2013年4月24日水曜日

ボストン爆弾テロの真相という田中宇の記事

ボストンの爆弾テロは、地理的にも政治的背景も文化的背景も遠くの事件であるにもかかわらず、日本のワイドショーでは、犯人逮捕までの経緯をずいぶんと多くの時間を割いて報道していました.ボートの中に潜んでいる犯人の発する赤外線をヘリから撮った画像なんつうことまで報道されたってお茶の間の日本人にはほとんど関係ないですし、セカイを変えるほどのインパクトがあった911に比べると今回のボストン爆弾テロは小さな事件と思われますので、あたかも「今朝の首都圏の交通機関は平常運転されています」というニュースと同等の興味のないニュースだなぁと思っていました.一般視聴者としては、非道なテロ犯が追い詰められ逮捕される過程を観ることで倫理観を追確認して安心したいってことなんでしょうか???

田中宇というジャーナリストがいます.USA衰退論をベースとした主張を続けているので陰謀論者にカテゴライズされることがしばしばあるらしい.わたしは陰謀論大好き人間なのでおもしろく田中宇の記事を読んでおります.基本的には月額¥500を支払わないと読めないのですが、無料で読める記事もwebにupされますので一部でしたら読むことができます.  http://www.tanakanews.com/

で、「ボストン爆弾テロの真相」という記事が田中宇から配信されまして、TV報道には全然興味のないわたしでしたが、田中宇が何を書いてるのかなぁ?と思ってどれどれと読んでみました.(有料記事なので上のURLでは読めません orz)

かいつまんでいうとこういう風に田中宇は書いてます.
●犯人のタメルランは、指名手配されるまで近隣の自宅で暮らしていた.
●事件後、タメルランにFBIが”電話”した会話は、こうだった.
  FBI           「オマエのせいだ」  (to accuse him of being responsible)
  タメルラン  「それはそっち(FBI)の問題でしょ」  (your problem)
逮捕するでもなく、捜査当局が犯人に電話するのはおかしなことだ.いつもの「協力者って奴」だったんじゃないのかー?
●タメルランはチェチェン出身の亡命者でチェチェンテロリストを賞賛していた.反ロシアという意味でUSA当局にとっては使い勝手の良い人物.
●様々な可能性のひとつとして、USA当局の依頼でタメルランが爆弾をセットし、USA当局が爆弾を回収するという「似非事件解決シナリオ」が失敗して本当に爆発してしまったことも考えられる.
●似たような「似非事件解決シナリオ」が93年のニューヨーク世界貿易センタービルの地下駐車場爆破テロの際にもあった.FBIの協力者だったエジプト人が、FBIに依頼されて爆弾を仕掛け、爆発前に回収されるシナリオが失敗して本当の爆発が起きてしまった.そのエジプト人がそれを暴露し問題になった.

このネットならではの説ならばテレビのワイドショーよりも俄然おもしろいじゃんと思ったわたしでした.

#先日、日本の外務省職員が風呂で練炭自殺した事件も、背景はなんだかなーという興味が尽きませんです.

また今回もステマみたくなってしまいましたー.今回は田中宇ageっつうことでw

毎回楽しみに読んでます   >  田中宇センセ

かしこ


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3 件のコメント:

  1. またyoutubeを見てしまった。
    http://www.youtube.com/watch?v=p2eNmnIvKro
    リチャードコシミズ氏が面白いことを云っていました.

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  2. ボストン関連ではこちらの記事もおもしろいですよ。
    http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/d5a892bc06c9e0e76ecdf833e52541d4

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    1. おもしろい、おもしろい、陰謀フィールド全開!

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