豊洲、都議選、文科省、、、など

都議選は今日から始まりました．投票用紙がさっき届きました．

ひら的には予想通りでしたが、都議選告示の数日前に小池さんが「豊洲に移転します」と云いました．でもその後に築地に戻るとは、、、マジ？ そんなの上手く行くのかいな？
でもわたしが一番驚いたのは、築地を通って新橋と晴海を結ぶ道路(環２)をオリンピックまでに開通させるという表明でした．だって環２を開通させるための工程から逆算して去年１１月の豊洲移転がスケジュールされたはずでしょ？ 築地市場の人もあの2016.11は何だったんだと会見であきれてました．
ほぼJOKEですが、クルマが走るだけなら環状２号を完成させられるかもという説を聞きました．そんな事云わないでちゃんと街路灯とかも作ってくださいなｗ

家に居るとき、保守系論客の解説をyoutubeで視聴することの多いわたしですが、保守系論客にも論理矛盾があるなぁと、小池さんへの批判の言説を聞いていると思います．
たとえば、豊洲移転延期を勝手に決めた、豊洲→築地戻りを勝手に決めた、と小池さんの独断専行を責めるのだとしたら、安倍総理が示した憲法改正指針も独断専行と非難するべきではないかと思うんです．あの憲法改正指針を発表前に知らされていた人はほとんど居なかったらしいですから．そういうダブスタ臭の漂う言説はパヨクだけの専売特許に止めといて欲しいな．

一般人との会話では、あんな小池なら舛添の方が良かったという説が出てきたりしますが、それは有り得ないわ．公費で作務衣を買った理由は書道のためだとほざいた奴なんか問題外です．セコく私服、じゃなかった私腹を肥やす舛添よりも、なりふり構わず権力闘争に明け暮れる小池の方がひら的にはマシです．

かように政治家・評論家・有権者の思いは様々でありますが、どのみち都議会は非自民会派で制圧されます．わたしは公明党シンパではないし、都議選では自民党に投票しますけど、都議会で公明党が自民と縁切りして都民ファーストと組んだ時点で勝負ついてますから．有権者は小池さんの我田引水を理解して正しく投票しましょうなどと保守論客がコメントしても周回遅れで手遅れです．結果はもう決まっています．

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選挙と云うと、兵庫県知事選に立候補した勝谷誠彦さんのメルマガは毎日滞りなく発信されています．選挙期間中は中断するだろうと予想してたのですが、日々の遊説の模様がレポートされていて面白い．購読者数も増えたらしいです．
勝谷さんの言葉尻を捉えるようですが、勝谷さんは選挙キャンペーンのキャッチコピー的に知事の多選阻止を訴えています．これもどうかなと思うんです．安倍総裁が自民党の規約を変更して３選を可能にしたのはOKだが、兵庫県知事が５選を目指すのはNGと受け止められかねません．もちろん勝谷さんが批判するのは多選の結果生じている様々な弊害なのをメルマガを読んでいるわたしは知っています．しかしながら得てして目立つのは冒頭の一言ですから、なんとかならなかったのかと思ってしまいます．

その勝谷誠彦さんに対して、青山繁治さんがお怒りです．勝谷さんが青山さんを誹謗中傷するウソを週刊誌の取材で述べたというのが苦情内容だったと思います．確か6月19日のDHCの朝の番組で青山さんが宣戦布告しました．
これねぇ、青山・勝谷のどっちが真実なのかは知らないので論評はしませんけど、でも兵庫県知事選のど真ん中の時期の勝谷さんに対して、青山さんが宣戦布告するというのはマズかったですよ．
青山さんは自分の信念を貫くとのアピールを強くなさり、利益誘導もしない、金も名誉も要らないというスタンスが売りな人です．だったら、兵庫県知事選を闘っている時期に勝谷さんへ宣戦布告するのは思いとどまるべきではなかったか？ たぶん勝谷さんは当選しないでしょうから、宣戦布告を7月3日以降にすりゃよかった．ところが現状ですとアンチ勝谷のためネガキャン方式で選挙戦に割り込んだ風に見えてしまいます．ネガキャン参戦は青山さんのセルフプロデュース的にはマイナス行動じゃなかったでしょうか？
まぁなんというか、青山さんには発言が軽い部分を感ずるので、きっと他意は無いんだろうなとは思うんですがね．

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文科省、なにかがおかしいですね．たがの緩み方が半端ないです．

どうして文科省が震源地なのかはさっぱり判りませんけど、安倍政権に対する死に物狂いのようなジャブを連打している朝日新聞を中心としたメディアを、霞ヶ関の何者かが支援するべく立ち上がった図式ではないでしょうか？ 霞ヶ関には官公労というのがありますからその辺が自爆テロを仕掛けているのかも、などと思うんです．

安倍の首を取れなくても、霞ヶ関の人事権を握っている菅の首を取れれば御の字という霞ヶ関官僚は多数居るでしょうから、そいつらも陰で呼応しているのかもしれません．

８月に内閣改造をする予定で、菅さんが官房長の任を解かれるかもなどという下馬評がありますが、それをやったら安倍政権は窮地というか、霞ヶ関からの総攻撃が始まって憲法改正の発議なんかできずに崩壊するんじゃないかな？

安倍さんが憲法改正の具体案について触れた事が、霞ヶ関やマスコミの護憲派を奮い立たせ、文科省のたがの外れた様相を招いた原因かなとひら的には思っています．

もっとも、そんな攻撃を制圧できないようでは憲法改正なんか出来っこありませんから、安倍政権のお手並みを拝見させていただきます．内閣改造にはあまり興味は無いんです．菅さんが留任し、文科省に見せしめ的血の粛清をできるかどうか？ それだけがお楽しみです．それくらい出来なくちゃ憲法改正の発議なんか出来っこありません．

かしこ