2013年8月25日日曜日

宇宙戦艦ヤマト2199第7章 ネタバレレポート 「そして神になった沖田十三」

観ました、宇宙戦艦ヤマト第7章.上映終了時には拍手が沸き起こりました.わたしも拍手しました.今日は公開日で、新宿ピカデリーのたぶん一番大きなスクリーンだと思いますが朝~最終回の全てが満員だったようです.第1章から全てを劇場で観たわたしとしては、ここへきてこの大盛り上がりには驚きって感じです.TV放映の15話以降の面白さで興味を持った人が多いってことでしょうか?

以下は、ネタバレですのでまだ観てない人は読まない方がいいです.
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上映終了時に拍手が沸き起こりましたが、たぶん半分ぐらいの観客は2199のラストにご賛同いただけなかったのではないかと思います.それだけ2199は(出渕監督は)、宇宙戦艦ヤマトに新しい解釈を与えたように思います.わたしとしては、出渕監督によるヤマトの解釈が自分と一致していることを大変うれしく思うとともに、2199がああいったラストになったことをうれしく思います.賛否両論あろうかとは思いますが.

出渕監督によるヤマトの解釈とは何だったのか?
初代ヤマトは、西崎義展という右翼によって企画され、大東亜戦争で負けたうっぷんをSFアニメで晴らしてやろう、そのセカイに飛ばすのは日本の男の船、戦艦大和だ!といういわば「民族カルト」だったとその根本を位置づけるのが最適だとわたしは思っています.もっとも、企画意図が民族カルトだったとしても、実際に初代ヤマトが潜在的アニメファンを大量に顕在化させたキーポイントは、石黒昇による「古代クンが死んじゃう」みたいな演出のおかげであったし、アニメで初めてソリッドな物体としてメカを描いたり、ワープ航法を設定したりというスタッフの尽力によってでした.それが西崎Pとしては思惑外れだったのは、その後に西崎Pが企画したヤマトを観るとわかるような気がします.

2013年にヤマトをリメイクするにあたり、初代ヤマトのように「古代クンが死んじゃう」とか「3Dでヤマトが動く」とか「ワープがすごい」だけではもはや訴求ポイントにはならぬわけで、どうしたものかと出渕監督はあれこれと考えたのでしょう.そして出渕監督が出した答えは、ヤマトがある種の生命システムのような形態に進化し、そのヤマトの魂の座に沖田十三が入る.ヤマトは沖田十三の魂を宿す依り代となり、沖田十三が地球を救う、だったのです.エバンゲリオン初号機の影響もあったと思われます.
いいじゃないですか、このヤマト.初代ヤマトの根底が民族カルトだったとすれば、2199はモノに魂が宿るという神道的セカイ観に依拠していると思われます.そして沖田は神になった.わたしは好きですね、このセカイ観が.だが少々宗教的だからこそ、2199のラストにキョトンとしてしまう人も半分ぐらいいたんじゃないかと思うわけですがね~.

2199が始まった当初のインタビューで出渕監督が次のように語っていました.
「一番好きなキャラは沖田十三.彼は大人ですね.沖田が主人公だったのだとボクは思っています」
それを出渕監督は堂々とやったのだと思います.わたしはそれに賛同します.

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では、以下はネタバレあらすじ(記憶だがな)です.出し惜しみはしませんよ~.

第23話「たった一人の戦争」
デスラー砲の砲撃はヤマトから僅かに逸れ、ヤマトに致命的ダメージを与えることはなかった.ガミラスの波動砲であることを察知した沖田は、デスラー砲の攻撃を避けるべく亜高速で内惑星系へ進むよう命ずる.
スターシャはデスラーへのホットラインで抗議するも、ヤマトが波動砲を使っていることに心底動揺なさったご様子.
ガミラス-イスカンダルの直前で停止したヤマトを迎え撃つのは親衛隊.隼隊とガミラス航空兵力の空中戦になる.ヤマトは、メルダ・ディッツの情報に基づき、ガミラス総統府への直接攻撃へ向かう.バルラスを防衛する気のない親衛隊はヤマトにおざなりな攻撃しかせず、ヤマトは総統府へ艦首を突き刺して停止.白兵戦の準備をする.
その時、総統府からデスラーを乗せた脱出ロケット「デルスーラ」が森雪を乗せたまま軌道上へと逃げてゆく.
デルスーラは軌道上のバレラス2とドッキングし、デスラーはバレラス2の建造途中のモジュールを切り離し、総統府めがけてコロニー落としを企てる.デスラーは地上のガミラス人を滅ぼして、バレラス2へ遷都し、イスカンダル-ガミラス帝国を打ち立てることを宣言する.それを聴いたヒス副総統はデスラーを見限り、市民の総員退避を命ずるがバレラスは大混乱に陥る.
軌道上からの巨大落下物を検知した沖田は、ヤマトが総統府に突き刺さったままで波動砲で落下物を粉砕し、ガミラスはヤマトによって救われる.
コロニー落としに失敗したデスラーは、バレラスをデスラー砲で叩こうとする.そのころ森雪は、デルスーラの波動ジェネレータが暴走するようにセットを完了し、バレラス2の破壊を企てる.デスラー砲の発射トリガと同時にバレラス2は爆発して消滅.宇宙空間へ投げ出された森雪は、古代とユリーシャの乗るコスモゼロに救助される.    (ここで森雪にシステムを攻略されてしまうストーリーは少々チャチかったです)

第24話「遥かなる約束の地」
ヤマトはイスカンダルへ到着するが、ユリーシャは終始浮かない表情.イスカンダル人はスターシャとユリーシャしかいない.ヤマトの代表者(真田、新見、古代、森雪)とユリーシャがスターシャへ謁見に行くが、スターシャはユリーシャから話を聞くと言ってヤマトクルーを船へ帰してしまう.
たとえ波動砲を使おうともユリーシャはヤマトに同情的であったが、スターシャは頑なであり、ヤマトクルーは待ちぼうけを食らう.イスカンダルの海で海水浴を楽しむヤマトクルー.
ヒス副総統からスターシャへのホットラインでヒスは、ヤマトのおかげでガミラスは救われたと語る.
ヤマトへ乗船したスターシャはイスカンダルの歴史を語る.かつて波動砲を最初に開発し宇宙で好戦的に振る舞ったのはイスカンダルだった.その反省から波動エネルギーの兵器への転用を禁じている.地球人にも兵器利用をしないと約束してほしい.沖田は「約束する」と答えた.
コスモリバースがどのように作動する装置なのかは明かされなかったが、惑星の記憶を宿した物体と魂がコスモリバースシステムには必要とのことで、それゆえに地球の物質をイスカンダルまで運んでくる必要があった.それがコスモリバースを直接地球に届けなかった理由.コスモリバースシステムは、地球の物質の記憶と直接リンケージするので、ヤマトそのものをコスモリバースシステムとし、コスモリバースシステムをヤマトの艦首波動砲の部分に装着するため波動砲は封印された.
スターシャは古代進を古代守の墓へと案内した.ガミラスに捕虜として捉えられた古代守はスターシャに保護されたが、回復せず死亡.古代守からのビデオメッセージが形見として古代進に与えられた.
地球への帰途につくヤマト.それを見送るスターシャは、古代守の子を宿したおなかにそっと手を添える...

第25話「終わりなき戦い」
バラン星の銀河系側ゲートはまだ生きている可能性があるので、バランへやってきたヤマト.ゲート起動シグナルを送るとゲートが起動し、ヤマトは亜空間回廊を航行する.実は、バランにはゲール麾下の残存艦隊が潜んでいて、ヤマトのゲート進入を待っていたのであった.
亜空間回廊でデスラーの戦艦がヤマトに近接し、大量のガミロイド兵をヤマトに侵入させ白兵戦を挑んでくる.デスラーもヤマトへ乗り込んでくるが、真田と新見がオルタの解析結果から得たウイルスをガミロイド兵に感染させ無力化に成功.作戦失敗でデスラーは自分の艦に戻る.しかし、この時のイザコザで森雪が瀕死の重傷を負ってしまう.
自艦に戻ったデスラーは、亜空間回廊の中で至近距離でデスラー砲を撃とうとする.亜空間内ではビーム砲は効かないが実体弾なら有効なので、ヤマトは実体弾で応戦し、デスラー砲発射の前に撃沈に成功.デスラーは死んだようだ.
(事前情報のとおり作画が少し乱れていました)
(作画が間に合わずにカットされた5分間は、ガミロイド兵が侵入して森雪が撃たれるまでのシーンだと推測します.若干話が噛み合わない感じがしましたので)

第26話「青い星の記憶」
瀕死の森雪.回復の見込みは少ないが、ユリーシャの生命維持装置に安置して地球へ戻ることになった.気丈に振る舞う古代であった.
ヤマト艦内では、かつてのユリーシャ幽霊騒動のごとく、男の幽霊騒動が持ち上がっていて、なんと新見女史もそれを目撃してしまう.
システムの本質がよくわからないコスモリバースについて考えていた真田には疑問があった.地球由来の物質としてのヤマトは判るとして、地球人の精神は誰の魂がサルベージされているのかが判らない.そしてついに一つの結論に達して新見女史に話す.この船には古代守の魂が入っているとしか考えられないと.新見女史は幽霊騒動の話を真田にする.
ユリーシャのカプセルの中で一瞬目覚めた森雪だったが、古代の名を呼び息絶えてしまった.やがて地球を肉眼で見られるところまでヤマトが近づいても、森雪のいない地球に戻る意味はないと森雪の亡骸を抱いて泣く古代進.そしてそれを見守る古代守がいた.古代守は言う「進、オレがしてやれるのはこれだけだ、今この船をあなたに返します」.すると、コスモリバースシステムが起動し、作動停止してしまう.真田は叫ぶ「今ここで作動することに何の意味がある!?」.だがコスモリバースシステムはそれっきり回復しなくなってしまった.しかし、死んだはずの森雪が生き返った.古代守の魂で森雪は生き返ったのである.コスモリバースシステムを犠牲にして?
そのころ艦長室では、沖田が佐渡センセイに「一人にしてくれ」と語っていた.地球の姿を見た沖田は「何もかも皆懐かしい」と言い残して息を引き取る.すると、コスモリバースシステムが再起動.コスモリバースシステムは、いや宇宙戦艦ヤマトは沖田十三の魂を宿し地球を救う神となったのである.
ヤマトが地球へと吸い込まれてゆき、地球は元の青さを取り戻した...

スタッフへねぎらいの言葉
スタッフの皆様お疲れ様でした.西崎Pがお亡くなりになってようやくこの2199が作れましたね.
TVが16:9のHDになり、3Dを存分に使える時代にヤマトがリメイクできてよかったし、その製作環境を存分に活用した作品ができたと思います.意外にもわたしが最もうれしかったことは、ほとんど全てのカットが、キチンとした画面レイアウトで作られていたことでした.ヤマトをかっこよく映せていました.あるいは船足が速いヤマトを一瞬カメラからフレームアウトさせるなんて画面づくりの演出もやってました.3Dモデリングでグリグリと動かすだけでおしまいなロボットアニメが多い中、ヤマトはしっかりと映画の画づくりをやってました.
キャラ設定は、前半と後半でずいぶん変えてきましたね.もちろん後半が良かったです.正解でした.
10~20年ぐらいのTVアニメを振り返って考えるに、少数精鋭でインプレッシブな作品を作った事例なら多々ありました.けれど、2199はそれとはちがって、3D製作環境とそれを使いこなす多数の作画スタッフなどの総合力で成し遂げた作品だなぁと思いながら観てました.七色星団で空母が崩壊しながら撃沈するところなんか、破片までよく描いてましたね.
画面にもストーリーにも演出にも隅々までスタッフの良心を感じました.
ご苦労様でした、アリガトウございました.   (オカエリナサイには笑いました)

苦言は?
・もう2話ぐらい作ればちょうどよかったと思う.ラスト4話は駆け足過ぎて、とりわけデスラーの人物描写が甘くなってしまったと思います.
・OPとEDはソニーミュージックの悪影響がありました.ソニーにやらせるとああなっちゃうので、最初から排除しておくべきだったと思います.
・空中戦の画面レイアウトは画角が狭すぎたと思います.一貫して狭い画角でつくっていたのでそれが方針だったと推測しますが、少しカメラを引いた方がイケてる画面になったと思います.

出なかったエピソードは、
●宇宙播種説的な謎解きはナシ
●森雪の追加的な謎解きはナシ
●ディッツ提督など、ガミラス反乱軍の動きはナシ
●被抑圧惑星の反乱はナシ
●空間磁力メッキはナシ
●デスラーによる放射能ガスはナシ
●「古代クンが死んじゃう」はナシ
●ハーロックはナシ
●続編の発表はナシ
●真っ赤なスカーフはナシ
●新見女史のロマンスはナシ
●地球サイドの出雲計画首謀者の粛正はナシ
●藪機関士は再登場せず、行方不明のまま

続編への布石は?
これは判断が難しいところでしょう.
ヤマトが御神体になったのは良いとしても、波動砲が封じられたいわば通常兵器になってしまったわけですから、あのままの仕様でガトランティス帝国などに対抗するストーリーは描きづらいと思われます.
沖田が「波動砲を封印すると約束」したことは、アンドロメダ建造の足かせになります.
スターシャが妊娠したのは、続編へつながりうる設定かもしれません.
どうなりますかねぇ、続編は?

追記8月25日:  二度目を観ました.沖田が神になると判ってから改めて観るとより感動的でした.古代守の「この艦を返します」がわたしとしては感動のピークです.

追記8月26日:  出渕監督って「ラーゼフォン」で、誰かの想いを遂げるべくセカイを創り変えるっていう話をやってたのを思い出しまして、もしかしてヤマト2199はラーゼフォンだったのか?と思わんでもないと言っても過言ではないわたくし.コスモリバースが願望機だったら「fate stay zero」になってしまうが、それは忘れておこう.

かしこ


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16 件のコメント:

  1. 仙台のヤマトファンです。観ました。
    コスモリバースシステムの設定は良かったと思います。
    古代守のメッセージのシーンは涙出ました。
    旧作は雪の復活はまさに奇跡でしたが(もちろん、沖田の起こした奇跡という解釈をしていますが)、今回はそれなりの理屈をつけたのは時代の流れですかね。守を生かすか殺すかはスタッフも悩んだんじゃないでしょうか?死んでいる設定のときに彼をどうやって活かすか、というのがあってコスモリバースシステムの設定が決まったように思います。
    ただ、ガミラス星での戦闘はかなりあっさりし過ぎです。
    旧作はやはり追い込まれて、沖田のアイデアで大逆転したわけですが、今回の2199は旧作と比べて作中に漂う悲壮感があまり無かったですね。戦いという意味ではバランと7色星団がピークでしたね。
    あと、雪が撃たれたのは、個人的には古代を庇ってというのが良かったです。25話はどのように追加されるのTVが楽しみです。
    土方が雪に託した役目も?でした。それとも出雲派の反乱が起きる→雪がユリーシャと間違われてやばくなる、というのを土方は予想していたのでしょうか。彼ならあり得るか。
    玲も生き残りましたね。
    旧作の名セリフがきちんと残されていたのは嬉しかったです。
    デスラーへの感情移入も難しかったですね。愛する女の言葉を間違って解釈してつっぱしちゃった男になってしまいました。逆に、ヒス副総統が男を上げましたね。
    いずれにしてもヤマトを復活させてくれたことに感謝。
    これをきっかけに、復活編の続編と2201の製作を待ち望んでいます。
    P.S. 劇場限定ヤマトクリアver.ゲットできました。よかった

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    1. ではコメントの順にコメントです.

      コスモリバースは、コスモアカシックレコードの方が名前があってますね.

      今日観た2度目はほとんど泣いてました.あの全ての営みが沖田神様へ繫がるのだと判ってから観た方が感動してしまいました.とりわけ古代守のエピソードは泣ける.泣いた.泣きます.

      コスモリバースはエバ初号機の影響を受けているように思いました.ヤマトがエバ初号機になるとは...

      ガミラス星の戦闘は、革命勢力との共闘を描かなかったのが薄っぺらくなった原因ではないでしょうか? 結局ディッツ提督は出ませんでしたね.

      25話で雪が撃たれたあたりは、5分短縮の影響でシーンの繋がりがおかしい部分があったような気がしませんか? わたしの想像では、1)セレステラが森雪の部屋から脱走して、2)森雪がセレステラを探しに行く羽目になる場面があり、3)偶然デスラーを遭遇する という流れの2が欠落していたように思います.それに25話のあの流れなのであれば、セレステラを登場させる意味は無かったと思います.単純に古代を庇って撃たれればよかったわけで.
      あと、25話では、島大介の作画が乱れていたり、セレステラがデスラーに駆け寄る作画が乱れていたりしていて、BDでどうなりますかな?

      森雪の謎設定はありませんでしたね.何かあると思っていたんですが.

      旧作セリフというとやはり沖田の死に際は旧作通りでよっしゃよっしゃということで一件落着.

      デスラーはいまいち残念でした.しかもテロン人になんかNTRされちゃってたりしち.デスラーが知ったらさぞや怒っただろうなぁ.デスラー砲を開発した技術将校のタロンでしたっけ? 悪い人じゃないけど亜空間回廊で死んじゃったんでしょうね.

      さて、続編はどうなりますかな? マーケティング的には成功したと言えるでしょうから、まずは総集編映画でもやるってかんじですかね?

      今日は訳あって新宿ピカデリーの裏口から入ったんですが、クリアverのダンボール箱がいったいどんだけあるのよ?ってくらいたくさんあって、これを2weekで配るほど客が入るの? うそーって感じでした.写真撮ればよかったヨ.

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  2. 仙台のヤマトファンです。
    追記:本日放送の21話のOP映像のほんとんどが第7章のものでした。これは、TVで観ている人たちの期待感をあおるためなのでしょうか?

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    1. あらそうでしたか.そうか、劇場から帰ってきて手を洗っていたからOPを観てなかったんでした.

      スタッフと同様にわたしも燃え尽きました.TVもあと5話でおしまいかぁ...

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    2. オカエリナサイのイが、クルリと回転していたので、わたしもニヤリとしました。
      こうなると、旧作の台詞で
      「溶けて蒸発してしまったのでは?!」
      「奇跡は起こすものです!!」
      等は、旧作にあったのかしら???と考えてしまいます。
      ・・・旧作の細かいところをスッカリ忘れてしまったので・・・

      デスラーの人物描写
      コスモリバースの概要
      古代守の魂の憑依(ゴーストダビングのようなもの?)
      森雪の脳波の停止後の復活など、もう少し解り易くしてほしかったところでした。

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    3. おおーっ「イ」は回転してましたか? 実はわたしの動体視力ではそこまでは視認できなかったんです.そうですか、そうですか、「イ」が回転してましたか、、、、よかったよかった.これは朗報だわ.

      イスカンダルにはゴーストダビング技術があったようですね.

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    4. それとお礼です.
      届いた円盤はめちゃうれしいです.観たかったんだー.
      今、復習のために4から見直しているところです.
      多謝、多謝、、、

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  3. コスモリバースはエヴァじゃなくてハーロックのトチローのエピソードが元ネタでしょ

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    1. ああそうなんですか.トチローってそうなってるんですか.実はわたしトチローについてはあまりよく知らないのでした.というか、松本れいじのハーロック、エメラルダス、ヤマト、999あたりの微妙な相関関係に疎いというのが正解かもしれないです.

      削除
  4. ヤマト、終わっちゃいましたね。
    感想をお聞かせいただき、ありがとうございました。
    とても的を得た解釈で、同感するところが多かったです。
    すっきりしました。

    コスモリバースシステムは、
    魂がまだあの世へ行く手前のところ(現世と霊界の間。幽玄界と言うのが妥当かも)で、
    この世の記憶が残っている魂を核にしているのかなと思いました。

    でも肉体から離れた魂なので、
    やや綺麗というか、よりエゴ(自己愛)が少なく、
    他者のために尽くせるのだと思いました。

    沖田艦長が守の夢を見たというシーンがありましたが、
    普通の人間が魂と会話しやすいのが「夢」の中なので、
    (シャーマンなのでしょうか、スターシャは魂と会話していましたが)
    その時に沖田の死期も守は知っていて、
    艦を返すことも共有したのではと思います。

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    返信
    1. 感想の感想ありがとうございますw

      わたしは今日の23話を録画し損ねてグッタリしているところです.死亡中.

      ヤマトっていうのは飽くまでも単なる機械で、それを使うのはゴーストのあるヤマトクルーという図式が、一貫して西崎Pのポリシーだったように思っていたので、ヤマトに魂を宿すという展開はかな~りびっくりしました.好意的に受け止めるヤマトファンが多いのか少ないのか、わたしには予想がつきかねています.わたしは、魂の話になったヤマトはとても好きです.

      劇場で3度観ましたが、1度目はえーっこんな展開と絶句.2度目は「あなたに艦を返します」で最高に感動しました.3度目は沖田が死んだ直後にコスモリバースが唸りを上げて再起動するところで最高に感動しました.

      テレビではあと3話.がんばりましょう.では.

      削除
  5. 匿名のまま失礼します。レンタルDVD後追い組です。

    全部出揃ってから観ようと我慢してましたがとうとう借り始め、レビューサイト回って予習?中です。
    歴史物ってネタばれしてるよね?でも面白いよね?と思っているのでネタばれ気にしません。
    まだ残り2話未見ですが、良く出来てるなぁ伏線だらけだなぁと思いながら楽しんでおります。

    よく「9話オルタの話は必要なくね?」みたいな事言われ、私もちょっとSF永遠のテーマのオマージュだけの回ならば確かに要らなかったかな?と思ってましたが、ヤマトに魂が宿る今作においては、とても重要な回だったと分かりました。

    今作のデスラーのメインモデルはヒトラーでまぁ間違いないと思いますが
    ヒトラーもネロ指令など表面だけみれば似たようなことやってますし
    我が闘争で「大衆の多くは無知で愚かである」とも述べてますし
    …う~ん、私も独裁者なってイエスマンや“愚か者”だらけになれば気持ちが分かる時が来る…かな??
    あ、あとフラーケンのその後ですが「消えたUボート」「ラストバタリオン」の噂と呼応させる意味合いから一切後日談語られる事は無いんじゃないかと思いますw

    妄想失礼しました。

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    1. テレビでは明日をいれてあと2回でヤマトの旅はひとまず終わりますねえ.わたしは最終回が一番好きです.コスモリバースが沖田バージョンで再起動するところは泣かずにはおられないと思われます.

      フラーケンはデスラーや親衛隊とともに死ぬこともなく、最後まで生き残ったんだと思います.今日もどこかで潜航してるんでしょう.地球防衛軍にも次元潜航艇が10隻ぐらい欲しいです.

      ところで、明日の25話は、製作が間に合わなかった劇場上映版とは違って、追加カットがあるはずなので楽しみなんです.

      削除
    2. 七色星団戦の回は正味27分あったので地上波ではカットされたりEDにも持ってこられたと聞いています。
      円盤7章は大幅に修正されるとの噂も聞きますので、明日は地上波だけのVerになるのかもしれませんね。

      地球防衛軍にも次元潜航艇 の設定が次回作?にもし出るのであれば、伊号潜のようになるかも??

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  6. ついさっき分かったのですが、ひかりTVで完全版が既に先行配信されてたそうです。

    それを観た人のブログによると…
    アレはその後どうなったの?とか、何故?な部分が幾つか補完されてるそうです。
    腹がよじれるかもwwな笑いも1つ提供されるようです。
    楽しみですw

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    1. すいません返信位置間違えました。
      2013年9月21日 21:58
      2013年9月21日 23:43
      2013年9月22日 1:39
      の匿名の者です。※汚し失礼いたしました

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