2026年3月24日火曜日

高温超電導の理論について名古屋大から

超電導のBCS理論は格子振動に電子がサーフィンするように乗ってスルスルと電流が流れるという現象だった.

しかし高温超電導にはBCS理論があてはまらず、未だに原理の解明は途上にある.

XenoSpectrumの記事によると、名古屋大が考えた仮説が関心を集めているそうだ.読んでみると確かに面白い。名古屋大の発表はこれだと思う。

高温超電導の原理解明の決定版かもしれず、従来行き当たりばったりだった材料探索に指針を与えるんじゃないかな。アキバのオヤイデで超電導SPKコードが売られたらナイスだわ。

反発し合うはずの電子がペアを創るという不思議な現象が超電導の鍵だとされる。
感覚的にはこんな感じ、
 格子振動
  →原子核の格子が拡がった瞬間
   →局所的な正電荷への偏り
    →電子が引き込まれて
     →電子が格子から射出される
      →次の電子が引き寄せられる
       →1種のペア電子
これが連続的に起きやすい結晶条件と低温条件があるというのがBCS理論だ(ヒラ意訳な)。

名古屋大の発見によると、
ある種の振動が電子ペアを作るのはBCSと同じだが、その振動がBCSとは異なるという。

ヒラ意訳であるが、、、

スピン密度波(SDW)が強い電荷密度波(CDW)を生成する現象をパラマグノン干渉機構と呼ぶ。
パラマグノンで生成された電荷の定在波みたいな性質が電子同士を組ませるという。

パラマグノンに依らずCDW onlyで超電導を実現している物質もあるが、そうゆう物質の超電導は弱くて破壊されやすい。

今回の検証物質は比較的最近に発見されたLa3Ni2O7でニッケルが超電導の主役である。結晶の特定の部位がパラマグノンしやすい性質を持つ。

感想:
結晶格子における電子の振る舞いなんか、SIMでバッチリ解析できて、不可知な部分なんかもう残って無いのかと思ってたよ。

スピンや電荷が作る定在波という概念にはそんなに新規性を感じない。そんな事もあるだろうなぐらい。

スピン波が電荷波を生成するとは初耳だったが、高温超電導の理論解析に費やした30年間で誰も着眼してなかったってのには意外な盲点というか、正直言って軽くトンマなもんだなと思っちゃった。

核界隈の現象にはまだまだわかんない事があるんだね。

悪名が轟いたせいで名前を変えて細々と生き永らえている常温核融合は、今は凝縮系物理と呼ばれているようだけど、そっちもサクサクと理論解明できますように。
既に解明されていて、純粋水爆を簡単に作れちゃうから隠蔽されてるだけという陰謀論に3,000点。

かしこ

10 件のコメント:

  1. 超伝導でノーベル賞もらったバーディーンのモデル図でわかるかなー?
    数式では、わかりそうもない
    毒者

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    1. 素粒子なんかわかりませんね

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    2. ミノフスキー粒子ならわかります 毒者

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    3. ミノフスキー粒子がクラスタを形成したものをメガ粒子と呼び、それをぶっ放すのがメガ粒子砲なんだとか

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    4. 波動砲もにたようなものだけど動力源が弱いのか
      なかなか発射しない
      毒者

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    5. 「電流」は、電子の移動で起きるモノではありません。
      https://www.youtube.com/watch?v=H6F7xKYHiSs
      【9割が誤解している電流が流れる理由】電子が動くことは結果である【ゆっくり解説】【雑学】
      ※この話は、「Veritasium」でも取り上げてたので知ってましたが、コレと、
      ・超伝導の関係
      が、どーなってるのかは、未だに良く分かっていです。

      教えて、偉い人!

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    6. 超伝導は抵抗が低温にするとゼロになってループの回路を電流がグルグル回って磁界発生して
      みたいなやつ

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    7. さっきまで飲み会でした

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  2. 明日迄らしいので、ぜひご覧ください!
    https://www.youtube.com/watch?v=FsgjXJIdJUY
    【本編フル】ヴァージン・パンク Clockwork Girl|3.25まで公開
    ※久しぶりに見た。セシル以来かな?

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