2012年1月17日火曜日

失業行政手続きシリーズ002 退職金の国税・住民税編

退職すると、いつももらってる給料よりも高額な退職金を手にすることがあると思います.

そうすると、「住宅ローンを一括返済したい」と計画される方もいらっしゃるでしょう.わたしもそのパターンでした.ですが、ここでわたしが心配したのは、退職金を確定申告して税額が決まらないと手元にいくらお金が残るか確定しないので浪費できないんじゃないのか? という疑問です.

つまり、わたしの疑問は、つぎの2つのどっちなんだ?という疑問でした.
1) 退職金は源泉徴収済みで支給されるので、退職金を片っ端から浪費しちゃってもOK.
2) 退職金は源泉徴収されないで支給されるので、確定申告しなくちゃいけない.よって確定申告(翌年の2月)を済ませない限り手元資金が確定しない.ゆえにむやみに浪費しちゃダメ.
この疑問は退職してからわかったんですが、正解は1でした

注意:
わたしは12月退社なの源泉徴収済みなので確定申告は不要でしたが、もしあなたが6月退社とかだったら、会社で年末調整する機会も逸したと思われます.そういうケースの方は、確定申告をしたほうがたいていはお得です.たいていは所得税が戻ってきますから.

退職金について他に知ったこと.
●退職金が会社から振り込まれるのは、退職日の翌月末なんてことになっています.
●給料の源泉徴収票と、退職金の源泉徴収票は別用紙になっていました.税額計算方法が違うからでしょうか?
●給料にかかる所得税に比べると、退職金の所得税は安めに設定されています.税額はそういうサイトがいろいろあるのでそちらを見てください.
●退職金による所得増加があったとしても、住民税には反映されないようです.つまり、退職の翌年の住民税が飛躍的に高額化する心配はないということです.-------だったら給料でもらうよりも全部退職一時金でくれと言いたいです---------
●退職金にかかる住民税は、翌年払いではなく、10%割引の当年払いです.なので、翌年分も源泉徴収済みなんです.-------読者からの指摘で知りました-------

1 件のコメント:

  1. 退職金からも住民税は徴収されますよ。常の住民税は、前年の所得に対して課税されますが、退職金の場合はその年の分に課税されます。つまり通常の住民税より早く課税されるために、10%の割引があるのです。

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