2026年10月23日金曜日

【現実逃避】電磁界シミュレータS-NAP(CQ出版の付録)

勉強熱心な回路設計者の皆さんには「やろうやろうと思いつつ先延ばししてきたツール」というのがあるんじゃないかと思う.
わたしの場合は、excelのマクロかな.VBで書くんだろうか?
「電磁界シミュレータ」もそのひとつ.会社にライセンスがあるんだけどリモートから使うのかったるいのでやる気ないし、誰かしら使ってるみたいだしってな諸事情で手出しせず.

それでfree softを調べたら、いろいろ存在するのは判ったが、これといったtoolが無くて、電磁界SIMをほぼ諦めてた.

古本でしか手に入らないけど、CQ出版が付録でS-NAPという電磁界SIMを出してた.当ブログの投稿における初出はこのときだった.
S-NAPは今でも現役の国産SIMで、お値段は40~140万円までいろいろあるみたい.それを古本価格で使えるんだから超絶ありがたいったらない.

S-NAPを動かしてみたので感想をば.

まず、win10ではフツーに起動でき、exampleを動かせもした.

だがwin11では少々問題が発生した.
「16bit installerは動きません」が出てインストすらできなかったが、ダイアログが示すURL(MS社)で回避するtoolを入手出来てインスト完了.

しかしwin11ではまだトラブルがあった.回路図toolからsim toolを呼び出すのであるが、呼び出しできなかった.エラーもでる.
対策は、S-NAPのインストールフォルダにあるいくつかの.exeの全てに対して、プロパティを次のようにセットしたらフツーに動くようになった.
 ・互換モードをWIN XP-SP3
 ・管理者モードで動かす
この書籍付録のS-NAPは、元はwin-XPで動くソフトだったらしい.古いねぇ.
以上がインストについてのトラブル回避であった.

ーーーー
次は使い方である.

上記書籍にはS-NAPの使い方解説が手取り足取り書かれていると期待してはいけない.使い方解説は末尾の30ページ分しか書かれていないのだ.しかもさほど分かり易いとはいえない.
それだけでなく、S-NAPの操作感がいまどきの回路図editorや3DCADの使い方とはかけ離れているのがとっつきにくさの原因といえる.
S-NAPのtutorialをnetで探したんだけど、英語の動画だったりしてかなり役立たずで断念.
「S-NAP Wireless Suite 評価版ダウンロード」ページから一式をDLした.評価期間は1weekなので使う気はないが、解凍すると日本語pdfのtutorialが入っているのでそれが比較的役立った.

まだ回路図ベースのSIMしか試していないが、、、
↓最初wireを描けなくてfuck!と思った.そしたら始点でダブルクリックするんだねぇ.
部品配置や部品消去などに対しても、コマンド実行=ダブルクリックという作法なんだな.なんか慣れない....

↓部品はいろいろある.通常のパーツは「集中定数素子群」グループの下にある.
↓入出力ポート、及びGNDは「接続部品」の下
↓SIMをするにはまずネットリスト出力を押す
↓SIM画面に移動.Sパラ解析へ
↓Sパラ解析の周波数範囲をセットして→解析
↓こんなのが出る、SIM完了
↓このボタンを押すとSパラ表示に切り替わったりする
↓デフォで周波数軸がリニアなので、対数周波数で表示したければ、対数表示にせよ

↓グラフメニュ→表示式は必須の操作だ
↓なぜかというと、S21,S11などを選択する画面だから

回路図をSIMる手順はこんなかんじかなと

つぎはスタブとかコイルとかのSIMをやりたい.

かしこ

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