2014年10月4日土曜日

恐怖ヤニ地獄

知り合いのアパートにクロスを貼ってくれと頼まれて、貼り貼りしました.

オーナーさんから事前に聞いていたのは、「すごく汚い部屋で、埃まみれなだけでなく、部屋中がタバコのヤニでべったりなんだ」とのことで、現場を観たら確かに「ヤニ地獄」. 元がホワイトのエアコンが黄色を通り越して黄土色になるくらいヤニで覆われていて、クロスも言わずもがな的に黄土色になってました.古くて狭い呑み屋みたいな汚れ方.どういう生活をしてたらこんなしっちゃかめっちゃかな状況になるのか、想像もつきません.

それでクロスを貼り替えたのですが、ロフト付きなので天井高が3.6mもあって、そんな高い天井のクロスなんか貼れませんので天井はお断りしたので、天井はヤニ地獄クロスの上から塗装することになりました.
ミニキッチン+UBのワンルームなのでこんな小さな部屋のクロス貼りなんぞ造作もないと舐めていたのですが、採寸してみたらクロスの必要長が60mもあり、意外に多いのでなんかヤバいぞと思ったら、クロス貼りがスゲー大変でした.楽に貼れる場所がほとんど無い物件なんです.壁は3.6mなので大変だし、キッチンとUBまわりは狭いところがゴチャゴチャしてるし、ロフトの天井は斜めだし、60m分のクロスだったけど、90m分ぐらいの手間がかかったように思いました.しかもスーパービバホームの壁紙糊付サービスを利用したので作業開始が13:30と遅かったし、散々なクロス貼りでした.

そのオーナーさんが体験した部屋には、「油地獄」というのがあったそうです.どういうわけか、キッチン近傍だけでなく部屋中が油の皮膜でベッタリと覆われていて、ロフトに登るための梯子は表面を削って塗装しなおす必要があったとか.さしずめ中華料理屋の厨房並みの汚れ方なわけですが、どういう生活をしてたらそんなしっちゃかめっちゃかな状況になるのか、想像もつきません.きっと住人の布団も油まみれでベトベトだったのだろうなぁ.伊藤潤二のマンガ「グリセリド」の世界が実在したわけでビビるわ.

わたしが別のアパート部屋で見たのは「髪の毛地獄」でした.洗濯機の排水が詰まっていて、洗濯機の排水が床にこぼれ、なぜか住人がそれを放置していたため、排水が床の隙間から床下へ流れ込んでいたようでした.そのせいでボロボロになった床を剥がしたら、女性の長い髪と思われる大量の毛髪が布基礎を流れ落ちるようにガビガビに付着していて、ホラーな状況にビビりました.

アパート経営はそんな無間地獄ばかりかというと、中にはアルミサッシのレールまで綺麗に清掃して使っている奇特な人もいるようです.まるで「とらドラ」の高須竜児みたいじゃん.
←なんつう、、、
会社を辞めてからこっち、おぞましい体験が増加気味なようだ.

かしこ


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4 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2014年10月4日 2:40

    油地獄ですか。大変そうですね。
    毎日ホットプレートで焼肉でもしたんでしょうか。と思うくらいのレベルですね。
    宅建は10月19日なのですね。あと2週間ってところですか。がんばって下さい。
    法令の試験なんてガテン系だと常識的にこれだろうって問題があるけど宅建の場合にはそういうわけにはいかなそうですね。
    私は11月9日に第3種冷凍機械責任者試験なのでぼちぼちテキスト見ています。

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    1. 油地獄=中華デリバリー店のチャイナクイックの秘密アジトだった説.
      冷凍機械いいですね、夏でも涼しそうなところがいいです.

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    2. とらドラ! とハルヒの関係がわかりません。

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    3. ありのままに受け入れる、それがよいと思います

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