才能のあるアニメ監督が突如出現してビックリしてるところ.初監督作品でこれをやっちゃうの?っていう出来のよさ.
↓まずはこれがPVなんだけど、とりあえずの感想は「これヤバイ企画じゃん」だった.なぜなら昭和40年代テイストなんだもん.しかも人魚姫ときた.「捨て企画」「予算消化の捨てアニメ」と思うのが妥当なところ.
昨今の過剰制作で能力の低い新人監督が下手打ってとっ散らかしているアニメばかりだとフラストしいるヒラ的には、ま~たそうゆう低級作品が生まれるのかねと思っていたわけだ.
昨夜#1だけ観てこりゃスゲェと考えを改めて、さっき#234を観て「本物が現れた」と思ったよ.
SPECをチェックしておこう.
製作会社はキネマシトラスによるオリジナルアニメ.15周年記念作品だそうで.
キネマシトラスの過去作は「ゆゆ式」「ばからもん」「ごちうさ」「アビス」「江古多ちゃん」などそれなりに面白い作品をやっている.
小出卓史はアニメータ上がりで本作が初監督.経歴はよくわからない.wikiもない.
それでは#1~#4までじっくりとみていくなり.
#1
冒頭、アマチュアボクシング優勝の記念写真.右が主人公の人魚姫.ヘリコプターのSEは地獄の黙示録かなと一瞬よぎる.こうやって写真が残っているということは、人魚姫は消えるか死ぬかなんだろうな・・・・
↓おぼれる王子を救う人魚姫.禁じられし人間との接触.
これは「綾波来い!」のオマージュかい?
どんな作品でも第1話はキャッチーな超展開で視聴者アピールするものだけど、2ターン目で現代に転生するとは想定外だった.すごかった.
昭和アニメの様式を蘇らせているけれどその効果はよく判らないし、後半は現代風に切り替わっている.
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#2
マリに拾われたララ
「真実の愛を探せ」と魔女に言われる.
場面転換を比較的乱暴にやる.しかし画面に意思があるので飽きない画になる.
ロングショットの止め画を躊躇しない.この止め画で44秒間演じさせてたぞ.
しかもこのカットの前後で100秒間セリフ無し.
時間制御を自在にやる才能がある.独特のテンポ感覚を持っている.
それでいて能力の80%でやってる感じがする.最初から上手い奴っているもんだ.
ただしドパガキ共はこうゆうシーンで発狂するんだぜ.
上質だ・・・・俺がアニメに求めているものが詰まっている.
しかしドパガキにも評判が良いのは少々理解に苦しむ.
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#3
絵コンテは小出卓史ではない別のヒト
↓マリを紹介する回
優勝歴のあるボクシング部員マリは空気読まない性格なので先輩とそりが合わない.
ロングショットはモーションキャプチャだろう
昭和アニメ風は消滅して2026年のアニメになった.
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#4
小出卓史の絵コンテ回は画面がシャキッとしている.
学校&恋愛回.
↓ララ電車デビュー、車内で「本当の愛が見つかるかしら?」と独り言をいう危ない奴
冒頭は昭和40年代風アニメだったが、それは#1だけで、#234は2026年風になった.なんで昭和風を指向したのかよくわからない.
主人公ララが人間と接触したせいで人魚城が崩壊したのに、2度目も人間と接触するのは魔女との契約があるにせよ軽々しい印象はある.
マリのボクシングへの熱意がいまいちわからない部分はある.
しかしながら、本作はわたしが昨今のアニメに求めるモノが詰まっている.
1)昨今のアニメにおける画像優位&演出低位への不満が強いので、さよならララの演出の太さを超歓迎したい
2)小出卓史のATGっぽい画面が好きである
3)storyはけっこうぶっ飛んでると思うが、ステレオタイプにちんまりと縮こまったどこかで見たような作品より群もよっぽどこっちの方がイイ
4)BGMが目立たないのを評価する
5)キャラ設定に目新しさはない
ララは最後に死んじゃうんだろうな
かしこ
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