2015年12月22日火曜日

幻のフィルムついに公開! 「Shanghai198x」 監督平坂久門

1980年代、幻のフィルムと呼ばれ多くの者がその行方を捜索したものの、これまで行方不明とされていたあの名作「Shanghai198x」が、葛城調査隊により南極の氷の下から発掘されました.

Shanghai198x制作委員会としてはこれまで本件を秘密にして参りましたが、当時の制作関係者との調整の末、ようやくここに全セカイに向けて公開の運びとなりました.この場をお借りして関係者の皆さんに御礼申し上げたく思います.

それでは、「Shanghai198x」をお楽しみください.
Shanghai198x制作委員会

制作       平坂久門
脚本       平坂久門
演出       平坂久門
ロケハン担当   平坂久門
チーフカメラマン 平坂久門
編集       FKO
主演       平坂久門



【平坂監督インタビュー】

Q: さきほどワールドプレミアを終えられて、、、ついにあのフィルムが公開されますね、わたくしもこの日を待ちわびておりました

平: それはありがとうございます

Q: これのプラットホームは何でしょうか?あまり見かけない画像ですが?

平: ファミコンです、スーファミでもなく初代ファミコンです、モニタは14インチCRT、録画はVHSでした.ソフトはサンソフトの「上海」です

Q: それは懐かしい機器類ですね.これはどういった経緯で撮られたフィルムなのでしょうか?

平: そうですねぇ、当時「上海」はバカみたく流行していまして、牌の配置はランダムなのかもしれないと一部のゲーマーは疑ってはいたものの、誰にもその確証は無かったわけでして、わたしの体験を都立大学ゲーム研究会、じゃなかったマンガ研究会の諸氏に伝えたいと、その一心でしたね当時の思いとしては

Q: それがやがて幻のフィルムとなったと

平: ええ、一人歩きってやつですね、あの頃のフィーバーぶりにはわたしも驚きました

Q: こちらの作品は監督自らが撮影・主演などをやられていますが、ご本人を公開してしまうことに抵抗感は無かったのでしょうか?

平: これが1980年代だったらまだYoutubeなどありませんでしたから公開は難しかったと思います.それと、「Shanghai198x」撮影当時のわたしは21~23歳だったと思いますが、現在わたしはもう50歳を過ぎていて、撮影当時とは人相が全く変わっているので、公開しても問題ないと判断しました

Q: なるほど、オウム事件の指名手配犯たちも手配書とはあまり似ていませんでしたよね.平坂監督も若い頃とはずいぶん変わりましたよね

平: 主旨はそういうことですが、オウムに喩えられますとなんかむかつくわなぁ

Q: ワールドプレミアの舞台挨拶を終えられた平坂監督にお聞きしました.公開は本日12月22日からということで、皆さんおたのしみに.監督、どうもありがとうございました

平: どうもありがとうございました



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