2016年7月31日日曜日

19人殺して逮捕された日本人と、サクサク射殺されるテロリスト達

相模原で施設の入院患者19人が殺されたという事件.

ニュースを知ったわたしの第一印象は、「『優生思想』か、USでたまに起きる極端な思想犯罪みたいなのが日本でも起きたのだなぁ」と思いはしたが、その後わかったのは、ただの気が狂ったジャンキーでありました.

そうかそうか、お前が優生思想を主張するならまずお前が死ななきゃいかんぞ、ということで、とっとと死刑に処して幕引きでいいわ.連合赤軍の内ゲバでたくさん総括しちゃった若者達とか、オウムに傾倒した高学歴な若者達とか、そっちの事件なら考察の対象とする価値があったが、本件はあまりに突飛な個人の行動なので考察に値するとは思えない.

しかしながらTVのニュース・バラエティでは時間を割いて考察などされているようだ.夏休みで視聴者もダレてるところに番組構成を埋めるネタが提供されて、カンフル剤的にホクホクしているのではなかろうか?

いくつもの精神病を抱えている犯人なので、刑を免れて一生精神病院送りになる可能性はなきにしもあらずだが、「犯行の計画性から推測すると責任能力が全く失われていたとは考えられない」、などと世論に配慮した判決になるのではないかと思う.そして死刑.

この犯人を死刑にさせないようにでしゃばってくる人権派弁護士なんつうのが登場するに違いないが、そいつらも相当狂ってるわ.

むしろこの事件によってコントラストがくっきりとしたのは、死刑制度をきちんと守らなくてはならないというコトではないかと思う.

海の向こう、EUでは死刑が廃止されていて、USでは州によるらしいけど、その代わりと言ってはなんだが警官がテロリストや黒人を射殺しまくっている.国家がいかなる場合でも人の命を奪うコトを禁止するというのが死刑廃止の理念なんだろうけど、正当防衛ならどんどん殺しましょうというのを地で行くほど戦争好き闘争好きなのなら、べつに死刑制度ぐらい残しといたってなんら論理破綻はしてないと思うんだけどなぁ.

やはり死刑制度廃止には理想主義者共のマスターベーションの匂いがする.そして、その理想主義が現実との齟齬に耐えられなくなって、とにかくその場で射殺するのだ~っていうのが鉄則みたくなってるっていう、それは悲劇を通り越して喜劇じゃないのか? 中世の魔女狩りを発明した民族ですから、異端者なんか裁判するのもめんどくさいからその場で殺しちゃおうよというのが血統的に好きなんだろうかとも思う.えぐえぐです.

裁判をすっ飛ばして射殺するのは、ダーティーハリーにそんなストーリーがあった.相棒にもそういうエピソードがなかったっけ? 海の向こうではドラマが現実になってるようで興味深い.

日本はそうならないようにしたいものですね.

かしこ


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2 件のコメント:

  1. ソニーOB:佐藤2016年7月31日 1:02

    両親が5年前に引っ越して容疑者が一人で住みようになってと報道してましたが、この頃から彫り師になりたいとか入れ墨入れたりと変わって行った事と両親の引っ越しはなんらかの関連はあると思うが、その件に関しては詳細がないですね。両親のインタビューも一切ない。
    また、近所の人のインタビューは違和感があります。こいつはキチガイだから死刑にならずに無罪になる可能性がある。余計なことを言って御礼参りされたらかなわんといった感じか。
    ワイドショーに関してはひるおびなんかは話題がない時は天気でつなぎますね。「どうして
    こんなに暑いのか?」「今年は暖冬の可能性がある」と言った解説ですが、言い訳オンパレードや知ったところで役に立たない情報ばかりです。
    ミヤネ屋も天気が多い。
    なんかテレビに出る天気予報士って頭が悪そうに見えて仕方がありません。

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    1. そうそう、両親は謎ですね、影が見えないようです.出て行ったってそもそも何?どういう意味?

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