2015年7月2日木曜日

一足お先に! 中央リニア試乗の予定

夏休みに中央リニアの試乗会イベントが行われるとのコトで、出不精なわたしですが、ダメ元で申し込んでみましたら、なんと当選しました.8月上旬に一足お先に未来を体験して参ります.

遊園地のジェットコースターみたいに60分待ちで乗車3分なんてコトにはさすがにならないとは思いますけど、500km/H走行の持続時間にはあまり期待せずにおこうそうしよう.500kmカウントダウンとかするのかな?

ところでリニアモーターカーはすでに日本で何路線も走っているって意外と知られていないと思うんですがいかがでしょ? 何度か乗った経験のある札幌市営地下鉄はリニアモーターです.今まで知らなかったのですが、都営地下鉄大江戸線もリニアだそうです.
それどころか30数年前、わたしが中学生の時に、工業高校の文化祭で一人乗りのリニアモーターカーに試乗した経験があったので、国鉄やJALのリニアに対して「なにが珍しいんだ?」としばらくは不審に思っていたものでした.なんのコトはない、国鉄やJALは浮上するから速い、それ以外のリニアは推進力のみリニアであって車輪付きで遅いというのが違いです.

以下は浮上しないリニアの話です.
↓鉄道のリニアの地面側にはこのような「リアクションプレート」というのが付いていて、これと車体の電磁石の電磁誘導で推進力を発生させるそうです.リアクションプレートってただの金属板であって、コイルじゃありません.これでどうして推進力が出るの???
↓ネットを徘徊したけれど原理がよくわからんかったので自分で考えました.リアクションプレートの1cmぐらい上に、N極とS極が交互に並んだ電磁石が存在します.
↓横から見るとこんな風に、電磁石とリアクションプレートが一体になって磁気回路を形成します.これだと強烈な電磁ブレーキがかかりそうな気配が漂います.電磁ブレーキを掛けられるということは、推進力にも転化できそうです.
↓少し飛躍しますが、リアクションプレートとは、このような梯子形の導体であると考えると回路屋としては納得しやすいです.梯子の段でローカルな誘導電流回路を形成するという仕組み.実際のリアクションプレートは、梯子の段の間隔をどんどん縮めていって、極限まで行き着いてベターっとした金属板になってしまった物体といえます.その結果、誘導電流の一種である「渦電流」がリアクションプレートに誘導される電磁現象の正体なのだろう.
↓だとするとこのリニアモーターが、かご型誘導モーターと同じに見えて仕方ないわたしです.なんつうローテクなんだか.
かしこ

続報、乗りました.


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5 件のコメント:

  1. 原理がありました、
    www.linear-chuo-shinkansen-cpf.gr.jp/sikumi.html
    浮かせるのは下からでないようです。
    換わってマグネフローティング、
    2.suk2.tok2.com/user/nonnno-protok2/img/2010-10-04-.jpg
    リング曲げネットで軸を押し上げ、ベアリング加重を無くしています。
    換わりに玉がスキッドしやすく、早くガラつきます。

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    1. 横から引っ張って浮上させるみたいですね

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  2. うえは、下のベアリングの外周にワッシャを掛けて、マグネットを載せて着け、その上の反発マグネットがスペーサーを介してローターを支えます。
    此方も
    2.suk2.tok2.com/user/nonnno-protok2/img/2006-12-04-.JPG

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  3. 大江戸線は確かにリニアモータで推進するけど、札幌の地下鉄は単に車輪がゴムタイヤになっただけですよ。
    あと、大阪の鶴見緑地線と、名古屋のリニモを仲間に入れてくださいな。

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    1. あら、札幌はそうでしたか、すみません。
      名古屋のリニモは最近知りました。韓国が苦戦しているのと同じ原理らしいですね。静かで登坂力に優れるそうで、次回名古屋訪問時はぜひ乗りたく思います。場所が郊外なので営業的には苦戦してるみたいですが頑張って欲しいと思います。

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