消費税、ギリシャ、来週はサードインパクトかよ？

新聞は３党が消費増税で合意するとか合意したとか書いてるようですが、民主自民の党首は増税で意気投合していますが、野田の敵も谷垣の敵も自分の背後にいる増税反対派なので、自分の党の反対派をなだめる着地点はどこかなぁっていうおかしな交渉になっているみたいですね．

そもそも、１５日が交渉期限っていう話だったけど、合意したと言えるんでしょうかね？ たとえ党首同士が合意したとしても、各々の党に持ち帰ったらすごい紛糾しそうです．来週は、合意、一任、造反、党議拘束なんつう言葉が乱れ飛ぶドキドキモードになっていそうです．

増税の成否に関わらず会期延長はしなくちゃイケナイんだろうな．さもないと予算執行が出来なくなって夏頃に公務員の仕事が止まってしまうんじゃなかったけ？？？

そしてギリシャ．現地時間の日曜日に出直し総選挙が行われます．EUが押しつけてくる財政緊縮を国民が拒否して「もうEU・ユーロから離脱しようぜ」ってことになるとサードインパクトを誘発するんじゃないかと恐れられています．
EUから離脱するとその瞬間にギリシャはポコンとデフォルトしますので、それが引き金になってスペインが死亡するかっていうドキドキモードになっているようです．無制限に資金注入してスペインのデフォルトはさせないでしょうけど、ギリシャ国民の選択次第で来週の国際金融は大きく左右されそうです． ------サードインパクトの未来はギリシャ国民に委ねられたな-----

ギリシャの経済規模が小さいとはいえデフォルトしたら金融恐慌を防ぐためにマネーをジャブジャブにするでしょうからユーロ安は避けられません．そうしたらUSAも負けじとQE3を発動してドル安へ誘導．結果的に１ドル＝￥７０を７月には切るんじゃないですか？ ソニーの２０１２年の為替前提は￥８０だそうですから血しぶき吐きそうな超円高です．怖いモノ見たさで６０円台を見てみたい気はします．

消費税なんかよりも、円安誘導する気のある日銀総裁に変えないとサードインパクトに耐えられないです．ドキドキな来週です．

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