「シン・ゴジラ」観た、これはあまりにも美味しいオヤツだ

「シン・ゴジラ」観ました．よかったよかった、というかひたすら美味しかった．

以下、ネタバレはなるべく抑えてレポート．

渋谷TOHOの午前の回は公開間もない日曜でもあり満員．ゴジラというと夏休みの子供の愉しみだったのだが、いまどきのお子様はもうゴジラなんて知らないんだろうな、子供は少なかったです．同様に若者もゴジラに興味ないだろと思いきや、意外と若者と、そして若い女子が多かった．渋谷だからか？

アニメに精通している人ならば既視感を感じると思う．「パトレイバー２ The movie」の敵役を柘植行人ではなくてゴジラに置き換えたようなストーリーだというのが上手い喩えだと個人的には思う．出てくるのが政治家と官僚と自衛隊だけというのもパト２に似てます．

その他のキーワードとしては、ミサトさん、Ｓ２機関、ヤシマ作戦、巨神兵、そんな感じで、自然破壊への警告みたいな社会要素はあまり強くは感じられませんでした．

なにしろ戦闘がエスカレーションするんだなぁ．前半のゴジラへの砲撃シーンはイケイケでしたがな．武蔵小杉のマンション群を背景に、自衛隊の各種兵装で攻撃．武蔵小杉に御住まいの方々にはご心配をおかけいたしました．
ご心配と云えば、品川の八ツ山橋まで来た日にゃあのまま北上されると目黒へ来ちゃうぞとわたしとしても心配になりました．

その後もエスカレーションする破壊はいかんとも耐えがたく、負けが累積し過ぎだけどどうやって勝つか（負けをどれだけ少なくするか）という男の物語なので、女子は本作を観てもあまり面白いと思わないだろう．なので、デートで観に行くのはひとまず断念して、男子のみで鑑賞すべし！

そして主戦場は東京駅なのだっ！！！ この戦闘シーンが美味しいのってなんのって．まさか東京駅が第三新東京市よりも強いとは思わなかったぞ．萌えるわ～

物語に自衛隊を出す作品は古今色々あったけれど、兵器の操縦者としか自衛隊を描かない作品が実に多い．その点本作では自衛隊へのリスペクトが在ってよかった．幕僚が鉛筆をバキッと折るシーンがあったかどうかは、各自でチェックしてくれよなｗｗｗ

＃東京駅八重洲口付近で蒸発なさった自衛隊員の皆様に敬礼

音楽はエヴァのも少し使われていました．エヴァ・シンの予告はありませんでした．

続編への布石はありました．続編のアイデアはありますが、わたしは制作者ではないので言っても仕方ありませんので云いません．

２回目へ

かしこ


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