途上国でタイヤやシャフトを修理する信じがたい技能を紹介する動画から目が離せないこの頃です.
今回わたしの心の琴線を逆撫でしたのは、、、なにやってるのか理解に苦しむ、モーターの修理です.
順を追って見てゆきましょう.
↓これはセルモーター(DCモーター)の回転子です.ニスのようなのが塗布されているので焼いて除去していると思われます.
・銅を回収するのが目的である
・わけわからん焼き入れで磁気性能が死んだと思われるケイ素鋼板は捨てるしかない
ところがそうじゃないんですよ.丸のまま修理なんです.腰が抜ける.
巻き線の絶縁破壊を修理している
なんですね.同様の動画は他にもあって、いずれも絶縁紙で絶縁破壊を修理しています.
オリジナルの巻線にはエナメルか何かが塗布されていたわけですから、セルモーターの死因のTOPはエナメルが溶けて絶縁破壊するからなのだ、とこの動画は暗に語ってます.
セルモーターがそんな死に方するかねフツー.
よほど高負荷をかけ続けてチンチンに熱くなってしまったのでしょうか? どんな使い方したらそうなるのだろう? 想像できません.もしやセルモーターで走ろうとしたとかw
そこんとこの解説をお願いしたいヒラサカなのでしたー
動画はこれです
かしこ
モーターの導線巻き直しは、レストア・リビルド系動画の定番ですよね。
返信削除ところで、こういった技術はいったい誰が開発し、それを広めているんでしょうね?。タイヤ系でもそうでしたが、同じような修理が(ひょっとしたら国すらもまたいで)別々の工房を舞台にアップされていても、手順や出てくる治具はほぼおなじです。これはやはり、元締(?)的な技術開発や教育する機関なり組織なり…親方がいると思うんですが、いったいどんなネットワークになっているんでしょうね。
そうですね同じですね.
削除バッテリー、モーター、後輪シャフト、クランクシャフト、、、技巧は同じ.
それイイネ!でみんなが真似して広まってゆくのでしょうか.
重機用の精密そうなオイルポンプのオーバーホールで、地面に部品をぶん投げるので泥が付着して良からぬ羽目にならないかと心配になりんす.
「鉛蓄電池」のレストア動画も、いろんなのを見てると、
削除「これでもか?」と言うくらい、手順が同じなんですよね。
※使ってる「特殊ジグ」も、ほとんど同じものです。
そのジグさえあれば、自分でも出来そうな気がするくらい。
(あまりにも「同じ」動画が多いので、だんだんつまらなくなってきたところ。)
>元締(?)的な技術開発
まぁ、どこかにいるんでしょうね。こんなの、彼らが「個別に」開発した技術とは思えない。どこかに「教科書」が、あるんだろうな。
鉛電池も感銘がひとしおなのでブログ投稿しようと思っているところです.
削除電池のプラ筐体を再利用するところは涙なしでは見れません....
プラって修理には難素材なんですよね、割れたらもう終わりですから。やっぱ鉄はいいわぁ!。
削除いまはまだアナログエンジンがイッパイ在りますが、遠からず旧車もデジタル・モーター時代がやってきます。プリウスのモーターも、やっぱ巻き直すんでしょうかね^^;)。
プラをやたら器用に接合とかするんであれはイイ.
削除ガスバーナーと焼きゴテでプラを溶かして接合するのは感涙.
リチウム電池のレストアはやらないのかな? 爆発するかな.ドキドキ
> セルモーターで走ろうとした
返信削除以前知人がやったことあると話してました。
廃車の予定でガソリンをケチったら後少しのところでガス欠になり、この手を使ったとかw
自分はまったく思いつかなかったので、目からうろこみたいな思いをしました
えぇーどんだけ走れるんだか(爆笑)
削除廃車するならモーター焼けてもいいですね.
宇宙戦艦ヤマトの補助エンジンじゃないんだからといいたいとこ.
いやー、感動しました。電気的な修理というより「きれいにしてみた」って感じですね。
返信削除磁束とか電磁誘導とか絶縁とか物理的強度とかいう理屈を超えて物として新品に近づけてやるっていう意気込みが感じられます。
ナウシカの世界でガンシップとかはこうやって工房で維持されているんでしょうね。
一連の動画からはペジテ市だなとの感銘を得る...
削除今回のは和同開珎を綺麗に磨いてみたと同じ方向性w いいのかそんなんで.
別の動画ではモーターケースに組み込んで試験運転するまでやるものもあるんですがちゃんとトルク出てるものなのかは不明です.