【気持ちの問題】 三菱自動車を擁護する

三菱自動車の空力性能偽装問題について、三菱自動車を擁護する．

消費者視点で状況を定義すると、

燃費がカタログよりも１０％悪かった

消費者にとってのデメリットはそれだけ．ドライバーの技量とか癖とか性格とか渋滞状況で±２０％ぐらい燃費は変わる．だから燃費の±１０％っていうのは誤差としてネグってよいと思う．

社会的問題は確かにある．

不公正な競争

エコカー脱税

だが、最大限見積もってもたかがこれだけでしかない．

不公正な競争で、ダイハツや富士重工やホンダやスズキの売上が下がった？
そうだろうけど、そいつらが損してもオレには関係ねぇ．

エコカー脱税で日本国の税収が減った？ 国税が損してもオレには関係ねぇ．そもそも三菱にエコカー減税が適用されなかったら、他社の軽自動車が売れて、日本国の税収は不変だったと思うんだけどね．

三菱自工の罪をただの形式犯とまで軽く見るのが妥当だとは云わない．だがしかし、三菱自工がカミングアウトする前までは、少なくとも消費者にほとんど迷惑はかけていなかったのは事実．また、地球環境を汚染したわけでもないのは事実．

純粋には消費者のロスはたかが燃費の１０％でしかない．消費者にとっての本質的問題はそのはずなのだが、不公正な競争、エコカー脱税がより重要なので、三菱車はけしからんという流れになっている．その結果として、中古車価格の下落の補填という副次的作用が派生してしまってドロドロになってゆく情勢である．わたしにはそれは消費者の気の持ちよう次第というか、企業コンプライアンスをどれだけ真摯に求めるのかという、一種の宗教観でしかないように思われる．

もちろん、個々人がどんな宗教を信じようとも構わない．だが現状は、日本国民の総意として三菱自工けしからん宗教に邁進しているのは、そのハードルの高さ設定はいかがなものかと思う．もっと白けていても良いのではないか？

今般の問題で三菱自工をあまりにも強く責めすぎるのは控えたらどうだろうか？

量産機器の性能についてたかが１０％の誤差をとやかく云うな、というのはわたし自身のヘリカルスキャンな経歴から来る風変わりな見解なのを自覚はしているさｗ

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誤解の無いように付け加えておくが、、、

かつて三菱自工がしでかした、

タイヤ脱落 → 殺人マシン → 隠蔽 → 内緒で改修

という問題は、何度でも死刑にしたい重罪だと思うのである．実際に無辜の消費者を殺してるからね．しかもその殺人を組織的に隠蔽する自動車会社っていうのはショッカーかと問い詰めたい．

また、VWのディーゼルエンジンによる環境破壊問題は、カタログの何倍もの環境汚染を通じて消費者の健康被害を広範に助長するという意味でとんでもないインチキだと思う．２～３回死刑にすべきであろう．

それらに比較したら、

たかが燃費の１０％がなんだっていうんだ？

三菱自工よ、そんなに凹むなよ、心を入れ替えて真面目にやってれば良いこともあるさ．

かしこ


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