1997年ごろ、HPで1GHzぐらいの小信号アンプを設計する機会を得た.
NECのft 10GHz超のTRで作った.
いま、100MHzぐらいかできれば300MHzぐらいの小信号アンプを設計したくなって、TRを物色などしていたら、近頃ではRFICというものを使うらしい.
RFICって初耳だなぁ.そんなジャンルがあるの?
AIに聞いたらこんな歴史だったらしい.
1)かつてはMMICだった
2)1990年代後半にGaAsのRFICが出た
3)2000年代~シリコン製RFICが普及期に入った
こうゆう時間線だったならわたしがRFICを知らなくても仕方ないってとこだ.
G帯アンプはほんの1~2年間しか設計しなかったもので.
↓まず面食らったのはAmazonだ.こんなのが数100円から売られている.SMAコネクタ代だけで赤字なんじゃないのかと心配になってしまう.AmazonでG帯アンプを買えるとはどんだけ酔狂なんだか?
基板写真を見るだにマッチング回路がどこにもない事に気づく.RFICの入出力が内部で50Ωに作られているのでいきなりマイクロストリップラインのいきなりSMAでOKよというわけだ.こんなんで3GHzぐらいまで20dBぐらいという.高周波もずいぶんお手軽になったもんだと感心する他ない.
そんでもって秋月ではどうか?
↓こんなのとかが10種類ぐらい売られているかんじ.
汎用広域帯アンプIC DC~2.2GHz BGA2851 電圧利得:24.6dB ¥50
世の中から10GHz超のトランジスタが消えちまったのは、みんながRFICを使ってTRが使われなくなったからなのだろう.
WIFIとかスマホで知らぬ間にRFICにお世話になっているわたしたち.
それでは今宵はここまでにしとうございます.
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翌昼、秋葉原へ
行き先は秋月と書泉とダイソー。
RFICとトランジスタとポリウレタン線を買う。chip attenuatorも欲しいけど1x1mmサイズじゃハンダ無理なので買わない。
書泉で高周波回路のノウハウ本で良さそうなのがあれば買う。
まどかマギカは今日は観ない。期待は高かったが、取っ散らかし気味なんですって?
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アキバ書泉
目的の本が無かったので神保町へトボトボと歩き始めた岩本町。かなぴぃ
神保町
三省堂は雰囲気で「ダメっぽい」と感じられた。工学書コーナーはソフトウェア本が主でハード系は無し。売場の通路を広くしたエレガント風に店内改装して品揃えが損なわれている。売れ筋だけ。能無し三省堂神保町店。
書泉神保町店
昔ながらの面影のある店内。精神世界オカルトコーナーが嬉しい。しかし工学書の面積減は痛い。数学、ソフトウェアに圧されてハードウェア書籍は乏しい。
大手町へ移動してみる。丸善という本屋があるらしい。
丸善
かつての八重洲ブックセンターのようで合格。だが目的の本は無かった。絶版直前なのだろうか。amazonで買うけど中身見ないで買うと期待外れかも。
大手町で地上へ出たら昨今話題の平将門の塚があった.意外と広々とした場所.地価高そう!
歩き疲れて帰宅する。
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帰宅して、Amazonで高周波の中古本を2冊注文した.
シミュレーションで始める高周波回路設計: GHz高周波信号のふるまいと回路の動作をパソコンで体験学習
高周波技術センスアップ101: 数M~数百MHzの高周波信号と上手につきあうために
このクソ長いタイトルはなんだ!? ラノベを笑えないぞwww
両方とも初版は20年以上前で絶版になってる.古いので絶版するのは仕方ないけど、類似の後続の本が出版されないというのは技術の継承のためには問題だよねぇ.
以前、
USB audioのDDCを作ったのを当ブログで連載したけど、USB audio classという公開情報かと思いきや細かいところは作ってみなくちゃ判らんわけで、そうゆう設計ノウハウが企業の内部に沈殿して外部に出てこない状況が垣間見えた.
高周波回路設計も企業の設計部隊に沈殿して外部に出てこなくなったらマズイと思ふ.
わたしは所属会社にある設計ノウハウごときで設計なんかしてないからね.所属会社にない技術情報をその会社に注入する仕事をしている.だから技術情報が隠蔽された社会だと困っちゃうんだよなぁ.ネタ収集をできんくなるから.
技術情報を埋もれさせないためにCQ出版の貢献は大だけど、今日大きな書店を巡ってみて、CQ出版の本を陳列しているのはアキバ書泉だけと言って過言でなかったわ.
↓こんな状況よ、
アキバ書泉 陳列あり
神保町三省堂 なし
神保町書泉 なし
丸の内丸善 あるけどアキバ書泉に負けてる
有楽町三省堂 なし
昭和時代は本厚木の有隣堂だってCQ出版の本をたくさん並べてたのにな.
各書店でなにが起きているかというと、工学書の売り場面積は昔から変わってなくて、昔は存在しなかったコンピュータ、ソフトウエア、MS-officeみたいな新参書籍が工学書売り場を100%占拠してしまって、CQ出版のハードウエア本は店頭から消えた.
CQ出版えいめん