実家に帰省しておりましたため、お久しぶりでございます.
かつてこちらで書いたように、XP時代の古いPCにkona linuxをインストールして使っています. http://hirasaka001.blogspot.jp/2015/04/pclinux.html
使っていると云っても前回ログインしたのは5月で、約3ヶ月ぶりにまた使いたくなりloginしようとしてパスワードが通りません.あれれ? 試験的なインストールのつもりだったので、テキトーなパスワードを設定してしばらく使った後に、パスワードを失念してしまったのでした.迂闊.
まぁ再インストールすりゃいいんだけど、後からインストールしたtoolを再インストールするのがかったるい.
ネットの情報によると、kona linux 3.0の場合は次の手順がよろずトラブル復旧手段であるらしい.
↓kona linux 3.0のブートローダーであるGRUBの画面で、「Advancedなんたら」を選択する.
↓次に現れるメニューで「recovery mode」を選択する.自動的にrunlevel=1で起動する.
↓textの起動画面が続き、最後にパスワードを入力するように言われる.
↓パスワード認証に成功するとプロンプトが現れるので、様々な復旧を行う.ここではpasswdコマンドを入力すればパスワードを変更できる.
んんん? パスワードが判らないのだから、この手は使えない?
その通りです.
↓パスワードを入力しない代わりにCntrol-Dを入力すると、自動的にrunlevel=2へ移行し、X windowが立ち上がり、いつものkona linuxのこの画面が現れる.この画面から脱出するためにキーボードをさまざまにCtlやAltを叩いてみましたが脱出不能でした.
つまり、パスワード忘れからリカバリする常套手段である、
1)runlevel=1で起動し、
2)singlemodeゆえにパスワード入力不要でログイン出来、
3)passwdコマンドで新しいパスワードを設定する、
というのがkona linux 3.0では使えませんでした.(わたしは断念した)
↓う~ん、と考えて、マシンからHDDを取り外して、windowsマシンにUSB経由で接続し、何かのtoolで読めるかどうか試しました.残念ながら、ファイルシステムのExt4を読めるwindowsのtoolは見当たらず、これは断念.(Ext2,Ext3なら読めるtoolが在るらしい)
そこで、USB bootの小型Linuxを用意して、windowsマシンをLinuxマシンとして起動し、件のHDDを接続したら、読めるようになりました.
それで何をしたかというと、
/etc/passwd
という、パスワードが書かれた(少し嘘が混入)ファイルを直接編集してしまおうというわけです.
同ファイルをtext editorで開くと、
root:x:500:501:ADMIN:/root:/bin/bash
というような部分があります.
この中にあるxという文字を消してしまうと、パスワード不要でログインできます.(設定によってはログイン出来ない場合もあるらしい)
このようにして、runlevel=1で起動して云々という常套手段に持ち込むことにより、パスワードの再設定が出来ました.今度はパスワードを忘れないようにしようと思います.
おかげで午前4時まで試行錯誤していたため、おかげで今朝は寝不足です.
よわ~
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