前回はSTAP論文の取り下げとは無関係にSTAP特許の効力は10年ぐらい続く、というハナシでした.
今回も特許に関連しますが、語りたいコトは
小保方の掛け値なしの貢献とは何か?
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当ブログの定期愛読者の方々であれば、ヒラサカが小保方を大嫌いであるのはご存知でしょう.なにせ、「STAP単独会見」を見ただけで、小保方はクズだ!と断言したくらいですから.
なぜそれほどまでに小保方のコトを憎むのか?まずはそれを書きましょう.
最初に自分のコトから書きます.
ソニーでAIT5というヘリカルスキャンでは人類最高の記録密度を達成した商品を開発しました.従来のヘリカルスキャンとはレベルの違う新技術を投入してAIT5は実現されました.その技術面のリーダーがわたしでした.残念ながら売れませんでしたが.
当時のわたしはソニー社内にてバカなR&D屋とAIT5の開発方針について喧嘩をしており、そのバカに一度完敗しました.しかしまもなくそのバカの開発方針のバカさ加減が白日に晒されました.でもそれで勝負がついたわけではなく、わたしが主張する開発方針の正しさを証明しなけりゃ気が済まないので、AIT5の商品化に執念を燃やしていたのでした.AIT5を実現する根幹のデータはわたしが採取しましたし、実現するための特許も書きました.
紆余曲折を経て、ヒラサカの云うコトを信じてAIT5に投資しようという運びになりました.
投資それ自体はわが意を得たりで結構なことではありますけれど、責任は重大です.ドライブの開発者が40人ぐらい、テープとヘッドの開発者が30人ぐらい、マーケとか品質保証とか製造技術とか、ひっくるめれば100人ぐらいの社員が関わるprojectなわけですが、なにせAIT5を実現する技術的構想を一人で抱えて「必ず出来る」と主張するのはわたし一人なわけですから、もしも開発途上で致命的な見込み違いでもあろうものなら、その責任は全てわたしに帰します.万が一AIT5が頓挫するようなコトがあれば、責任とって辞表だろうなと、そんな覚悟はしていました.でも、それは投資家への責任として避けられない当然の覚悟だと思います.
ちなみに、わたしと喧嘩していたバカR&Dは「悪いのは事業部だ」というそぶりで定年まで居座り退職金を貰い、さらに嘱託として数年間勤めてからソニーを去りました.クソな奴というのは居るものです.
小保方のハナシに移ります.
小保方の単独会見を最初から最後まで観たわたしが激怒した最大の理由は、
STAPの存在を主張し投資を授かった張本人にあるべき責任感が
小保方からは微塵も感じられ無い
ことだったのです.オレはこういう奴が大嫌い.小保方からは微塵も感じられ無い
あの小保方単独会見で小保方は主張しました.
1)論文のケアレスミスは認めるが、真実は自分に在るので自分を信じよ
→ケアレスミスではなくて、捏造・剽窃・改竄の3回死刑なのを勝手に矮小化するでない.
→論文で論証し損ねた者の頭上にはもはや科学的成果が輝くことはない.
2)このままではSTAPが潰されてしまう
→理研は検証すると云っているのだから、それは狂言である.
→何者かの妨害工作を示唆しているが、「チッ先を越された」という妬みを受けるのは当然である.
→妬みを跳ね返すには、水も漏らさぬ論証しか術が無いのだが、3回死刑で失敗した奴が叩かれるのは当然である.不徳の致すところで素直に死んでろ.
小保方の超プアな振る舞いによってSTAP論文が自滅したにも関わらず、それをあっさり無視して、あまつさえ第三者による妨害のせいにするなんざ、狂言師かサイコパスかってなもんで、そんな奴をクズと呼ばずしてどうすりゃいいの? STAPに群がった多くのオジサマ達への責任はどこへ行った? STAPの予算は税金からも支出されている責任はどこへ行った? 小保方みたいなのが自分の部下だったらと思うとゾッとします.わたしも若いオネエチャンには基本的に甘いですからねぇ、エヘヘ
それで小保方はクズだと当ブログで書いたら、「科学者には新規性のあるアイデアを語る自由がある」とわたしを批判してきた者が複数いました.あのねぇ科学の自己修正性ぐらい知ってるっての.その批判者の誤りは、小保方は科学者であるという前提が崩壊しているコトに気付けなかった点です.(その後博士号が剥奪されました)
すなわちその批判者の脳内風景は、博士という肩書き、あるいは理研の研究者という肩書き、あるいはUSでの研究者としてのキャリア、そういった「カタログスペック」こそが信憑性判断の根拠なわけです.恐らくそれらの批判者は自分自身がカタログスペックで人生を生きていられる秀才君なのでしょう.もちろん自分のカタログスペックが誇らしくもあるのでしょう.一流大学の出身だとか、一流企業の社員であるとか.
カタログスペックを盲信し、批判精神を欠くそういう者は、まかり間違えれば麻原彰晃を信奉したり、あの半島に出生していたら北の将軍様を信奉したりと、状況によって軽々しく洗脳などされちゃうんでしょうな.エイメン
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というように小保方のコトが大嫌いなわたしです.
しかしそんな私でも、小保方のとても大きな貢献を認めます.素直に認めます.
STAP特許の発明者を見ますと、7名が名を連ねています.
ハーバード大学: バカンティ、チャールズ、 バカンティ、マーチン、小島 宏司
理研: 小保方晴子、若山照彦、笹井芳樹
東京女子医大・セルシード社: 大和雅之
要するに、ハーバードと理研とセルシードでSTAPの権利を分かち合った、ということです.特許収入をどの比率で分配するかの契約書も別途交わされたはずですが、公開はされてないでしょう.(若山が51%を主張したなどというネットの噂もあります)
ここで問いです.
重要な問い: STAP特許に日本人が名を連ねているのをどう思いますか?
補助的な問い1: STAPのオリジナリティは誰でしょうか?
補助的な問い2: どうしてSTAPのアイデアが小保方に授けられたのでしょうか?
もしも、小保方が存在しないパラレルワールドにわたし達が生きていたら、STAP特許の発明者はこうなっていたはずです.
ハーバード大学: バカンティ、チャールズ、 バカンティ、マーチン、小島 宏司、その他数名
日本人がSTAP特許に名を連ねることは無かったでしょう.なぜなら、STAPのオリジナリティはバカンティ教授だからです.ハーバード大で検証され、科学的成果も特許も全てUSの所有物になったはずでした.
ところが、多元宇宙の一つである小保方大明神がおはす我らのパラレルワールドにおいては、STAP特許に日本人が名を連ねている.その幸運を小保方大明神に感謝しなくちゃいけないでしょうな.バカンティには任期とかいう事情があったのかもですが、バカンティが小保方を選んだのは確かです.
そして、バカンティが小保方に白羽の矢を立てた理由とは?
小保方がオジサマキラーだったから
であります.小保方を狂言師だのサイコパスだのと貶しましたが、小保方のオジサマキラーさゆえにSTAP特許にご縁が出来た、その功績はいささかも薄れることはございません.バカンティの研究室に留学している外国人は多数居たでしょう.他国にSTAPの特許が渡るのを阻止してくれて、日本に棚ぼたを与えてくれた小保方はエライ.時代が時代ならば、小保方は超優秀な女性スパイとして各国を渡り歩き、要人から軍事の機密情報を得ていたかもしれません.
ありがとう小保方、キミはその人柄で日本に貢献してくれた.
【次回予告】 ES混入したのは誰なのか?
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かしこ
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AIT5ですか。直接タッチはしていませんがwhite paperの中の一部データは私が提供したものです。提供というか依頼を受けて測定したものですが。私としてはそれだけでもうれしいものです。
返信削除white paperってマーケが作ったのでしょうね.売れりゃぁ良かったのに残念です.ジャンクのドラム持ってますw
削除Smile搭載ですか?
返信削除会社辞める時にLTOのジャンクもらって帰ればよかったかな?
smile載ってますー
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