2015年7月19日日曜日

【車椅子修理】 前輪キャスターが破損しました (1)

ヤマハのユニットを使った電動車椅子の前輪キャスターが破損しました.右の写真のように、エアレスタイヤが削れてボロボロになってしまいました.フットレストと前輪キャスターが物理的に衝突してしまうのが原因です.買ってずいぶん時が経って故障したのはどうしてかというと、今まではフットレストを外して使っていたからです.フットレストを装着したらすぐにこんなになってしまいました.中古で買った電動車椅子なのですが、元の持ち主はどのようにして使っていたのか、謎です.

ともあれ修理です.修理せねばなりません.

↓まずはフットレストの高さ調整ですが、車輪と干渉せぬよう①の長さを④の長さに短縮しました.②の位置にあるボルトを緩めます.③のように緩めましたら、ボルトのアタマをスパナか何かでコツコツと叩きますと、④のように短くなります.最初からこんな風に短くしときゃよかったわ.
↓つぎは、ボロボロになった前輪キャスターの交換です.
外して判ったのは次の3点.
1) 直径は180mmぐらいあり、7インチと思われる
2) 軸直径は6mmである.8mmがポピュラーなのでこれはイレギュラーです
3) 軸の長さ(ベアリングの外寸法)は50mmである
車椅子の前輪キャスターなんつうマイナーパーツなんか入手できるのか? こちらの通販ショップがありました.  http://www.maruco.com/SHOP/333703/409301/list.html

↓ところがそのサイトを見てびっくり.この構成でのリペアパーツしか売られてない.値段は2ヶで4万円.高価すぎるだろ! ヤフオクで2ヶで2.5万円で売っているのも見つけたが、それでも高価に思えてならぬ.
ともあれこの写真を参考に分解を続行することにしたわたしであった.
↓通販ショップによると21mmの薄スパナが必要だとのコトで、探したら持っていました.たぶん自転車で使う工具なのだと思う.我ながら物持ちの良さに感心.
↓21mm薄スパナで回す場所はここ.緩めると下にスポッと抜ける.樹脂製のヨークとボルトで締結されている.
↓バラして判ったのは、縦棒の黒いストライプがゴムパイプだってこと.21mm薄ボルトを締め付けるとゴムが膨らんで抜けなくなるという仕組み.
バラせた物は組み立てられますので、今度どうしすべきかをしばし考える.問題は4万円も出して正規品を買うかですが、4万円は挫折しました.

→似ているけど別の機種(カワムラサイクル)のための前輪キャスターで、こんなのがありました.値段は2ヶで1万円と納得できる範囲.ゴムで締結する部分の太さは同じっぽいけれど、長さが明らかに異なりますが、リスクを承知でこれを注文しました.

果たしてこれを流用できるか???

単純流用できなかった場合は、追加工でもなんでもして強引に取りつけてやる所存だ.

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かしこ


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2 件のコメント:

  1. 「長さが明らかに」の部分は前のが使えませんか、カワムラのがベアリング仕様で合えばいいですね。

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    1. 臓器移植でなんとか乗り切りたいところです

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