何もやってなかったわけじゃないのよ.
真空管アンプのお勉強はやってました.簡単な3極管アンプぐらいは作りたいな.
だけどねー、わたしは半導体世代.半導体で真空管アンプの真似っこ回路も作れるはずだよなぁと思わってしまうの.例えばこんなのをsimしてます.
・A級
・高電圧小電流
・出力トランス式(=出力インピー中庸)
・スピーカー端子から初段ソースへfeedback
・素のゲイン22dB
・NFB量6dB
という特徴があり、真空管→FETに代わっているだけで真空管回路の特徴を踏襲しています.(5極管特性ですけどね、半導体は)
わたしが思う仮説では、真空管アンプが良音とされる回路的理由とは、
1)NFB量を大きくできない
2)小電流回路
3)出力インピーが中庸
4)123の恩恵で電源系の馬脚が表れにくく素直な音が達成される
もしもこの仮説が正しければ、真空管でなくてもFETでも真空管ライクな音を楽しめるってことになります.果たして上の回路はどんな音を奏でるんだろう?
あでも、作るかどうかは未定.
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SPICE simulationをするために出力トランスの諸元を探してnet徘徊しました.
びっくりしたのが、1次側インダクタンスが、PP用トランスで100Hぐらい、A級用トランスでも10H以上あるってことでした.超巨大です.
simulationのためにはインダクを知るだけでは不足で、結合係数も知る必要があるのですが、トランスの仕様書には結合係数は見当たりませんでした.
真空管回路をSPICE simする人のサイトで、結合係数0.99とか0.995などという数値を見て二度びっくりです.
ヘリカルスキャンのロータリトランスなんか結合係数がショボくて、0.90~0.95ぐらいだったかな? まぁトランスには不利な構造なので仕方ないんですがね.あと周波数も高いから巻き線が数turnしかないし.
上の回路では、10H、0.01H、0.995 としてあります.
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3極管に近い特性を持つJ-FETの一種でV-FETというのが1970~1980年代にあり、わたしもV-FETという名前は記憶があります.この素子が生き残っていたら、上のような真空管真似っこアンプもより楽しくなりそうですが、V-FETは失われた聖遺物になってしまっています.(中華通販で中古品をみかける)
もしかしたら、高校生のときに作ったFETアンプがV-FETだったかもしれません.
ずっと前に捨てちゃったと思うんだよなぁ.もったいないことをしました
このV-FETは日本人が発明したものらしいですが、公称SITというそうです.ネーミングが悪かったかも、shit=クソですから.....
かしこ
ネジで留める式のこのパワートランジスタ、FET?
返信削除懐かしいいッス。
今でもあるんすか。
今はもうこれは見かけませんね.キーホルダーの飾りにどうぞどうぞ
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