【電源】
Raspberry Pi は最大で650mAぐらい消費する可能性があるらしいので、PCのUSBポートだと電流不足なので、最大2AのUSB充電器を5V電源として使いました. (650mAはラズパイ1の話なので、ラズパイ2はもっと省電力なのかもしれません)
【いきなり通電】
初期状態でSDも挿さずに通電しても、HDMIの画面は真っ暗で何も表示されません.やっぱOSを入れなくちゃダメだわ.このブランク状態ですとUSB 5Vは50mAしか消費してませんでした.
【OS入手】
OS入手のため、こちらにアクセス. http://raspbian.org/
debian LinuxのRaspberry版ということで「ラズビアン」と読むのでしょうか? なんだか百合っぽい名前だなぁ.まぁ深く考えるのはよしておこうと思ふ.
そのサイトで、
2015-02-16-raspbian-wheezy.zip (974MBもある)
をDL.気長に待つ.これを解凍すると、
2015-02-16-raspbian-wheezy.img (3GBもある)
が現れる.これがPC Linuxでもお馴染みのdisk imageって奴.別途、disk imgをSDカードに書き込むツールが必要です.win32diskimagerで検索して、
Win32DiskImager-0.9.5-binary.zip
をDL.これはSDにimageを書き込むツールですからOSとは関係ないですが無いと困るツールです.win32diskimagerを起動するとこんな画面.image fileにさっき解凍した.imgを指定して、DeviceがSDカードのドライブ番号であるコトを3回ぐらい指差呼称してから、おもむろにWriteボタンを押す.ちなみに、SDカードは8GBを使いました.10分ぐらいで書き込み完了.
【OS起動・設定】
Rapsberry Pi 2のSDカードスロットにOS imgを書いたSDカードを挿す.(奥までは挿さらない)
↓ここで立ち止まってしげしげと基板を観ると、LSI chipがたったの3つしか乗ってないんだよね.Audio DACすら無いんだもん.電源ICはあるけど.なんだかSoC極まれりですね.そのうちLAN/USBもSoCになるんだろう.SDRAMはSoCにならないかもですが...
電源投入し起動時にUSB 5Vの消費電流は350mAが最大でした.(瞬時的にはもっと大きいかも)
↓するとHDMIで接続したディスプレイにこんな表示が出ます.PCのマザーボードのBIOS設定画面に似た雰囲気です.
↓ここで、キーボードを接続してないコトに気づき、アタフタとKBDを探して小さいのを見つけました.ラズベリーパイ2が小さいのにKBDが大きくてなんだかバカピーみたいです.
↓設定menuにはこんなのがあります.
Enlarge filesystem
必ずやるべきなんじゃなかろうか? 一瞬で終わる.次回起動時にfilesystemが大きくなってるとかいうメッセージが出る.8GBのSDを入れたので、4GBぐらいはユーザーが使えるのかしら?
Change user password
passwordを聞かれる.やる気がないので4桁の誕生日を入力しました.
Enable boot to desktop/scratch
ログイン画面がtext画面なのか、GUIなのかを問われているらしい.GUIにしました.
Internationalization options
-change locale なんとなく EUC-JP にしておきましたが、それが吉なのかどうかは謎.その後、default localeは「英語でいいか?」と聞かれるので英語にしときました.
-change timezone GMT+9にしました
-change KBD layout 放置
Enable camera 放置
Add to Rastrack 放置 地図応用サービスらしい
Overclock 放置
Advanced options 放置
↓設定を抜けると、GUIが起動しました.画面解像度は1920x1080です.
↓ここでさらにマウスを追加.ちいさいRaspberry Pi 2に比較して周辺機器がやけに巨大に見える.Raspberry Pi 2のUSBは4ポートあるので、これでまだ2ポート余っています.
↓スタートメニューの風景.PC Linuxほどはゴテゴテとしたアプリは入ってません.SDカードがすぐに満杯になってしまうからだと思います.↓なぜかmathematicaが入ってます.通常のPCで動かすよりも計算速度が20~30倍遅いらしい.
【動画を再生してみる】
GUIのレスポンスは悪くないです.Atom CPUのマシンよりもGUIの動作は機敏です.4 Core CPUの恩恵なのかもしれません.
Terminalはbashが起動しました.デフォルトで gcc はさすがに動きました.ifconfigも動きました.
telnetは入ってなかったので、入れました.
sudo apt-get install telnet
sudo apt-get install telnetd
これでPCからrloginできました.Atom CPUのマシンよりも、net越しのレスポンスは速いです.
sudo apt-get -t wheezy-backports install vlc
これがなぜかダメなので、素直に、
sudo apt-get install vlc
こうしたらvlcをインストールできました.↓terminal上でvlcと打つと、DISPLAY=:0.0とかしないでもいきなりvlc playerが起動しました.なんという手回しの良さ、、、 しか~し、mpegファイルの再生はできなかった.1枚目の画面でfreezeという症状.
どーせcodecの問題じゃろってコトで、これを導入してみたがやはりダメ.
sudo apt-get install libavcodec-extra-54
そしたら、omxplayer というのがRaspberry Pi向けにあるそうで、
sudo apt-get install omxplayer
とやったら、既にインストールされていると判りました.なんという手回しの良さ、、、しか~し、やはりmpeg2を再生できません.
vlcとかavcodecをインストールしたのがアダになったかと思い、両者をuninstallしてみましたが、やはりomxplayerでmpeg2を再生できませんでした.
それで、もう一度、disk imageをSDカードに焼き直して、クリーンインストールしてみたけれど、やっぱりmpeg2をomxplayerで再生できませんでした.
↓omxplayerはmpeg2を再生できないのか? と思い、mp4にコンバートして試してみました.
omxplayer -o hdmi /media/8GB/pyun.mp4
そしたらmp4ならば再生できました.mpeg2もcodec次第ではpmxplayerで再生できるのかもしれませんが、その情報は持っておりません.omxplayerのインターレースによる走査線の乱れが気になったので、デインターレース オプション -dを試みましたが改善しませんでした.また、omxplayerで再生すると全画面表示になってしまいます.
ちなみに、上記コマンドラインの /media 以下のパスは、挿したUSBメモリのパスです.近頃のLinuxは自動的にmountされるようで手間いらずでいいですね.
ネット越しの動画ファイルも再生できるようですからなにげに便利かもしれません.
「ピュンピュン丸」再生におけるUSB 5Vの消費電流は360mAでした.
かしこ
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win32 用と linux は違うんでしょうか、
返信削除www44.atwiki.jp/windos/pages/1.html
とか?