2013年12月19日木曜日

猪瀬とバーナンキと円安

都知事の猪瀬がついに辞職しましたね.後任に東国原なんてのが都知事になったら、恥ずかしさに耐えられないのでオレは都民をやめると家族に向かって豪語したものの、都民をやめることなんか出来はしないのでどうしよう.耐えがたきを耐え忍び難きを忍ぶしか道はないのか???
そもそも徳洲会から猪瀬の件が出てきて以来、いったい猪瀬なんて小者を撃墜してどこの誰が喜ぶのやら、全然判らなんなぁと思っていましたが、未だに判りません.猪瀬を撃墜することなんか実はどうでも良くて、猪瀬を撃墜することで別の政治家の動きを止めるのが日本の上位層の誰かの目的なのだとわたしは思うのですが、それは何なんだろう?

話は変わって、ついにFRBのバーナンキが金融緩和の縮小を宣言しましたね.リーマンショックから5年、ついにこの日が来たかと感慨無量に思います.  http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312190006.html

FRBの金融緩和縮小宣言によって今日のドル円レートは¥104になり、当面は¥105レベルで推移するんじゃないかと思いますが、なんと2014年度は平均的に¥110で、瞬間的には¥120にタッチするというのがひら予想.¥120なんてなったら、輸出メーカーはウハウハでしょう.

2014年度の円安予想がなぜかというと、消費増税のせいで円安になるという説があるんです.

つまり、消費増税で景気が冷えるのは火を見るよりも明らか.それで、日銀が金融緩和によって景気を下支えする必要性が高まる.金融緩和すると円安になる.おまけに、裏ではFRBは金融引き締め方向となると、ドカドカと円安に振れるというわけ.

9月~10月の消費税政局のとき、輸出企業は消費税に萌え萌えだったそうです.輸出企業向けの金融セミナーでは、円安のビッグウェーブが来るぞーと熱々だったとか.だから消費増税に賛成っていうのもどうかと思う.企業なんかに国家の判断は任せられんものよのうという一例かと.労組も消費税に賛成だったのはこのせいか?

かしこ


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4 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2013年12月20日 0:05

    東京地検特捜部が徳洲会から押収した資料からちびちび猪瀬に関した情報をリークしたとか。それを誰が指示したのか、誰のどういう意図なのかまではわかりませんが。
    猪瀬は官房長官に「このまま責められて不信任決議案出した場合には解散もじさない」とほのめかして自民党都連は百条委員会の設置を決めたと同時に与党からの最後通牒を手渡したと言われていますね。
    Yahooニュースによると都庁幹部には怒鳴りまくりだったとか。

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    1. 結局情報リークオンリーで撃墜成功したわけですが、怒鳴りすぎて単に嫌われただけだったりしたら、あまりにも身から出た錆ですねw

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  2. これらは結局政治的決着で、撃墜されてしまっただけです。
    ほかだって全部同じようなことをしていますが、役者を決める陰の権力が不都合と見たのでしょう。

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    1. イノセを気の毒がる義理はありませんが、選挙前の借金なんてみんなやってるでしょうに、なんだかです.

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