【フリエネ】 ハチソン効果のビデオはまるでポルターガイスト

あれ～？ マンガ「ベルベットキス」第３巻がなぜか机の上に置いてある．泥棒の仕業だろうか？ たぶん奥さんが夜更かししていて読んだに違いない．もしかして女性にも好評なベルベットキス？

←しまったバニラだこれは

さて、新年早々よりカルト系の話題が多い当ブログですが、カルト話はまだまだ続いてしまうのです．

なぜかフリーエネルギーのジャンルで語られる「ハチソン効果」というのがありまして、まずはビデオをご覧ください．音はありません．なぜだか物が空を飛びます．エネルギーとは無関係で、どっちかというと反重力とかのジャンルの現象です．

ビデオの冒頭に出てくる高電圧発生装置の所有者である、テスラヲタクのカナダ人のハチソンさんの実験室で、なぜか高圧装置を稼働させると物が空を飛ぶようになったというので有名になった事件を「ハチソン効果」とフリエネ業界では呼んでいます．

物体が空を舞うのはまるで映画に出てくるポルターガイストみたいです．ハチソンさんのところには、大手企業とか政府が見学に来たそうです．見学者の目前でも物が空を舞ったことがあったらしく、現象自体は第三者にも視認されたらしい．もちろん原理はわからずです．高電圧下ですからイオノクラフト的現象かと思えなくもないが、スパナみたいな重いものが浮上するのはイオノクラフトでは説明がつかないように思われます．残念ながら再現実験に成功したという話はないらしい．

ところでこのビデオ、撮影者の撮影テクニックが下手なので画面が揺れて見づらいのですが、もっと大きな問題は、『浮上した物体を決してカメラが追わない』ってことではないでしょうか？ 空中に浮かんでいるのか、天井に張りついているのか、床に落ちているのか？ それがわかりません．フツーに考えるならば、テグスで吊っているカラクリを撮したくないだけだろって疑われます．

こんなビデオをリリースしたら、フツーはかえって疑われるだけなのに、オレの所では超常現象が起きたんだよ～と訴える人がいて、その人が各国のフリエネ学会みたいなところで講演に招かれて歓迎されてしまう．フリエネ業界ってところは、”都合の悪いことは無視”な不思議な業界のように思われます．まぁ他にめざましい成果がないので藁をも掴むってやつなのかもしれません．それでも日夜研究しているフリエネ研究者の心意気には感心いたします．

その名も「驚異のハチソン効果」って本があり、古本が安く入手できるので興味のある方はどうぞ．なぜかわたしは持ってます．

フリエネ業界のみならず、人類滅亡業界やUFO業界や陰謀論業界でもしばしば出てくる「スカラー波」というのがハチソン効果の根本であるとこの本は言ってますが、わたしはスカラー波ってなんだかよく判りません．スカラー波で地震を起こす超兵器があるとかも言われますが．．．．この本にはスカラー波の数学的解説は出てません．

次回のフリエネカルト話は、あの清家新一．あなたは彼を知っていますか？

かしこ


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