piにアタッチするHiRes DACプリント基板を開発中であることをご存知かと思います.ラズパイにAK4495を接続し、DSDでそれを動かそうとすると鬼のようにめんどくさいのですが、実現の目処は立っています.
でもやっぱラズパイオーディオを中止しようかと思っているんです.
WindowsにUSB接続で聴くのがお手軽だし、市場規模も大きいんじゃないだろうか?
趣味で作っているのだから市場規模は本来無関係なんだけど、コミケの同人ハード枠に出展しようかなと思っています.でも来年の5月なんですよね、それまでに満足のゆく基板ができるかどうかは謎.
WindowsでUSB接続というと、この投稿で書いたDDC基板(\3000ぐらい)を調達しなくちゃいけません.でもそれってアホくさいです.DDCなんかに¥3000も投資したくないもん.DACやOPAMPやコンデンサに投資したいわ.
DDCに投資しなくちゃいけないのが嫌で、これまではwindows USBプランを捨ててラズパイオーディオに逃げていたのでした.
だけど、ラズパイで使うよりもwindowsアタッチで使う方が便利ではある.
windowsアタッチで簡単にDDCを自作できないかなと、う~んと考えたところ、もしかしてデバドラ開発不要でできるかもしれないsystemが目の前にあるじゃん.
それはこれだよ.かつて当ブログで連載してたEZUSBです.
これを採用してUSB audio classで動かせばめんどくさいwindowsデバドラが不要でHiRes dataを通せる可能性がある.EZUSBなら使い慣れているので、master clockでdataを取り出すのもサクサクできるはずなんだよなぁ.
しかもEZUSBは安いから.中華通販で¥200ぐらいで売ってるです.
DDC基板の¥3000もしてblack-boxな不都合さからおさらばできるかもしれません.
てなわけで、近日にEZUSBにHiRes dataを通してmaster modeで出せるかどうかをレポすることになると思います.
なんとかならんかのう....
かしこ
>でもやっぱラズパイオーディオを中止しようかと思っているんです.
返信削除実は、あの「Volumio」のブログにも、
「Raspberry Pi って、あんまりオーディオ向きじゃないんだよね」
と言うことが書いてあったんですよね。
※元々これで開発してたのでサポートはするけど、実用には別のボード
「BeagleBone Black」等がいいと書いてあった。
元々 Raspberry Pi って教育用だから「要らない機能」も多かったり、
「扱いにくい」ところも多いですからね。
最近、Raspberry Pi 4 が出て、「これでPC要らない」とも言われてるんですが、
「実は、中古ノートPC買った方が安い(周辺機器入れると結局高いから)」
とか言われたりして(あと、発熱が結構大きい問題もある)評判はいまいちのようです。
※オーディオ業界でも、あんまり「ラズパイオーディオ」は、評判がいいとは言えないみたいだし。
(どちらかと言うと「衰退産業のオーディオ業界」が、「期待の新人」と思ってたんだが、
やっぱり「ダメでした」みたいな感じかも。まぁ、素人目に見てもムリだろうなとは思ったけど。)
ラズパイで自作で遊ぶ人がハイレゾするのはひとまず良き事ではありますが、でも問題は¥5000ぐらいで調達できるDAC基板をラズパイに刺して使って「音がよい」などと評価されるのにはかなり疑問です.
削除ラズパイから出てくるclockをオシロで観測して死にたくなりましたもん.
なんつうか、オーディオ業界の闇を見てしまったなと.
音質を聴き分けるだけの耳をわたしは持っていませんが、少なくとも回路的に間違ってない実装はしたいと思います.そのうえで高音質パーツのとっかえひっかえに着手したらオーディオ業界の闇に巻き込まれることもなかろうと.
ラズパイオーディオも2万円ぐらいするようなDAC基板なら回路的に信頼できるとは思うんですがね.
なので玄人筋には不人気なラズパイオーディオというのはホントそうなんだろうなと思うんです.
RPI4、どーせ高価なんだろと食指は動いてませんが、amazonで¥9000ぐらいですね.大人のおもちゃにはちょっと高いかんじです.
削除>オーディオ業界の闇
削除安価で高性能な「スマホ」の登場で、趣味としての、
「オーディオ」「カメラ」そして「パソコン」
は、事実上「消滅」してしまいましたね。
※そこにはほぼ「魑魅魍魎」か「老人」しか居ない状況ですね。
今残ってる人たち(って、自分も入ってるんですが)が、居なくなったら、
「業界ごと、消滅」するんじゃないか?って勢いですね。
ちょっと前まで、スマホの音は「自分でもわかる位」悪かったのですが、
いつの間にか「普通(あるいはそれ以上)に」聞ける音になりましたし。
(昔は、ボリュームを絞るとノイズが聞こえてたのですが、最近のは全くない。
技術的には、「パターニングの最適化」とか「多層基板化」で、GNDがちゃんと
取れるようになったからだと思いますが・・・)
ハイレゾ対応のスマホとかも当たり前にあるし。
「スマホでいい音聴けるのに、なんでわざわざ『高いオーディオセット』
買わなきゃいけないんですか?」と言う声が若者から聞こえてきそうです。
多分未だに「オーディオ」とかやってるのは(自分も、その一部ですが)
「本当に好きな人」しかやって無いんでしょうね。(しかも、年寄り)
だから、勢い「高級化」するしかないんですが、そんなに売れる訳じゃない。
(市場は狭く、しかも先細りだし)そんなところに「ラズパイオーディオ」
なんか投入して、どーすんのよ!?と思ってたら、案の定だったし。
>玄人筋には不人気なラズパイオーディオ
そりゃそうでしょう。
>ラズパイから出てくるclockをオシロで観測して死にたくなりました
だから、当然です。(でも、これを回避する「付加回路」とか、
何処かで発表されてましたが、なんか「本末転倒」のような気がする。
ちなみに「アンチラズパイオーディオ派」は「アンチPCオーディオ派」
とも重なってる感じもする。自分の理解を超えてるからか?)
こんなの
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1110135.html
も、あるんですが「ちょっと、闇」っぽい感じだよなー。
「オーディオメーカーも、生き残りに必死なんだなー」の感想しかない。
そのうち、「筐体を黄色く塗ると、音が良くなる」とか、言いそうだし。
(昔、「CD(メディア)を黄色く塗ると音が良くなる」という実話があった)
まぁ、そういう意味では、ホントの趣味で、コミケあたりでやる
しかないんだろうな、と思ったら、
「ラズパイオーディオの会」ってのがあるんですね。知らなかった。
いま、若者を中心に盛り上がっているのはヘッドホンとモバイル再生機でして、ポータブルオーディオ略してポタフェスというイベントにはたくさんの若者が集まります.
削除対するハイエンドオーディオはじじいばっかりです.試聴会を会場の後ろから見るとハゲと白髪ばっかしです.
上のリンクを見ました.「リアルタイムカーネル採用」と書かれています.そこまでしてラズパイにこだわるのは論点のズレを感じます.
clockを奇麗にするICも売られています.ラズパイのclockにそれを採用する手も考えたけど、そこまでしてラズパイにこだわるのは論点がズレてるのでやめました.
なんだかなー
>そこまでしてラズパイにこだわるのは論点のズレを感じます.
削除そうそう、そこなんですよ。Volumioとかがマトモなのは、
「だったら、BeagleBone Black にしなよ」とか、ハッキリ言ってるところ
なんですよね。ちゃんと「技術的にマトモ」なことを言ってる。
恐らく、上記のリンクなんかは、「よくわかってない、上層部」が、
「最近、ラズパイオーディオとかいうのが流行ってるらしいから、何か作れ!」
とか、会議で発言したら「こんなの」に、なっちゃったんだろうな・・・
という気がします。(技術者もマトモなのが居ないのか、仕方なくやったのか?)
(お分かりと思いますが、これは「過去の日本のパターンそのものです」)
まぁ、メーカもユーザも同じ穴の狢
>対するハイエンドオーディオはじじいばっかりです
だから、もう知らんわ、こんな奴ら・・・
あははは、、、walkmanがiPod/iPhoneによって駆逐されたのと似てたりします.
削除iPod/iPhoneにより駆逐されたのは正確ではなくて、iTunesすなわちネット配信によって駆逐されちゃったのでした.エイメンなり~
捕捉しますと、ネット配信するとCDが売れなくなってしまうという社内の反対のせいでビジネス展開をできずにいるうちに、iTunesの価格破壊配信メディア性に押し切られちゃったということなのでした.
削除わたしはソニーを「真空管とメカトロの時代の覇者」だと思っています.
しかし「量子力学とソフトウエアの時代」には負け組になってしまいました.
さよならでぇす.