デスラー総統復活を祝して乾杯! 何度でも、毎日でも乾杯です!
北部方面総司令兼務のエージェントAから、2202第4章レポートその1が到着しましたので公開します.「第11話:デスラーの挑戦」です.
サンキュー > エージェントA殿
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待ちに待った1月27日です。宇宙戦艦ヤマト2202の第4章公開日。
例によって、会社の先輩の車でMOVIX仙台へ。車中のBGMは1/24に発売された、2202のサウンドトラックpart1と、第3&4章エンディング&2202ヤマトOP(佐々木いさお大王の歌つき) 車中では第4章の展開予想を熱く語り合う私と先輩がいた。
(ひら:出たものは買ってますなぁw)
MOVIX仙台はグッズコーナーが広くなって品物選びも快適になった。限定版BDとラバーストラップ、そして第5章のチケット(紙とeチケ両方)を購入。あぁ、これで問答無用に第5章は3回鑑賞が確約された。パンフは発売が遅れることはHPで確認済み。しかしパンフの発売が遅れるって、なぜ??
グッズを購入終了と同時に、シアターへの入場案内が。良い流れだ。席は目線位置の右寄り。初回ということで人のいりも上々です。
予告ではジ・オリジンの次回作が流れた。5/5公開ってGWですな。
タツノコヒーロー集結のやつもちょっと興味ありです。
そしていよいよ第4章スタート。
冒頭は前章までの振り返りがあり、佐々木いさお大王のオープニングが流れる。
曲のテンポが2199より早いのですが、実はこれはヤマト2のテンポに合わせているそうです(気づかなかった)
【第11話:デスラーの挑戦】
はるか11番惑星を後にして進軍するのはメーザーの第8機動艦隊。ヤマトの波動砲による波動共鳴から回復して、一路ヤマトを追う。が、不安定なエンジンが爆発して脱落していく船も多い。しかしヤマトにより侮辱されたと感じているメーザーは、たとえ大帝の命に背いてもヤマトを討つと言う。ナスカも従う。
そのメーザー艦隊の前に現れたのはノイ・デウスーラに乗ったデスラーだった。
このノイ・デウスーラ、巨大ミサイルを多数牽引しているため、そうとうゴチャゴチャした感じです。
(ひら:ゴテゴテしてますな、ミサイルでかっ)
その艦橋には総統閣下と、(監視艦隊司令なの?)ミルの姿が。このミル、”さらば”ではほとんど出番は無いのですが、雪に致命傷を負わせた人です。”2”ではやはりデスラーの監視役でしたが、1枚も2枚も役者が上手のデスラーにさんざん弄ばれていた記憶があります。
ミルは言う、
”ヒューマノイドの感情は、我らガトランティスにとって劇薬のようなもの。現に彼らはヤマト憎しと大帝の命に背いている。今や大帝の完璧な艦隊を汚す汚染物質。大帝から粛清するよう命令が出ています。もちろん、汚染源であるヤマトの処分もお任せします”
ワープアウトのアナウンスとともに、デスラーが命ずる。
”デスラー砲発射用意”
おぉ、まさかこんなところで撃つとは!
”感情に無縁がゆえ、我らガトランティスの繁栄はあった。正直ぞっとしませんね、ヒューマノイドに関わるのは”
とミル。
しょっぱなから結構しゃべるな、こいつ。
”時に取り返しのつかないことになるからね。一時の感情や愛に支配されるというのは”
とデスラー。
”デスラー砲、発射”
赤い閃光がメーザー艦隊に放たれる。
”なぜだ~~!”
と絶叫するメーザー。艦隊はデスラー砲によって消滅した。たぶんナスカさんも死亡。
でも、ノイ・デウスーラのブリッジに表示されているメーザー艦隊は、かなりの規模に見えました(元が25万隻だっけ?)。デスラー砲1発で消せるとは思えないのですが.....でも、2199ではサレザー系の惑星を1発で破壊したことを考えると、ありえるか、と納得。
しかし、あれだけの大艦隊を惜しげもなく消すとは。2202のガトランティスはオリジナルに比べても圧倒的な艦隊戦力を持っているようです。
(ひら:ガトランチスの生産力の秘密は明かされますかね?)
その様子を伺うガトランティス。
”汚染艦隊はデスラー閣下によって粛清されました”
とゲーニッツ
”大帝の恩に報いるためか、あるいは行き場のない自分の身をかえりみての..”
とサーベラー。
大帝は言う
”そう単純ではあるまい。とくと見させてもらおう。人間の人間たる所以を”
(ひら:大帝様はガトランチスにしては特殊な気質をお持ちのようで)
一方、ヤマトでは、テレサのコスモウェーブから得られた情報が真田さんから説明されている。テレザートは空洞惑星ということ。周囲のエネルギーに反物質に似た特性が見られること(来ました、反物質。この言葉、”さらば”で覚えましたよ)。テレサと会えても触れ合うことは出来ないかも、と。
またテレザートそのものが岩盤に覆われつつあること。その周囲には艦隊がいること。テレザートからのエネルギーが弱くなっていること。岩盤そのものがエネルギー吸収装置、ガトランティスがテレサのエネルギーを吸い上げている可能性がある。
”残された時間は多くない。どう戦う?艦長代理?”
と古代に聞く土方。
(ひら:土方さんそんな突き放したコト言わないでw)
第4章の土方の古代に対する言動は、”覚悟を決めろ”と促すような言動が多い気がしました。
キーマンのところに桂木が現れる。
”あなたがヤマトのエンジンにしたこと、考えていたの”。
”何のつもりだ”
キーマンに触れる桂木。
”このぬくもり”
う~~む、この二人、何なんだ??
(ひら:桂木さんたら何人目の純粋体なのだろう)
航行するヤマトの周囲に突然、多数のミサイルが出現する。そう、この音。瞬間物質移送機です。ミサイルとパルスレーザーの迎撃と波動防壁でミサイルを防ぐヤマト。しかしヤマトのレーダーには敵艦の姿はない。
”これだけのミサイル攻撃をレーダー範囲外から...”
と真田。ヤマトは速度を上げ、敵を振り切ろうとする。
その様子を見るデスラー。
”どうやら、あの船は何も変わっていないようだ。瞬間物質移送機、座標修正”
次々と出現するミサイル。加速したのに周囲からのミサイル攻撃に
”ありえない!”と島。
”どんだけの大艦隊がいるんだ?”と南部。
”敵ははっきりとヤマトを捉えている”と真田。
しかし、波動防壁は強力だ。これも時間断層効果によるパワーUPなのだろう、と思う。(そう思えるシーンがテレザートでもあります)
(ひら:ええーそうなんですか、イデの力みたいだ)
”艦長代理、どうなっている?”
たまらず土方が艦橋に現れる。
”脱出ルートを計算中です”と古代。
アナライザーから脱出ルートの情報が出る。が、土方は
”罠かもしれんぞ”と古代に言う。それでも、ここから脱出するにはこの瞬間しかない。
”無差別ワープ!”
その様子を見ていたミルは驚愕する、
”あのわずかな隙をついて...”
”これがヤマトだよ、ミルくん。引き続きヤマトの探知はお願いするよ。”
ん?なんだ?なんでミルがヤマトの探知係なんだ??
ワープアウトしたヤマトは異空間にいた。かつてイスカンダルへの航海のときに経験した次元断層に似ている。しかし、この空間はただの異次元ではなかった。超新星の爆発によりできたこの空間には、波動エンジンのエネルギーが充満している。勝手に出力があがっていく波動エンジン。真田は徳川にエンジンの緊急停止をお願いする。間一髪爆発をまぬがれたヤマト。しかし波動エンジンは使えない。ヤマトは補助エンジンで航行する。
そのとき、敵の攻撃がヤマトを襲う。デスラーが追ってきたのだ。
”敵はここでもレーダーが使えるのか?”叫ぶ南部。
どこまでも追いついてくるデスラー。それにはカラクリがあったのだ。コスモウェーブ(精神波)により、桂木とミルが通信していたのだ。時間も空間も飛び越える通信、ってバジュラだな。
(ひら:あははー)
ヤマトは前方にちくわ型の小惑星を発見する。
ここできた~~ちくわ。劇場に向かう車中で、会社の先輩と、”今回ちくわ出ますかね?” と私。”出るでしょ”と先輩。当たりましたね。この”ちくわ”、ヤマト2で出たのですが、デスラーの罠でヤマトが捕えられ、脱出するのに波動砲を撃ち、重力アンカーを切って、その反動で飛び出たというエピソード。そう!重力アンカーが初めて登場した回です。この回が無ければ、2199の名作:バラン星のエピソードも無かったかも(大げさか) 新米、お前は偉い!!(2202に新米がいないのが残念です)
”もしアケーネアスの遺産なら、われわれに有利に働くかもしれない。賭けだ”
と真田。
このセリフ、重要ですね。そう、古代アケーネアスの遺産に何度か助けられたヤマト。自然とそう思うのも無理はない。しかし、この真田さんの考えは、テレザートで無残にも打ち砕かれるのです。
ヤマトはちくわの中に入っていく。そこは通常と同じ次元であった。古代アケーネアス文明は次元の違う空間をつなげる技術も持っているようだ。
ヤマトはこの空間からの脱出方法を模索していた。
”一歩間違えば終わりじゃ、火薬に火をつけて、そのいきおいでワープするということじゃからな”徳川。
”俺と機関長、責任は半々ですね”と島
すると古代が言う。
”いや、みんなで背負う。”と。
ヤマトを追うデスラー艦隊。しかし駆逐艦は波動エンジンの暴走で爆発する。
”ここでは君たちの手品も使えないだろ”とデスラー。
”まさか、それを承知でこの空間に!”とミル。
デスラーがヤマトをこの空間に誘い込んだのは、ヤマトを討つためだけではなく、ミルの思考波を遮りガトランティスから隠密行動をとるためだったのだ!恐るべし、総統。
”君も大帝もガトランティス人としては珍しいね。しかし、大帝の御心を本当に理解している者がいるかな。大帝はヤマトの殲滅を望んではいない。大帝にとって、ヤマトは久しぶりに興味を持った相手だからね。”
とっさにミルが銃を抜くがデスラーが抑える。
”大帝はとっくに知っているよ、ヤマトなど私には何の意味もないことを。この銃は預かっておくよ。ミルくん”
”だが、私は屈辱は忘れぬ男だ”
味方の艦隊ごと波動砲で撃とうとするデスラー。
ミルが大帝への通信をこころみるが通じない。
”無駄だよ、ここでは君たちの手品も使えない。ま、大帝にはいずれ分かることだ。慌てるな”
ちくわ惑星に向けてデスラー砲を撃つ!!
ヤマトに迫るデスラー砲。
”余剰次元の爆縮を確認!!”
”今だ。敵の攻撃の衝撃波を利用してワープする!”と土方。
デスラー砲の波(?)に乗り間一髪ワープするヤマト。ちくわ惑星は崩壊した。
”相変わらずの強運”と呟くデスラー。
空間安定のために存在したちくわ惑星が消滅したため、異次元空間は消え去り、通常空間に戻った。その時、ワープアウトするガミラスの戦闘空母3隻とクルーザー級の姿が! パネルにはタラン弟が。
”総統、ご無沙汰しております”と感極まるタラン。
”変わらずの忠誠、感謝する”
おお、タラン弟ですよ。これはもう、ヤマト2ルートですよ。ということは、続編ありですか? いずれは名セリフ
”タラン、何年私の副官をやっているのだ。ハイパーデスラー砲用意だ!!”も聞けるんですかね? 期待していいですよね? 福井さん、羽原さん!
(ひら:あけましておめでとうございます、デスラー総統復活です.どうやって総統とタランが連繋したのかは謎でしょうか?)
雪が土方に艦長就任のお願いをしている。しかし土方は、
”今日は罠にはまった尻拭いをしただけだ。みんなで背負うか。あいつめ、自分のことでないとな。今古代が直面しているのは古代自身で乗り超えなければいけない壁だ。お前はあいつを支えてやればいい。心配するな、お前のご両親たちも支えあってきた。お前にもできる。”
”さらば”や”2”の土方は智将というイメージが強く、描かれ方も基本クールでした。しかし2199で雪との関係を設定したことから、2202は土方の人間性も描かれており、あらためてこの土方と雪の設定は絶妙だったな、と思うし、福井さん&羽原さんはこの設定を上手く生かしているな、と感じます。(2199の思わせぶりな雪の伏線?は回収されるのだろうか?)
(ひら:それよそれ、森雪の秘密どうするんだろ?)
ヤマトの艦橋で徳川が言う。先ほどのワープは通常の3倍のエネルギーでワープしていると。真田も
”波動砲に良く似たエネルギーだ”という。
それを聞いたキーマンは呟く
”デスラー砲....”
意外と冷静なキーマン。
デスラーとの血縁関係は間違いないのだが、親子ではないのか?
(ひら:ガトランチスに囚われていた総統ですからキーマンの件を知らないのでしょうね.逆にキーマンとしても総統がガトランチスで生きているのを知らなかったのだろうか.やっぱり桂木さんに聞け!ですね)
危機を脱したヤマトは一路テレザートへ急ぐ。