2013年4月15日月曜日

宇宙戦艦ヤマト2199第5章 ご注意!ネタバレレポート

TV版の放映と、劇場先行上映版の話題が錯綜してしまいがちな「宇宙戦艦ヤマト2199」の話題です.今日、第5章を観てきました.ギャーッッ、スゲェ面白かったー上映が終わって拍手が沸き起こるかと思っちゃった.起きなかったけど

以下、記憶で書きますが、モロにネタバレなので知りたくない人は読まない方がいいです.

15話   ドメル艦隊との小競り合い
ヤマトを撃つべくドメルがやってくる.ドメルの作戦は巨大艦隊による物量作戦でした.ヤマトに対する威力偵察をちょこまかと繰り返し乗組員のイライラが募ってきたころ、中性子星の重力の影響下で少々強引にワープしたヤマトをドメル艦隊正面に誘導して、ドメル艦隊はヤマトに総攻撃をかける.ヤマトは波動防壁で突破を試みるが、波動防壁とて完璧なバリヤーではなく、ドメル艦隊の攻撃はヤマトへ深刻なダメージを与える.
沖田の指示により旗艦への正面突破攻撃を仕掛けるヤマト.ヤマトが本当にドメル艦にぶつかるんです.マンガチックな衝突じゃなく、ソリッドで華奢な物体同士の衝突で、ここは注目シーンでした.
敵の旗艦をやり過ごして危機を脱したかと思いきや、そこに大量のガミラス艦がワープアウト.波状攻撃は止まるところを知らず、ヤマトが沈むことは物語の進行上アリエナイとはわかっているわたしでしたが、絶体絶命のヤマトをリカバリさせるシナリオなど考えられず、いったいどうなるんじゃ~と思っていたら、、、、、、、

お忍び視察でバラン星へ来ていたデスラー総統が乗る宇宙船が爆破され、デスラー総統が暗殺され、もう少しでヤマトを仕留められるドメルのところにヒスから”緊急帰投命令”が発せられ、ヤマトは沈む寸前で生き延びる.

ドメルは、デスラー総統暗殺の首謀者として逮捕、死刑が宣告される.

16話   ビーメラ星での反乱
15話と16話が逆だったかもしれないが、それはさておき先に進むこととしよう.

食料が不足して困っているヤマトであったが、イスカンダル星からの宙図によるとビーメラ星系にて食料調達できそうなので、立ち寄ることにしたヤマト.

ヤマト艦内には出雲計画(人類移住計画)出身者もおり、彼らが反乱を仕掛ける.新見女史もその一味.
島も新見等と共謀してクーデターを仕掛けるが、ビーメラ星の遺跡調査に出掛けた古代達を置き去りにしようとするクーデター一味に反抗したところでクーデター一味の内部分裂により反乱は鎮圧される.実は、クーデター一味の中に内偵者がいて島も内偵者と一緒に反乱鎮圧を画策していたのであった.またクーデター一味からは、森雪がイスカンダル人であるという情報が艦内に知れ渡ることとなった.

一方、ビーメラ星の遺跡探索にいっていた古代等は、ビーメラ星に400年前にたどり着いたイスカンダル人の痕跡を見つける.その痕跡によると、銀河系辺縁から一気に大マゼランまでワープできる超空間ゲートの存在が判明したのであった.

宙図でビーメラ星の存在を教えたイスカンダルは、地球人がビーメラ星でおかしな気にならないかどうかの試練と、超空間ゲートを越えてイスカンダルまでやってこれるかどうかの試練を与えたのです.

17+18話   超空間ゲートの通過
様々なタネ明かしがされましたので、まずはタネ明かしから.

イスカンダル人との疑いが向けられた森雪でしたが、ユリーシャの交通事故に森雪が巻き添えになったのは事実.ユリーシャは植物状態になり、森雪は記憶喪失になってしまった.イスカンダルの座標はユリーシャが知っているが、肝心のユリーシャが植物状態になってしまったのはヤマト計画の大きな問題で、植物状態のユリーシャの意識をさぐる装置が、第1話で真田さんがヤマトに載せた航法装置のコアであった.ただし、森雪については、1年以前の素性について不明確なところがあるのも事実であり、土方からなにか吹き込まれている様子でもあり、まだ一癖ありそうな気配が濃厚である.

ところが、ユリーシャの意識がこのイタコちゃんに憑依して、座標不明問題は一気に解決してしまった模様です.ラッキー!
超空間ゲートは、ビーメラ星からちょっと先にあって、ガミラス以前の文明の遺産をガミラスが引き継いで管理していたようだが、現在は休止状態になっているという設定.そのゲートを再起動させるために真田、古代、森雪が出向き、そこで古代守と真田と新見の思い出話しが語られる.

ゲートの再起動には成功したので、ゲートの向こう側がどうなっているかを偵察にいくことにした.それがこの戦闘機だったのです.決死の偵察です.
そしてゲートの向こう側はすごいことになっていました.ゲートは2段構成になっていて、銀河-バラン星-マゼランという構成でした.そしてバランがゲートのエネルギー供給星になっている.そのバラン星の軌道上に、デスラーの後継者がガミラス全軍に後継者宣言を発するためガミラス艦隊を集結させていたのです.総数1万以上の大艦隊です.

真田副長以下は、当然ゲートを使わずに迂回ルートでマゼランを目指すと思っていたが、沖田は中央突破を指令する.古代をして「これぞ沖田戦法」と言わしめる作戦です.

デスラーの後継者が演説しているところへ、「銀河方面ゲートから未確認物体がワープアウトします!」と報告が上がってくる.するとそれはヤマト.船足が速いのなんのって....撃ち落とせと指令をするも、側にいたゲールから「密集しすぎていて同士討ちになります、やめてください」と言われるが聞く耳をもたない後継者.そこへデスラーからの通信が入る.「楽しませてもらったよ」と笑うデスラー.艦隊の同士討ちを見かねたゲールが後継者を射殺してガミラスのクーデターは終結.

最大戦速でマゼランへのゲートへひた走るヤマトであったがガミラス艦の攻撃はすさまじく、しかしなぜか波動防壁を使わない.

マゼランゲートの直前で180度回頭したヤマトは波動砲を発射.いかに波動砲とはいえども近距離で散開しているガミラス艦隊へのダメージはさほどでもなく、「どこを狙ってるんだ?」とゲールからバカにされる始末.しかし、沖田の狙いはバラン星のエネルギー発生炉であった.波動砲の攻撃で暴走したバラン星が重力崩壊に至る.ヤマトはマゼランへのゲートが生きているうちにゲートへ飛び込まなければならない.重力アンカーを開放し、波動砲を発射しつつ急加速で逆進しゲートへ侵入するヤマト.その直後にバラン星が重力崩壊しガミラス艦隊は壊滅.ゲートも破壊される.

いやはや、この戦闘シーンはものすごかったです.波動砲を噴射しつつ逆進するヤマトってそんなのアリですか?   >  沖田艦長殿

追記:  従来のヤマトの戦闘シーンは、演出で魅せたり、演出で泣かせたりするかつての手塚プロの系譜っぽい演出だったように思います.でも15話や18話の戦闘シーンは、物量+速度+カット数で脳を揺さぶる演出になっていて、エヴァ破を観てメカに萌える比較的ライトなアニメ好きにも受け入れられるのではないかと思います.なので大勢に観て欲しいと思います.


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2 件のコメント:

  1. 私も早速観てきました。
    今までの中で、一番暑くなったのではないか?と思えるほど
    良い出来でした。

    ただ今後、新見薫の出番が殆どなくなるのではないか?と考えると、残念です。

    私は、横浜ブルク13で観たのですが、この映画館の音響は良くないです(-_-;)

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    1. 劇場でもう一度観たいです.ご友人にもお奨めください!

      新見女史は死亡フラグが立ってしまったので、真田さんまたは古代守をかばって死ぬのではないかしら?

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